春の大改編で勃発する「朝の情報番組」視聴率バトルの行方 | FRIDAYデジタル

春の大改編で勃発する「朝の情報番組」視聴率バトルの行方

スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」

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小倉智昭の後を継ぐことが決まった谷原。「2〜3年前から名前が挙がっていた」(フジ関係者)という〝恋人〟は新たな「朝の顔」となれるか 写真:時事通信社

3月26日で22年の歴史に幕を閉じる『とくダネ!』(フジテレビ系)。後番組『めざまし8』の司会を谷原章介(48)が務めることになった。

「かつて谷原が『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』の司会を任せられたのは、MCの実力はもちろん、スキャンダルと無縁で安心感があるから。そのうえ、バイクやテニス、料理と多趣味でトークの引き出しが多い。さらに子育てにも積極的に参加しているから庶民的な感覚も持ち合わせている。女性視聴者からの支持も高く、朝の顔としてはうってつけでしょう」(広告代理店関係者)

『ロンドンブーツ1号2号』田村淳(47)をコメンテイターに起用するなど、リニューアルするも打ち切りが決定的な『グッとラック!』(TBS系)の後番組は、『麒麟』川島明(41)が司会を務める生活情報番組になるという。

「芸人ですけど、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』に出演していたから、お年寄りや女性にも広く知られている。大喜利からフリートークまでこなす器用さは誰もが認めるところですが、ソツがなさすぎて帯番組のMCとしては存在感が薄いかも……と不安視する声もあります」(キー局プロデューサー)

日本テレビは『ZIP!』から桝太一アナ(39)が卒業。桝アナの後任に『スッキリ』からエースの水卜(みうら)麻美アナ(33)を持ってきて、彼女が抜けた穴に3年目のホープ、岩田絵里奈アナ(25)を起用するという布陣を敷いた。

「フジは谷原を獲得して鼻息荒いですが、逆に言えば朝の顔を任せられるアナウンサーを自前で育成できていないということ。5時台の『ZIP!』でエースの水卜アナが摑んだ視聴者を岩田アナに繋げる戦略に、日テレの余裕を感じますね」(制作会社ディレクター)

テコ入れした3局を視聴率王者の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)が迎え撃つという構図を見て、前出の広告代理店関係者は「新型コロナの影響が出ている」と分析する。

「ナショナルスポンサーが業績悪化によって広告費を削減する一方で、洗剤やボディケアグッズなどの生活用品業界はステイホームで売り上げを伸ばしており、テレビショッピングなどの〝インフォマーシャル企画〟のオファーが増えているんですよ。TBSが生活情報番組にシフトするのは、インフォマーシャルを扱いたいからでしょう。他局を見ても谷原ならイクメン、水卜アナは女性目線で商品を紹介できます」

春以降、「朝の情報番組で芸能や時事ネタが取り上げられる機会が減るでしょう」と予測するのは制作会社幹部だ。

「ニュースを扱うとなると最低限のリサーチや取材が必要になりますが、コロナ禍で制作費が大幅カットされているので、外部スタッフが少なからずリストラされてしまった。これまでと同じクオリティでの報道は難しいでしょう。世の中が殺伐としているからか、『ヒルナンデス!』(日テレ系)の旅やグルメ、買い物などのマッタリした企画がウケています。芸能人を糾弾したり、コロナを煽(あお)ったりする情報番組は減るんじゃないか」

玉川徹氏ら辛口コメンテイターが揃う『モーニングショー』の牙城はついに崩れるのか⁉︎

『FRIDAY』2021年2月12日号より

  • 写真時事通信社

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