突然の路線変更…宮迫博之の「地上波復帰計画」の行方 | FRIDAYデジタル

突然の路線変更…宮迫博之の「地上波復帰計画」の行方

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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本誌スクープに端を発した「闇営業」問題で吉本興業から契約解除された『雨上がり決死隊』の宮迫博之(50)。彼がYouTubeチャンネル開設1周年にアップした動画でこれまでの発言を撤回し、話題を集めている。

「テレビとYouTubeの架け橋になりたい」と語っていた宮迫。中田敦彦(38)とコラボしたトーク番組は豪華セットを組んで、テレビそのもの
「テレビとYouTubeの架け橋になりたい」と語っていた宮迫。中田敦彦(38)とコラボしたトーク番組は豪華セットを組んで、テレビそのもの

「テレビに復帰するなら、『雨上がり決死隊』の冠番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)であるべき。だから、他の番組からオファーが来ても断る――というのがこれまでの方針でした。ところが、『アメトーーク!』は最終目標にして、今後はオファーがあれば他の番組にも出演する、と宮迫は宣言したのです」(制作会社ディレクター)

突然の心がわりの原因は何なのか。

テレビ業界では「例の〝失言〟が関係しているのでは?」と噂になっている。

「昨年末、人気ユーチューバーのヒカル(29)が宮迫、手越祐也(33)と焼き肉屋で宴会をする動画をアップしました。そこで宮迫が先輩芸人と思(おぼ)しき人に対して『誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん』『正直、いまは俺のほうが(トークが)うまい』と発言したのです。

ピー音で実名は消されていましたが、ネットでさまざまな憶測が広がった。宮迫はツイッターで否定して火消しに努めたが、『週刊女性』の直撃に『泥酔していたので、覚えていない』と発言してまた話題になってしまった」(スポーツ紙記者)

どの芸人を指していたのかはさておき、この失言は痛かった。そう嘆くのは、キー局プロデューサーだ。

「コロナ禍でスポンサーが減っているなか、わざわざトラブルメーカーを起用する必要はないですから。宮迫の復帰を支援するテレビマンもいましたが、さすがに距離を置き始めましたね。そんな空気を察して、テレビに復帰するなら仕事を選んでいる場合ではない、と路線変更したのでしょう」

チャンネル登録者数130万人超と、ユーチューバーとして成功した宮迫を起用するメリットもありそうだが――。

「旧知のテレビスタッフに電話して、いろいろアドバイスしているようです。人気ユーチューバーを起用すれば、若者やネット民を取り込めると考えているのでしょう。ただ、テレビ業界には『俳優の仕事をやり始めたころから宮迫は天狗になった』と彼を嫌うスタッフがいますから、この手の噂はすぐに広まりますね」(前出・制作会社ディレクター)

民放ディレクターも「いまのお笑いと宮迫はマッチしない」と一蹴する。

「『ぺこぱ』ら〝誰も傷つけない笑い〟が定着している。宮迫のような上から目線の厳しいツッコミはウケが悪いんですよ。実際、『アメトーーク!』も共演者を温(あたた)かく見守る相方の蛍原徹(53)が評価されていますからね」

コロナ禍でテレビ業界の景気は悪くなる一方。制作費や人件費が大幅に削られている現状も復帰を難しくしている。さらなる方針転換が必要になりそうだ――。

 

『FRIDAY』2021年2月19日号より

  • 撮影等々力純生

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