中居正広の会見翌日にキムタクを直撃「SMAP再結成説」の行方は
「SMAP再結成の可能性」と「結婚」について
2月21日、中居正広(47)がジャニーズ事務所からの退所を発表した。中居自ら司会を務め、ユーモア満載の受け答えに溢(あふ)れたこの会見は、世間から好意的に受け止められた。
退所の理由について、中居は「1~2年前から20~30代の頃のようなギラギラ感がなくなり、環境を変えないといけないと思った」と説明した。
さらに『SMAP』再結成の可能性について、「1~99%の中にはあると思います」と語った。だが実際には、「その可能性は限りなくゼロに近い」という。芸能プロ幹部が語る。
「その理由は、なぜ中居がジャニーズ退所後、『新しい地図』に合流しないのかを考えればわかります。『SMAP』解散当時は、キムタクこと木村拓哉(47)だけが退所を渋ったため、草彅剛(45)、稲垣吾郎(46)、香取慎吾(43)の3人がまず退所し、調整役として残った中居が後から3人に合流することになっていました。しかし、中居はほとぼりが冷めた後もジャニーズに残り続けました。この中居の豹変ぶりに、とりわけショックを受けたのが香取だったと聞いてます。中居が合流しなかったことに対する香取の喪失感は半端なかった。それは『SMAP』の元マネジャーで、現在は3人の所属事務所社長を務める飯島三智氏も同様だったようで、いまだに中居に対しては、わだかまりが燻(くすぶ)り続けているんです」
この点について当事者に話を聞くべく2月22日朝、本誌は都内で犬の散歩をするキムタクを直撃した。だが、記者に声をかけられたキムタクは「や・め・て・く・だ・さ・い」「ありえないでしょ」と不快感を露(あらわ)にし、その場から去っていった。
もう一つ、会見で報道陣の関心が集まったのは、中居の結婚についてだった。中居は結婚について「願望もないし無理」と否定したが、これは一種の「ポーズ」であるという。彼の知人が語る。
「’09年に交際を始めた振付師でダンサーのAさんとは今も関係が続いており、都内の一等地にある約10億円のマンションで同棲を始めたとも言われています。もちろん結婚も視野に入れています。会見で結婚を否定したのは、マスコミの注目が殺到してAさんに迷惑がかかることを防ぐため。彼なりの気遣いです」
「中居劇場」ともいえる会見でメディアや世間を盛り上げながらも、一番触れてほしくないことに関しては巧妙にはぐらかすことに成功したのだった。
『FRIDAY』2020年3月13日号より
- PHOTO:蓮尾真司(1・2枚目、本誌未掲載カット)、西圭介(3枚目)、島颯太(4枚目)、原一平(5枚目)、西原秀(6枚目)