あの「走り屋の聖地」は緊急事態後も自慢のクルマで満車状態
マークII、チェイサーなどの国産名車、マセラッティなどの高級外車がズラリ!
緊急事態宣言の発令後、最初の金曜夜。
「走り屋の聖地」
そう呼ばれる首都高速の神奈川5号大黒線上の『大黒パーキングエリア』(横浜市)に本誌記者は立ち寄った。さすがにガラガラだろうと思いきや……東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、山梨など各地のナンバープレートを付けたクルマで駐車場はほぼ満車状態。
トヨタのマークⅡやチェイサー、日産・シルビアをはじめとする’90年代半ばの国産名車から、高級外車・マセラティ、音響族や痛車まで個性的な愛車がズラリと並んでいた。まるでモーターショーだ――。
「車の外に出なければ問題はありませんが、駐車場内でたむろする様子も散見されます。いつもの仲間と集まりたい気持ちはよくわかるんですが……」(自動車生活ジャーナリスト・加藤久美子氏)
ここに集まるクルマ好きにとって、外出自粛なんてどこ吹く風なのだろう。
『FRIDAY』2020年5月1日号より
- 撮影:結束武郎