実名告発!「広瀬香美音楽学校」は学級崩壊 独立騒動も泥沼化 | FRIDAYデジタル

実名告発!「広瀬香美音楽学校」は学級崩壊 独立騒動も泥沼化

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音楽学校の生徒との集合写真。今後についての明確な説明はされず、広瀬は学校に姿を見せていないという

「突然の独立宣言は驚きでしたが、僕らにとっての問題はその後でした。運営側に問い合わせると、『音楽学校はこのまま継続する』と言っていましたが、正式な説明は一切なし。不安を覚えた生徒たちは、我先にと大量に退校しています」

そう語るのは、都内で会社経営をしている都筑亮太さん(33)。『ロマンスの神様』などで知られる歌手・広瀬香美が校長を務める、「広瀬香美音楽学校」に通う現役の生徒だ。

広瀬香美が自身のSNSで、突如として所属事務所から新事務所への移籍を宣言したのは、5月27日のことだった。直後に前事務所サイドが「広瀬香美」という芸名の使用禁止を発表するなど、独立騒動は泥沼化の様相を呈している。前事務所との間のことは広瀬個人の問題だが、気の毒なのはそれに巻き込まれた音楽学校の生徒たちだ。都筑さんが続ける。

「振り返れば、ここ1年くらいの間に、学校運営はおかしくなってきていました。何かにつけカネを取るようになったんです。そんな学校の方針に、広瀬さんも疑問を持っているようでした」

’99年に設立された広瀬香美音楽学校には、一般コースの他、広瀬から直接レッスンを受けられる「広瀬香美クラス」なるものがある。一般的なコースのレッスン料は1回約9000円。月に1回ほどの頻度で授業がある「広瀬クラス」は、それにプラス約8000円がかかる。

「授業料は、会場費がかかるという理由で突然2000円ほど値上げされました。発表会の様子も撮影できなくなり、自分の歌っている動画が欲しければ1800円で買わなければならなくなった。クラスの昇級テストも、受けるだけで約5000円かかるようになりました。また、選ばれた人しか入れなかった『広瀬クラス』にも、おカネを払えば誰でも入れるようになりました」

生徒が不信感をつのらせていたなかで、降って湧いた独立騒動。50人ほどいた「広瀬クラス」の生徒たちは、ここ1ヵ月の間に半数以上が辞めているという。

「皆、しばらく様子を見ていたんですが、6月20日を機にバタバタと辞めていきました。というのも、その直前に、副校長から『辞めます』というメールが来たんです。副校長は広瀬さんの愛弟子で、広瀬さんが授業に来られないときは代わりに講師をしてくれていた人。そんな人が辞めるというので、『この学校はなくなるな』と感じた生徒たちは堰を切ったように辞めていきました」

都筑さんとは別の「広瀬クラス」に通う女性もこう証言する。

「仲の良い講師に相談したら、『辞めたほうがいいかも』と言われました。副校長以外の講師も、7月か8月までにはかなり辞めてしまうと聞いています」

都筑さんを始め、生徒の大半は、「あの広瀬香美が教える」という宣伝文句に惹かれて入学している。前事務所との間にどんなトラブルがあったのかはいまだ明らかにされていないが、少なくとも音楽学校の今後については、校長である広瀬自身が説明をすべきだろう。しかし、本誌の取材に広瀬の代理人弁護士は、

「広瀬香美音楽学校における講師の仕事は責任を持って果たしております」

と回答。前事務所と音楽学校の運営会社にも取材を申し込んだが、ともに、「一切お答えできない」とのことだった。

レッスン料は値上がりし、講師は辞め、生徒も集団退校。「学級崩壊」を止められるのは、広瀬校長だけなのだが……。

本誌に証言してくれた都筑さんは、’14年頃から広瀬香美音楽学校に通っている

「広瀬クラス」の授業風景。広瀬の指導は厳しかったが、生徒の歌唱力を上げようと熱心でもあったという

写真:生徒提供

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