安倍首相の「公私混同」お花、うに、自著まで政治資金で大量購入

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
安倍事務所は地元の支援者に対して「桜を見る会」のアンケートや案内状を送付し、参加者を大量に募っていた

「支出に問題はない」

安倍晋三首相は「桜を見る会」の前夜祭に関して、自らが代表を務める「自民党山口県第四選挙支部」(下関市)が関連経費を支出していたことを国会で追及されると、そう開き直っている。

2枚目写真の領収書は、安倍首相の政治団体が「桜を見る会」および前夜祭の案内状やアンケートを地元の支援者に送付するために購入したと思われる’18年1月の切手代である。フリージャーナリストの三宅勝久氏はこう指摘する。

「『桜を見る会』の前夜祭が、安倍晋三後援会が主催した集会・パーティだったことは明らか。収支の一切を後援会の政治資金収支報告書に記載する法的義務があります。しかし、安倍首相は、参加者個人がホテルに支払いをしたから明細書や領収書はない、と見苦しい言い訳をしています。有権者を『供応接待』した公職選挙法違反を自認しているから隠している、そう思われても仕方ないでしょう」

安倍事務所の政治資金収支報告書を精査すると、「公私混同」と言わざるをえないカネの使い方が散見される。

例えば、安倍首相の政治団体「晋和会」は、’18年に焼き物「萩焼」を年2回、計約50万円分も購入している。

本誌が販売元の窯元に問い合わせると、担当者は「お中元とお歳暮で、湯のみや皿を後援会に入っておられる方、70〜80人に送っております」と答えた。

政治学者で日本大学法学部教授の岩井奉信氏が語る。

「地元の有権者に萩焼を贈ったのなら公職選挙法違反になります。そうでなければ法的には問題ありませんが、本来、お中元やお歳暮はお世話になった人にポケットマネーで贈るべきもの。それを政治資金で賄(まかな)うというのは妥当な使い方と言えないと思います」

焼き物だけではない。左頁に掲載した領収書が示すように、安倍事務所は「お花」や「うに」、さらには「自著」を政治資金で大量に購入しているのだ。

「贈り先に有権者が含まれているのは間違いないと思われるので、公職選挙法が禁止する『買収』『寄附の制限』に抵触する可能性は濃厚です。対価を得たという言い訳もあり得ますが、そうであれば政治資金規正法違反の不実記載。安倍事務所はグレーな政治資金の使い方が常態化しています。『桜を見る会』も含めて、包み隠さず説明すべきです」(前出・三宅氏)

国会でも安倍首相のウソがバレ始めてきた。そろそろ潮時なのかもしれない。

安倍首相の地元の政治団体は82円切手を’18年1月〜2月だけで2300枚以上購入していた

企画協力:三宅勝久『FRIDAY』2020年3月6日号より

  • 企画協力三宅勝久撮影鬼怒川 毅

Photo Gallary3

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事