スザンヌ、平愛梨…『スクール革命!』歴代女生徒の魅力と実力

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天然系から“バラエティ強”勢へ? 朝日奈央、高橋ひかる…、「スク革」の女生徒黄金時代が到来!?

関東ローカルにもかかわらず、毎週Twitterでトレンド入りを果たす人気番組『スクール革命』。2009年4月のスタートから10年以上の歴史を持ち、常に「全国ネットで放送してほしい」とファンの間で切望され続けている番組でもある。

「学校」そのものの空気のなか、内村光良先生をはじめ、アンタッチャブル・山崎弘也、オードリー、Hey!Say!JUMPの山田涼介、知念侑李、八乙女光、昨年SixTONESとしてデビューした高知優吾など、「J組」メンバーたちはファミリー状態で、繰り広げられる「団体芸」にはもはや熟練の技を感じるほど。

それぞれの生徒のキャラもまた、10年以上にわたる歴史の中で変遷したり、新たな面が見つかったりしている。

  • ・ザキヤマ→うるさい(これは不変)・小学生の時の運動会のリレー写真で持ってるバトンがちくわぶに見える・血液ドロドロで死にそう(占い師・魚ちゃんにいわれた)→まさかの結婚
  • ・オードリー若林…人見知り・南沢奈央との熱愛スクープ前に占い師の魚ちゃんに見抜かれていた・笹塚のガールズバー通いが趣味→まさかの結婚
  • ・オードリー春日…実は常識人でクイズ強い・一言も喋らないで終わる「完封試合」もある(by若林)・ドッグカフェのクミさんを狙っている→まさかの結婚
  • ・山田…スターなのに「普通の人」でポンコツ、もはや芸人
  • ・知念…腹黒・毒舌・お金大好き・何でもできる
  • ・八乙女…謎かけが異常にうまい・おバカ発言が多いことから「おバカの本館」
  • 高知…番組オーディションからメンバーに。芸人へのムチャぶりが恐ろしい「天然・天才」→八乙女とセットで「おバカの別館」

しかし、この番組を語るとき、忘れてはいけない重要なポイントの一つに「女子生徒」の存在もある。

週替わりで登場する「女子生徒」枠は一人で、かつてはスザンヌ、平愛梨といった「天然系」と、関根麻里、優木まおみといった「賢い系」で構成されていた。

天然系と内村先生の相性の良さは、数多いる芸人との絡みからしても想像通り。もちろん想像を上回る天然ぶりを見せてくれるわけだが、さらにこの番組のおかしいところは、賢い系の中でそのイメージが変わらなかったのは関根麻里のみで、優木まおみは新たなキャラを発掘されてしまったこと。

そもそも国立大卒という経歴もあり、グラビアなどで「エロ賢いお姉さん」と謳われていた優木まおみは、如才なさ・立ち回りのうまさも含めて、同性にあまり好かれていないイメージがあった。

しかし、この番組では「バスタオルをめったに洗わない」という発言から「大雑把でやや不潔でちょっと残念な人」になってしまった。しかし、そのキャラができてからというもの、大雑把具合はどんどんエスカレートしていき、自ら積極的に不潔ネタをぶっこむことも多く、『スク革』ファンの間では好感度が上昇。安心して見られる「汚れキャラ」を買って出て、番組を盛り上げてくれていた。

とはいえ、人気番組であっても関東ローカルだけに、優木まおみに対する同性の評価は、「スク革」を観ているかどうかという、「スク革フィルター」の有無によって、大きく乖離してしまう奇妙な現象が起こっていた。

『スク革』で、新たなキャラを発掘された優木まおみ。この番組での「バスタオルをめったに洗わない」という発言から「大雑把でやや不潔でちょっと残念な人」に(写真:アフロ)

だいたい4人の中でローテーションとなっていた女子生徒だが、スザンヌは結婚・出産を経て離婚。関根麻里は結婚・出産。優木まおみは結婚・出産。平愛梨は結婚・出産+イタリア移住。それぞれ家庭を持つなどして、次の世代に引き継がれていく。

ところが、そこから渡辺直美橋本環奈などの超多忙でめったに出演できない人気者や、あまりJ組に馴染まない感じの伊藤萌々香小池美由、ザキヤマと同じ人力舎の「いかちゃん」、さらに本田翼本田望結鈴木奈々など、パブ込みの出演も含め、かわるがわる様々な女子生徒が登場するようになる。

やはりしっかりできあがったファミリーの中にレギュラーとして途中参戦するのは、そこそこ時間の工面ができて、よほどのド天然か、バラエティ強者じゃないと無理なのか……と思っていた。

ところが、今、「スク革」の女生徒黄金時代が到来している気がする。

『そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?』などに出演するモデルの生見愛瑠は、おそらく天然系・おバカ系という系譜なのだろうが、過去のスザンヌ、平愛梨らのレジェンドに比べると、まだだいぶ弱い。

しかし、現在のバラエティクイーンともいえる朝日奈央の「転入」は、この上なく理想的だった。さすがの売れっ子で、バラエティ力が抜群に高く、サービス精神も旺盛で、やたらうるさく絡むザキヤマに対して眉間にしわを寄せ、「やだ、この人~~」などと苦情を言い、じゃれ合う様子などは「リアル教室風景」を見るようで、なんだか微笑ましい。

バラエティクイーン、朝日奈央の「転入」は理想的だった

そして、これまでいなかったタイプの超不思議ちゃん系美人・女優の白石聖は、まだまだ全然読めない。すました綺麗な顔で、思いもよらない方向から、あさってな回答を繰り出してみせるなど、潜在能力の高さは抜群だ。

そして、『スク革』の新たな希望の星は、高橋ひかるである。これまで同番組はなんだかんだでHey!Say!JUMPのメンバーたちの話題や、ザキヤマイジリの春日ネタなどでTwitterトレンド入りを果たすケースが多かったのだが、高橋ひかるは本人の言動で単独トレンド入りしてくる実力者」なのだ。

というのも、高橋ひかるは「オードリーのオールナイトニッポン(ANN)」のヘビーリスナーを指す「リトルトゥース」としても知られているオードリー好き、大のお笑い好きであり、『スク革』においては突然関西弁でキレる怖い人(特に、さらば青春の光・森田が宿敵のようでもある)でもあり、おまけに「筋肉大好き人間」なのだ。

お笑い好きだけあって、コテコテの鉄板にも対応できるし、自ら暴走もできるし、単独で持っている「属性」、ちょっと多過ぎて欲張り過ぎませんか。実に良いことだと思う。

『スク革』の新たな希望の星、高橋ひかる

そんなわけで、結婚・出産などで初期の女子生徒たちが離脱して以降、なかなか固定メンバーが定まらなかった女子生徒が、ここにきて非常に充実の顔触れとなっている。女子生徒のパワーアップも追い風となり、2021年の『スクール革命』もますます楽しみだ。

  • 田幸和歌子

    1973年生まれ。出版社、広告制作会社勤務を経てフリーランスのライターに。週刊誌・月刊誌等で俳優などのインタビューを手掛けるほか、ドラマコラムを様々な媒体で執筆中。主な著書に、『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』(太田出版)、『KinKiKids おわりなき道』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』(ともにアールズ出版)など。

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