帰国時の不逮捕特権に例外も…「関係先を家宅捜査」されたガーシー議員の“警察の本気度” | FRIDAYデジタル

帰国時の不逮捕特権に例外も…「関係先を家宅捜査」されたガーシー議員の“警察の本気度”

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関係先に家宅捜索が行われた参議院議員のガーシー氏(オフィシャルYouTubeチャンネルより)
関係先に家宅捜索が行われた参議院議員のガーシー氏(オフィシャルYouTubeチャンネルより)

NHK党のガーシー参議院議員がいよいよ大ピンチを迎えている。

1月12日、ガーシー議員はこれまでユーチューブやSNS等の動画配信などで複数の著名人らを脅迫したなどの疑いがあるとして、警視庁がガーシー議員の関係先に家宅捜索を行ったと読売新聞や日本テレビが報じた。

複数の著名人らが脅迫や名誉毀損の被害を訴え告訴状を提出しており、警視庁が本腰を入れて関係先を捜索したという流れだ。

「家宅捜索を受けたのは、動画投稿サイトの収益を管理している会社の前代表と現代表の関係先です。ガーシー議員はBTSに会わせると言って詐欺を働き、現在もドバイに身を隠しています。

今月から召集される通常国会に初登院する意向で、警察が要請している任意聴取にも応じると明かしていました。しかしここにきて関係先にガサが入ったとなると警察もいよいよ本丸に切り込むつもりでしょう。ガーシー議員逮捕への包囲網が張られているといってもいいと思います」(全国紙記者)

ガーシーはこれまで綾野剛や城田優など芸能人の暴露情報に加え、楽天の三木谷浩史会長や、岸田首相の側近である木原官房副長官にまでケンカを売っている。どれが直接的な理由にあたるのかは分からないが、警察が本気を出してきているのは間違いないだろう。

「ガーシー議員は当選する前から不逮捕特権を得るために国会議員になりたいと話していました。それもあって今月の通常国会中に帰国するつもりのようで、逮捕されない可能性もあります。

しかし国会法第33条では国会議員の不逮捕特権にも例外はあるとされていて、一つは所属する参議院が認めた場合。もう一つは院外においての現行犯逮捕の場合です。警察が本気度を見せているため、例外で逮捕に踏み切る可能性はあると思いますよ」(政治ジャーナリスト)

もし逮捕・起訴されれば辞職勧告決議案が提出される可能性はあるが、法的拘束力はないため、ガーシー議員が従わなければ国会議員であり続けることになる。国民の代表として当選した国会議員の地位は、それだけ守られているということだ。

ガーシー議員は警察に任意の事情聴取を要請されたことが分かった際も、

「(有料オンラインサロンを)1か月無料で配信してお前ら徹底して(暴露話を)拡散したるからな。(告発したのか)誰か分からんかった場合、連帯責任で全員いったるわ。

どこにいるか居場所も分からんようにしてやったるわ。面と向かって物言われへんねやったらやってくんなこらカスほんま!!」

と、宣戦布告の動画配信をしていた。

警察に事情聴取を求められても暴露を宣告するという強気の姿勢を見せていたガーシー議員。Xデーは近づいてきているのかもしれない…。

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