松山英樹「来年は優勝」目標でもメジャー制覇に必要なモノとは | FRIDAYデジタル

松山英樹「来年は優勝」目標でもメジャー制覇に必要なモノとは

次回は早くも4月に開催! 首位と1打差の6位タイで 決勝ラウンド進出も13 位タイでフィニッシュ

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マスターズ最終日(11月15日)、15番ホールで豪快なアイアンショットを放つ松山。ボールとメンタルのコントロールに苦しんだ(写真:AP/アフロ)
マスターズ最終日(11月15日)、15番ホールで豪快なアイアンショットを放つ松山。ボールとメンタルのコントロールに苦しんだ(写真:AP/アフロ)

第2ラウンドが終わった時点で、首位と1打差の6位タイ。今年の松山英樹(28)はいつもと違う。9回目の出場にして、日本人初のマスターズ制覇だ――。日本のゴルフファンなら、テレビの前で誰もがそんな期待をしていただろう。

だが結局、第3ラウンド以降は得意のアイアンが乱れてしまいスコアを伸ばせず、13位タイに終わった。それでも、ゴルフジャーナリストの武藤一彦氏は収穫があったとこう指摘する。

「いつもの松山なら、メジャー大会の前週は必ず休んでいました。それが今年に限っては、ヒューストンオープンに出て2位に入ったんです。自分のやり方を変えて、良い結果を出した身体の動きのまま、マスターズに臨めたんです。3日目からは精神的な疲れが出たように見えましたが、総合力は上がっています」

今年のマスターズはコロナ禍の影響で開催が遅れたが、来年は例年通り4月に行われる。そして、松山がメジャーを制覇する可能性は十分にある。

「3日目以降の失速について、松山は『自分(の精神状態)をコントロールできなかった』と語り、しっかり分析ができていました。これまでなら『メンタルは関係ないです』と言っていましたから、これは大きな進歩です。自分の弱さに気づき、受け入れている。確実にマスターズ優勝に近づいていると思います」(ゴルフジャーナリスト・舩越園子氏)

大会後、松山は「来年は必ず勝てるように頑張る」とリベンジを誓った。5ヵ月後、グリーンジャケット姿を見られるか。

思うように転がらないオーガスタのグリーンによって、バーディを何度も逃した(写真:Getty Images)
思うように転がらないオーガスタのグリーンによって、バーディを何度も逃した(写真:Getty Images)

『FRIDAY』2020年12月4日号より

  • 写真Getty Images、AP/アフロ

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