中居正広の独立会見を“総ヨイショ”するメディアの「気持ち悪さ」

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会見ではSMAPメンバーのことからFRIDAYのことまでNGナシで語った中居(‘16年)

人徳か、忖度か――。

元SMAPの中居正広が2月21日に行った「独立会見」が各方面から絶賛されている。

国民的人気アイドルが自ら取材記者をお出迎えし、会見はNG質問なしの時間無制限。時には笑いを交えながら、独立までの経緯を語るサマはまさに“中居劇場”だった。

翌日のテレビ・新聞はこのニュース一色。朝刊スポーツ紙はこぞって一面で取り上げ「芸能史に残る名会見」と持ち上げた。

テレビも同様で、ジャニーズ事務所の先輩である「少年隊」の東山紀之はテレビ朝日系『サンデーLIVE!!』で目を潤ませながら、

「SMAPが革命を起こした。SMAPの前にSMAPはいないし、SMAPの後に今のスタイルができた。それを作ったグループのリーダーだから、凄いことだと思う」と絶賛。

“身内”がひいきするのは致し方ないが、奇妙なのは「辛口」で知られる他のタレントMCまでもが“総ヨイショ”だったことだ。

「狂犬」の異名を持つ「極楽とんぼ」加藤浩次は『スッキリ』(日本テレビ系)で、

「何が凄いって、大手の事務所を退所したら、今までのパターンだったらしばらく仕事できなくて、何年かしてテレビに戻ってくるというのが主流だった。今回中居くんは円満に退社して仕事を続けるという、これからの道筋を作った。全部背負った感じがして『うわ~凄ぇ!』って思いました」とベタ褒めした。

毒舌でならす俳優の坂上忍もフジテレビ系『バイキング』で、中居のバランス感覚を「天才的」と称賛。会見で中居が退所を事前に報告した東山とのやり取りをモノマネで再現したことに「あの場所で芝居できる? (俺には)あの勇気はないなあ。結構、似てるしね」と驚きの声上げた。

完全に“いちファン”だったのは、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で司会を務める小倉智昭。「ほぼ2時間に近い会見なんですが、(放送時間の関係で)全部を通して見られない」とした上で「これ、DVD出ませんかね!? 絶対、売れるよ! いい会見だもんね。素敵でしたよね」と提案した。

とにかく、芸能界は「中居、すごい!」の大合唱。辛口MCまでも味方につけるのだから、ある意味無敵だ。中居を知るテレビ関係者の話。

「中居さんは共演者だけでなく、番組スタッフに対しても物凄く気配りできる人。SMAP解散を経て、一時、中居さんを“干す”動きがありましたが、彼を慕う各局の“中居組”のスタッフが死守した。今回の会見も、喋っていいところとダメなところを理解した上で、話を盛り上げている。さすがとしか言いようがありませんよ」

一方で、こんな見方もある。

2月23日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』で、コラムニストの山田美保子さんは、中居の今後について「中居君にはダウンタウンの松本人志さんとか笑福亭鶴瓶さんとか大手芸能プロダクションの大御所が付いてらっしゃるということで安泰だと思うんですね」とコメント。続けて「そういったことも独立の後押しになったと思いました」と指摘した。

「中居さんのバックには芸能界の実力者が付いており、他のタレントで言う独立とは意味合いが全然違います。中居さんは『のんびりな会』という個人事務所を立ち上げただけで、マネジメントは某大手プロダクションが実質請け負う形になるでしょう」(スポーツ紙記者)

この辺りの背景は芸能界に身を置く者ならば、すぐに調べが付く。当然、先の辛口タレントたちもだ。前出のスポーツ紙記者は、

「だから加藤さんや坂上さんが絶賛するのは、そういう背後関係をわかった上でのことでしょう。ジャニーズ事務所も、中居さんのバックにいる芸能界の大御所も、敵に回したら後々、面倒ですから」と話す。

実際、あの会見を巡っては、一部メディアが取材NGを通達されたり、テレビ各局には「中居以外の元SMAPメンバーの映像は使うな」とお達しが出るなど“負の側面”もあった。芸能界というところは長いものに巻かれる方が楽ということを、“辛口MC”たちが示してくれたようだ。

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