都心の上空を試験飛行 ボーイング機&東京名所の空撮写真がスゴイ

2月5日に行われた羽田空港国際線の試験飛行。その様子をはるか上空から撮影した

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西新宿上空。超高層ビルの再開発が現在も進んでおり、日本最大のマンション建設が計画されているエリア

ジェット音を轟かせビルをかすめるように飛行する大型旅客機。都心の上空を見上げ、その姿に度肝を抜かれた方も多いのではないだろうか。

来月29日から運用の始まる羽田新ルートの試験飛行がついに開始された。これまでは東京湾上空が羽田空港への飛行ルートとなっていたが、空路を都心にも拡大し発着枠を増やす狙いだ。これにより年間の国際便発着数は約1.7倍にまで増やせるという。東京五輪・パラリンピックを目前にインバウンド需要を見込んだ経済政策の一つだ。

今回、その試験飛行の様子を捉えた写真家の吉永陽一氏は語る。

「写真は旅客機のさらに1キロ上空を飛行する小型機から撮影しました。ビルすれすれに飛んでいるように見えるのは望遠レンズの妙味なんです。肉眼で見る旅客機はとても小さくミリ単位の粒でパイロットとキラッと光る機体を見つけては、小型機を旋回させ左窓から迎え撃つようにシャッターを切りました」

日本各地、ときには海外で小型機に乗り込み15年間空から都市の変貌ぶりを撮り続けてきた吉永氏。その目にこの光景はどう映ったのか。

「こんなところを飛ぶのか!? という驚きがありました。最近の街の変化は特に劇的で毎年風景が様変わりする。都市の成長が早すぎてついていけないと思うほどです。そんな中、空の景色まで変わろうとしている。東京が大きく転換する過渡期に立ち会っていると感じています」

羽田新ルートのきっかけとなった東京五輪 その”シンボル”の上空を飛行する

完成したばかりの新国立競技場の上空を通過する。15~19時に限ってこの航路の使用を想定している

陸と空で多くの人々が運ばれていく、ダイナミックな光景

一日の平均乗降者数が世界一とギネスにも認定されている新宿駅と240メートルの超高層ビルを左手に
青山上空。建物すれすれに飛んでいるように見えるが実際は高度800メートルほどを飛行している
レインボーブリッジ上空を時速およそ300キロで飛行する。高度を500メートルに下げ数十秒後に着陸する

『FRIDAY』2020年2月28日号より

  • 撮影吉永陽一

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