ビックリ道路大集合…!これが「酷道・怖道・険道」だ | FRIDAYデジタル

ビックリ道路大集合…!これが「酷道・怖道・険道」だ

国道なのに歩行者用階段、府道なのにまったくの未整備、鍾乳洞内を通るトンネルほか

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県道300号線 羽山(はやま)第二隧道(ずいどう)[岡山県高梁市] 1921年に鍾乳洞を手作業で掘削し、作られて以降、そのままの形で残されている。内部にはまったく明かりがなく、完全な暗闇が30m以上続くという

交通先進国である日本だが、過酷な道路は意外なほど多数存在する。たとえば岡山県の県道・羽山第二隧道は鍾乳洞を利用しており、全長32mほどの道中、照明は一切ない。幅も3mしかなく、一瞬でもハンドルの操作を間違えば壁に激突してしまう。

なぜこのような悪路が国道や県道に指定されているのか。『ふしぎな国道』の著者である佐藤健太郎氏が語る。

「国道や県道へ昇格すると整備予算が増加します。そのため先に指定だけはするのですが、需要の減少などで工事だけが行われない。結果、整備されていない名ばかりの道が生まれてしまうのです」

魅力あふれる〝酷道〟をご紹介!

手結港(ていこう)可動橋[高知県香南市]

手結港(ていこう)可動橋[高知県香南市]

県道225号線に接続する橋。一日に7時間しか通行できず、ほかの時間は船舶用に開けられている。

奈良県道・大阪府道704号[奈良県葛城市~大阪府南河内郡河南町]

奈良県道・大阪府道704号[奈良県葛城市~大阪府南河内郡河南町]

ハイキングコースとしての需要が高く、舗装されずに残されている。悪路は大阪府が管理する平石峠周辺のみ。その区間は二輪車のみ通行が許されている。

国道157号線[石川県金沢市~岐阜県岐阜市]

国道157号線[石川県金沢市~岐阜県岐阜市] 写真:Motor-Fan.jp

酷道マニアの聖地。最狭2mという道幅に加え、道を横断する川があるなど悪路が続く。

国道339号線 階段国道[青森県東津軽郡外ヶ浜町]

国道339号線 階段国道[青森県東津軽郡外ヶ浜町]

元々は県道で青函トンネル建設時に国道に指定された。後に県が小学校への通学路として一時的に階段を作ったのだが、「日本唯一の階段国道」と話題になったことで保存が決定。年間13万人が観光に訪れる。

国道410号線 四町作(よまちさく)第一隧道[千葉県君津市]

52mの区間すべてが手作業で掘られた。日本で2番目に古いトンネルで、開通は1902年に遡(さかのぼ)る。国道に指定されたものの、現在も工事は行われず

井川大橋[静岡県静岡市]

県道60号線に接続する全長258mの橋。最大重量2tまで耐えられるが、安全のため1台ずつしか渡れない

大戸の洗い越し[千葉県夷隅郡大多喜町]

『洗い越し』とは道路を川が流れている区間の名称。町道だが、地元民以外の使用は禁止

『FRIDAY』2021年1月29日号より

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