元警視庁SP「痴漢男」に重症を負わされた被害者・妻が憤激告白

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事件が起きた千代田区の神保町駅。20代の男性は品田容疑者に押され、2mの高さから転落したという

「病院に駆け付けると、夫が全身に管を通され横たわっていました。頭蓋骨骨折と脳内の大量出血により死も覚悟しなければいけないほどの危篤状態でした。

人を守るSPという仕事をしていた人間がその体力を悪用して他人を傷付けたことを、私は絶対に許しません」

通勤ラッシュ真っ只中の駅構内が大混乱に陥った。

2月17日の朝7時、東京・神保町駅で20代の男性が階段から転落し意識不明の重体に陥った。男性を突き落とし傷害容疑で逮捕されたのは元警視庁警護課の品田真男容疑者(52)。品田容疑者は電車内で痴漢を疑われ逃走、自身を捕まえようとした男性に危害を加えた。同容疑者は高市早苗議員(58)のSPを務めていた’07年7月にも、同じく痴漢を疑われ、目撃した男性を突き飛ばしてケガを負わせている。

事件翌日の18日、被害男性の妻・Aさんが本誌に心境を語った。

「今朝、ようやく夫の意識が戻り会話をすることができました。『痴漢だ!』という叫び声が聞こえたので無我夢中で犯人を追いかけたと言っていました。普段、夜10時に仕事から帰っても皿洗いをしてくれるような優しい夫なので、人のために動かずにはいられなかったのでしょう。実は、明日19日は夫の28歳の誕生日。『特別な誕生日になっちゃったよ』と冗談交じりに話していました。身体の右側の傷が酷く、右目は開かず右耳もほぼ聞こえない状態です。今後は1週間集中治療室で治療を受けた後、脳外科のベッドの空きを待つことになっています」

痴漢容疑に傷害――品田容疑者の罪状は’07年の逮捕時と同じだ。精神科医の片田珠美氏はその理由をこう分析する。

「同じ過ちを繰り返すことを精神分析で『反復強迫』と言います。この状態にある品田容疑者は性衝動も攻撃衝動もコントロールできず、再び罪を繰り返す可能性があります。医療刑務所の中には性犯罪者に対する更生プログラムを設けているところもあるので、そうしたプログラムを受ける必要があるでしょう」

「痴漢男」には厳しい法の裁きが必要である。そうでなければ、彼は再び犯罪を重ねることになるだろう。

重傷を負った20代男性と妻のAさん。事件の2日前は二人の2回目の結婚記念日だったという
品田容疑者(右)は高市早苗内閣府特命担当相(当時)のSP時代にも、痴漢と傷害容疑で逮捕されていた

『FRIDAY』2020年3月6日号より

  • 撮影結束武郎

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