進化し過ぎでしょう!?大阪はかき氷もやっぱりぶっ飛んでる

封印を解いて、グルメライター猫田氏が大阪の“超”進化系かき氷を片っ端から食べまくった

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「かき氷には並びません」が私のマニフェストだったのですが、あまりにも女子がかき氷に命賭けてるので、そんなにいいものなら一度食べてみてやるか…と上から目線で食べ歩いてみました。

するとやはり大阪、人間と同じでかき氷もキャラ立ってましたよ。そんなかき氷初心者の猫田が若い女子に混じってかき氷食べまくったレポートをお届けします。

おそらく大阪一エキセントリックなかき氷:『麺とかき氷 ドギャン』(谷町四丁目)

「レインボー王蟲かき氷」1500円(税込)は宮崎駿も唖然とするほどの力作
あ…あ….と聞こえてきそうな、「カオナシかき氷」950円(税込)

ウゲー! と声が上がりそうなかき氷。「ドギャン」は本来宮崎料理居酒屋ですが、谷町四丁目店では鶏そば、台湾まぜそば、ローストポーク丼、チーズドック、タピオカ等々、当たりそうなもんなら何でも置いてる! と思いきや、全部ちゃんと味にもこだわってます。

「チョコミントかき氷」950円(税込)。王蟲とカオナシの後だと、これが普通に見えちゃうから不思議!

現在扱っているのは「チョコミントかき氷」「カオナシかき氷」「レインボー王蟲かき氷」ですが、これまでにも人間が食べて良いのか迷うレベルのかき氷を繰り出してきました。

過去にはこんなのもあった、ラーメンかき氷
これも過去の作品、「節分かき氷」。もはや、かき氷って何だっけ? と自問してしまいますね
  • 【かき氷を確実に食べる方法】
  • かき氷の予約不可。土日以外の平日のかき氷提供は13時〜。

■『麺とかき氷 ドギャン』のインスタグラムはコチラ

おそらく大阪一デカいかき氷:『みしょう』(中崎町)

赤肉メロンを半玉くり抜いて器にした、なんたる狼藉的な「生メロンミルク」2000円(税込)

オサレな店が並ぶ路地のほっそい階段を登るこちら、予約優先制ですが休日は予約しても待つことがあるばかりでなく、予約しないと相当待ちます。三連休の初日は3時間待ちました。猫田史上一番待った店ですね。

メニューは日替わりで、季節のフルーツを使ったかき氷と、あんこ系、クリームチーズ系が計6種ほど

かき氷はどれも、運ばれていくのを二度見するほどデカい。バレーボール大ぐらいあります。男性客が「俺もう、限界や…」と言って彼女に食べてもらっている光景も目の当たりにしました。

メロン果肉が氷に貼り付けてあり、よく落ちないなあと感心しました。

かき氷に2000円って正気!? とお思いでしょうが、今ドキのかき氷は1000円越えが当たり前。みしょうのかき氷は、「かき氷」と思ってはいけません。氷を土台にした高級フルーツのア・ラ・モードとでも言うのでしょうか。

  • 【確実にかき氷を食べる方法】
  • 予約は営業日前々日までの19時以降にダイレクトメッセージにて。予約なしでも席を用意していますが、ヘタすると3時間ほど待つので、予約が確実。

『みしょう』のインスタグラムはコチラ

言うなれば「おいしい妖怪」!:『cafe12』

ついにかき氷にトウモロコシがのる時代が来たかー。としみじみ感心しました

かき氷屋が比較的怖いお店が多い中(あまりにも行列するのでピリピリしてるのだろうか)、こちらはフレンドリーで安心します。

頼んだのは「コーンdeストロベリー」1300円(税抜)。運ばれた時、隣の人が「コーンポタージュかかってる!」とヒソヒソ言っていました。友人に写真を送ったら「千と千尋でお風呂入りに来たドロッドロの妖怪みたい」と、到底かき氷に対するコメントとは思えない返事が来ました。

正直、これ猫田的No. 1! 上のコーンは少ししょっぱくて、ブラックペッパーがアクセント

コーン部分を掘削すると、甘いイチゴソースと溶け合って酸味のある新たな味わいに。また氷が、ささめ雪ですか!  ってほど繊細でソフト。「特別な氷ですか?」と聞いたら「普通のです」…。いやそんな訳ねえだろう、と問い詰めたら「温度管理を徹底して、ふわふわの口当たりにしてるんです」とのこと。こだわってないふりして、ニクいねえ!

中にもしっかりコーンが! イチゴソースと合うんですねえ

途中、ストローを持って来てくれます(かき氷屋では普通らしい)のでシェイクとしても楽しめます。最後に、湯飲みを持って来たので何かと思ったら、「熱湯です。頭キーンとしないように」。かき氷業界、ホスピタリティも進化しているんですねー。

ハロウィン限定で登場した「ムラサキ芋とパンプキンのかき氷」。インスタで「エヴァ初号機みたい!」とコメントされていました
「チョコミントピンクエスプーマ」。どこがチョコだよ!と思いきや、中にがっつりチョコミントが入っています
  • 【確実にかき氷を食べる方法】
  • 予約不可。開店の少し前に並んでおくと、一回転目に入れる可能性大。

■『cafe12』のフェイスブックはコチラ

並ばなくても食べられる!  穴場店:『がるる氷』(中崎町)

「珈琲屋のティラミス」は男性にも人気だそうです

3時間も並んだら熱中症なるわ!  という人は、商店街の中にあり比較的並ばずに入れる「がるる氷」へ。

かき氷にしては良心的な700円〜という値段。「アボカドキャラメルミルクinグレフル」「安納芋」「キャラメルかぼちゃクリーム」など女子が好きなテイストを繰り出す中、人気はこの「珈琲屋のティラミス」1000円(税込)。姉妹店「ガルル珈琲」のオリジナルブレンドコーヒーを濃くドリップしたシロップと、上のエスプーマとほろ苦いココアが混ざって、最後にアイスカフェオレのようになるのがたまりません。

シンプルな見た目ですが、かき氷って美味しいなー! と素直に思いました(笑)
  • 【確実にかき氷を食べる方法】
  • 予約不可ですが比較的入りやすいので、開店と同時に行けばすぐ食べられる可能性大。

■『がるる氷』のインスタグラムはコチラ

フルーツとスイーツのタワマンかよ:『かき氷研究所』(本町)

「モンブランレボリューション氷」1400円(税抜)は、マロンクリーム、カシスのシロップ、チーズケーキ、アールグレイシロップなど。現在休止していますが、秋以降復活予定

スイーツレポーターちひろさんが開いた、元祖かき氷の名店。こちらはEXILEや関ジャニほか、男性タレントも訪れる店です。かき氷はこれまたサッカーボールくらいのサイズで、フルーツにエスプーマ、チーズケーキ、コンフィチュールなどが詰め込まれ多層構造もいいとこ。ちひろさんってどんな可愛らしい女性かと思っていましたら、男性なんですね。

「朝採りイチジク氷」1500円(税抜)、シンプルな見た目からは想像できませんが、中にもエスプーマ、バスク風チーズケーキなど甘いもんのオンパレード
「ピーチピタヤヨーグルトチーズ氷」1400円(税抜)。桃、チーズエスプーマ、ドラゴンフルーツ「ピタヤ」のヨーグルトシロップ、バスクチーズケーキなど、個別に食べても美味いじゃん! って素材を一皿にぶっこんじゃうなんて…
  • 【かき氷を確実に食べる方法】
  • 近くの「ちひろ菓子店」でもかき氷を提供。2店舗とも前日までの予約可能。

■『かき氷研究所』のフェイスブックはコチラ

かき氷を色々食べ歩いて、思ったのは「冷えるな!」ってこと!  ってあたりめーだろと怒られそうですが、こんなにクリームとかスイーツとかゴテゴテ乗ってるかき氷でも、ちゃんと冷えます。

しかしどの店も満席だわ並ぶわ、大繁盛です。私もかき氷売ったら儲かるかなーとか考えてしまいましたが、氷だけじゃなくてエスプーマとかおいしいソースとか高級フルーツとか、案外原価かかりそうなのでやめときます。

【東京】『第3次ブーム到来!「氷活」女子に話題の進化系かき氷とは』はコチラ

  • 取材・文・写真猫田しげる

    1979年北海道函館市生まれ。京都のタウン誌、北海道の新聞地域面、東京の街歩き雑誌、旅行本などの編集・ライター業に従事。2019年4月から拠点を札幌に移動し、ウェブライターとしてデカ盛りから伝統工芸まで幅広い分野で執筆。弱いのに酒好きで、「酒は歩きながら飲むのが一番旨い」が人生訓。

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