宮迫博之が語った「ユーチューバー批判」「復帰」「息子について」
直撃撮に「前向きに頑張るしかない」
「もうちょっと大人しくしといたほうがええんちゃうか……」
これは、『雨上がり決死隊』宮迫博之(49)のYouTuberデビューについて、『ダウンタウン』松本人志(56)がテレビ番組上で語った言葉だ。
「闇営業」問題で謹慎中だった宮迫が1月29日にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』を開設して以来、芸人仲間や世間からは批判の声が殺到している。
「初めにアップした謝罪動画は低評価の数が高評価の数を上回る残念な結果に。『ロンドンブーツ1号2号』田村亮(48)の復帰に合わせてチャンネルを開設したことや、会見も開かずに活動を再開したことが原因でしょう。一番怒っているのは、相方の蛍原(ほとはら)徹(52)。彼はコンビ揃(そろ)って公の場で謝罪し、再スタートを切るべきだと主張していた。しかし、それを裏切る形で宮迫がYouTuberデビューしたことで、彼は蛍原の顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまった」(スポーツ紙芸能デスク)
身勝手な行動により仲間内から〝総スカン〟を食らっている宮迫は、今どのような心境でいるのか。2月22日の昼過ぎ、宮迫は自宅から大きめのスーツケースを抱えて現れた。心なしか頬がこけ、全体的に痩(や)せたようにも見える。本誌は、彼が現状をどう捉えているのかを聞くべく、直撃取材を試みた。
――YouTube配信に関して芸人仲間から批判の声が挙がっていますが。
「知ってます、知ってます。僕のことを思って言ってくれていることなので、そういう意見も参考にしつつ、やり方を理解してもらえるようにお話ししてます」
――『ロンブー』亮さんとの復帰の仕方の差についてどう考えていますか。
「それは仕方のないことだと思いますね。応援できないと言っている人たちにも認めてもらえるよう頑張るしかないです」
――テレビ復帰の予定は。
「相方が待っているので早く復帰したいです。YouTubeはテレビ復帰への近道なんじゃないかと思っています」
――相方の蛍原さんへの思いは。
「僕の中で、『雨上がり決死隊』として一生やっていこうという思いがある。この思いは口に出してはいないですけど、相方はわかってくれていると思います」
――「闇営業」報道を振り返って。
「ご迷惑をおかけした方々には申し訳ないですし反省はしていますが、いつまでも下を向いているわけにはいかないので、今はすべて前向きに考えています」
――先日、宮迫さんの長男で、お笑い芸人を目指す藤井陸さん(18)がフライデーに登場してくれました。
「見ましたよ! フライデーさんの記事で僕はこうなりましたけど、それと息子の人生は違うんでね。『おまえのためになるんだったら出ろ』と声をかけました」
宮迫は「風強いから気ィつけてや!」と言い残すと、送迎車で去っていった。
「闇営業」問題で宮迫が失った信頼は計り知れないほど大きい。彼が再び信用を取り戻し、完全復活を遂げるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。




『FRIDAY』2020年3月13日号より
撮影:坂口靖子