仲里依紗の「すっぴん上等」ユーチューブが共感を集めるわけ

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ステーキ店の窓際に座り、家族で幸せそうにステーキを頬張る仲と中尾夫妻(’18)

大物芸能人によるYouTube参入が続く中、ひときわ異彩を放つ人物がいる。TBSドラマ『恋する母たち』のセレブ美人妻役が記憶に新しい女優 仲里依紗だ。

4月に開設し、すでに登録者数101万人!

現在、登録者数101万人(2021年1月5日時点)を越えるYouTubeチャンネルは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が言い渡された4月7日のちょうど一週間前にあたる4月1日に突如開設。

「祝YouTube 初投稿 LEDとお赤飯でお祭りよ♡」と題し、LEDで光るチューブで「仲」と描いた手づくりの“祝いTシャツ”を着て、暗闇で赤飯を食べる動画を投稿。いわゆる“女優”のイメージの斜め上を行く、飾らなさ過ぎる姿に驚いた人も多かったはず。

夫の中尾明慶(愛称:キツネさん)と息子(愛称:トカゲくん)と保護猫(おかか)と暮らす仲。育児と仕事の合間をぬって、開設から半年足らずで70本以上、週1〜2回とハイペースで動画を投稿している。しかも、撮影から動画編集まですべて自身で行っているのも他の芸能人YouTuberと大きく違う点で、その素人感満載の仕上がりが「親しみが持てる」という声も多い。

主な動画のテーマは、モーニングルーティーン、自前メイク、買ったもの報告など、仲の日常を切り取ったもの。「あれ、普通じゃない?」と思った人は、これから紹介する動画を見ていただきたい。大勢いる人気YouTuberの中でも一線を画す存在であることを痛感するだろう。

お蔵入り寸前。「ぶっとび」コスプレ動画

12月23日に公開された、お蔵入りにする予定だったという衝撃動画。ある日、甥っ子のお守りをすることになった仲が、「たぶん好きなはず」と〇ン〇ンマン風のコスプレを披露する。

「ちょっとやばいやつかもしれない。史上最強に意味不明な感じのものが仕上がってしまいまして、というか撮っちゃってて、急いで編集したやつをお見せしますが、先に謝っておきます、本当に申し訳ございません」と前置き。

楽天で購入したという変身セットに着替え、〇ン〇ンマン風メイクを施した仲。甥っ子に半ば強制的に「〇ン〇ンマン」と呼ばせるまでの掛け合いで笑いを誘ったかと思うと、甥っ子にプラレールを壊され泣く息子をなだめたり、甥っ子を抱っこしてあやしたりと、コスプレ姿でシッターというミッションを遂行する姿に「こんなお母さん素敵すぎる」「やさしいママ感が溢れでてる」と、母の顔にも賞賛の声が集まった。

すっぴんに部屋着…生活感あふれる24時間密着動画

再生回数320万回を越える「仲里依紗の休日♡24時間密着して観察してみたよ」では、朝起きてから眠るまでの一日を、自らカメラをまわして密着。

朝5:00起床。眠そうな目をこすりながら、めちゃくちゃだるそうにスッピン姿で夫と息子のお弁当をつくるためキッチンに立つ仲。無表情で、作り置きした冷凍食材と夜ご飯の残りを弁当箱につめてふたりを送り出したあと、リンゴを食べながらレディガガやアリアナグランデをかけてノリノリで踊り出す。マイク代わりに持っているのは、掃除に使うコロコロ(笑)。

朝ごはんは、白米に海苔、納豆、保存容器に入ったままの夜ご飯の残り(煮物)など。朝風呂に掃除、洗濯と家事をひと通りこなし、自宅でYouTube動画の撮影。その後、自らの運転でトレーニングジム、岩盤ヨガへ行き、スーパーへ買い出し、家族と食事、息子を寝かしつけてからソファで3時間ほど寝落ち。深夜に食器洗い、アイロンがけ、動画編集をしてから寝るまでを、包み隠さず公開している。

「まじでこれ本気リアルだから」というこの動画には、「母って偉大」「しっかり休む日をつくってね」「お母さんお疲れさまです」と、ねぎらいのコメントが殺到した。

想像を超えた完成度のコギャルメイク

スッピンに部屋着姿、生活感あふれる部屋や普通の朝ごはん……一般人と変わらない暮らしぶりに共感する人が多いとはいえ、やっぱり女優。いくつか投稿しているメイク動画の中でも、ぶっちりぎりで「やばい!」と話題の動画はこちら。「伝説の黒ギャルメイクやってみた」。

小学4年生の頃から憧れていたというコギャル。中でも、1990年代後半から2000年初頭頃に流行った「ヤマンバメイク」を施し、想像をはるかに超える完成度の高い“黒ギャル”を披露した。

ヤマンバメイクと言えば、日焼け肌を通り越したどす黒い肌。おそらくいちばん暗い色のファンデーションでベースをつくったら、上下のまぶたにクレヨンタイプの白シャドウと「自分が持つありったけの白」を重ね、ノーズシャドウ、アイライン、つけまつげと着々と手順を踏み、ラインストーンとカラコンをつけてメイクは完了。

途中「大丈夫かな。わたし女優だよね、怒られないかな」とポツリつぶやきながらも、金髪のウィッグをど派手なヘアゴムでふたつ結びに。メイクの手際の良さはもちろん、ツボをおさえた小道具の用意周到ぶりに、仲の“黒ギャル”へのリスペクトが感じられる。仕上げは、ドン・キホーテで購入した着ぐるみ姿で、自作(?)のユーロビートにあわせた“想像パラパラ”を踊り締めくくった。

2021年を迎えたにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大は、未だ収束の兆しが見えない。そんなモヤモヤした気持ちを、ぱっと明るくて照らしてくれる仲里依紗のYouTubeチャンネル。彼女を真のエンターテイナーと呼ばずになんと呼ぶ?

  • 取材・文大森奈奈

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