岩橋玄樹、7ORDER…「やめジャニ」の躍進が止まらない背景 | FRIDAYデジタル

岩橋玄樹、7ORDER…「やめジャニ」の躍進が止まらない背景

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退所後早々に活動開始するケースも

3月末でKing&Princeを脱退、ジャニーズ事務所を退所した岩橋玄樹が、7月1日に自身の公式サイトとTwitterを開設し、話題となっている。

さらに、その公式サイトの形式やビジュアルが山下智久の公式サイトと似ていること、山下と岩橋がInstagramで相互フォローしていること、どちらも海外志向が強いことなどから、二人の今後のコラボを期待する声もファンの間で出てきている。

ところで、彼らの他にも、今井翼、渋谷すばる、錦戸亮、中居正広、手越祐也、錦織一清、植草克秀、長瀬智也、さらに今年11月1日に退所することが発表されている森田剛など、近年は続々とジャニーズを退所する者や解散するグループが増えている。

と同時に、先述の山下や岩橋、渋谷を筆頭に、退所後早々に次の場所で活動を開始するケースが増えているのも、近年の傾向だ。

しかも、実はこうした流れは、CDデビューを果たしたいわゆる「デビュー組」ばかりに見られるものではなく、元ジャニーズJr.の躍進も目立ち始めている。その筆頭が、2018年11月末で解散・ジャニーズ事務所を退所した元ジャニーズJr.ユニット「Love-tune」で、現「7ORDER」安井謙太郎真田佑馬諸星翔希森田美勇人萩谷慧悟阿部顕嵐長妻怜央の7人組だ。

7月1日にオープンした岩橋玄樹のオフィシャルサイトより

ユニットが丸ごと退所し、別の場所で全員再集結するパターンも 

彼らの出発点は、「ジャニーズ銀座2016」のホームページで安井、真田、森田、萩谷の4人のユニットとして発表された後、同年5月に長妻、諸星、阿部が加わった7人で「Love-tune」として公演を行ったこと。ジャニーズJr.内でも人気のユニットで、東京・青海のZeppダイバーシティ東京で単独公演を3日連続で開催したり、横浜アリーナでの単独公演でも会場を満席にしたりした実績を持つ人気ユニットだった。

しかし、ジャニーズJr.が契約書で契約を交わすことになり、彼らが「1度持ち帰ってゆっくり考えたい」と伝えたところから、仕事が激減。それを機に退所に至ったと報じられている。

とはいえ、ジャニーズを辞めていくJr.は長い歴史の中で山ほどいた。そんな中、彼らが特異だったのは、人気Jr.だったためだけではない。個人仕事の契約上の関係から、メンバーごとに退所時期には多少のズレがあるものの、ユニットが丸ごと退所し、別の場所で丸ごと全員再集結(最後にジャニーズ事務所を退所した安井が後から合流)して新たな活動を始めたケースは、これまで例がなかったからだ。

2019年4月から昨年3月までは、TOKYO MXで彼らがメイン出演者となる『イケダンMAX』が放送されていたほか、今年1月13日には日本コロムビアから1stアルバム『ONE』とLIVE Blu-ray/DVD『UNORDER』をリリース。と同時に、初のライブツアーを日本武道館で行っている。

アリーナやドームクラスの大箱公演が当たり前になっているジャニーズやAKB48グループ・坂道グループを除くと、通常、日本武道館はアイドルにとって一つの目標だが、彼らの強さを思い知らされたのは、メンバーの一人・諸星翔希の新仕事が発表されたあたりから。

今年4月4日から東海ラジオで『7ORDER諸星翔希の青春ファンク』がスタートするや、SNSで度々長時間のトレンド入りを果たしているのだ。今ではRadikoなど、放送エリア以外でもラジオ番組を聴ける機会があるとはいえ、それにしても地方ラジオ番組の出演でSNSのトレンド入りとは。

さらに、巷を騒然とさせたのは、6月7日に始まったウェンディーズ・ファーストキッチンとファーストキッチンのコラボキャンペーンである。

各メンバーのコラボメニューや、コラボ限定グッズ販売などが行われたのだが、そうしたアイドル×飲食店やコンビニ等のコラボ企画自体は、今では決して珍しくない。珍しかったのは、予想をはるかに超えた熱狂ぶりで、ファーストキッチンで大行列ができ、整理券が配られていることがSNSで大いに話題になったのだ。

なかには、ファーストキッチンで目新しいメニューを始めたのではないかと思った人もいた。親切心で行列に並ぶ人に、近くにあるマクドナルドのほうが空いていると教えてくれる人がいたなどという“珍事”も起きていたらしい。

さらに、7月7日にはメジャーファーストシングル『雨が始まりの合図/SUMMER様様』をリリース。これはフラゲ日にタワーレコードの一部店頭で売り切れとなっていたほか、オリコンデイリーシングルランキングでは推定売上枚数17341枚で初日2位を記録している。

【7ORDER】音楽、演劇、アート、ファッションなど、ジャンルレスな活動を行う7人組アーティスト
SNSで話題になったウェンディーズ・ファーストキッチンとファーストキッチンとの「7ORDER」とのコラボレーション。写真は、コラボ店限定グッズのアクリルキーホルダー

ちなみに、7ORDERと聞いてもピンと来ない人は多いだろうが、阿部や安井、長妻は雑誌「Myojo」毎年恒例の「Jr.大賞」の「恋人にしたいjr.」部門で上位の常連だったし、諸星翔希は『炎の体育会TV』の「上田ジャニーズ陸上部」でKAT-TUN・上田竜也に「ニヤニヤすんな!」と怒鳴られたバラエティー強者だし、真田佑馬は『笑っていいとも!』16代目いいとも青年隊だった。人気メンバーと、お茶の間認知度・タレント性の高いメンバーのいるグループなのだ。

さらに、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(TBS系/GYAO!)で3位に輝き、「INI」というグループでデビューが決まった田島将吾も、元ジャニーズJr.である。

【INI(アイエヌアイ)】2021年内のデビューシングル発売、番組スポンサーのフリュー株式会社との広告契約が決まっている
田島将吾は、28万1,323票を集め第3位に

把握している限り、彼らはインタビューなどを受ける際、媒体もしくは所属事務所の忖度などから「元ジャニーズ」という言葉で紹介されるケースはないものの、着実にジャニーズJr.時代のファンの熱心な応援・後押しで活躍の幅を広げている。

なにしろジャニーズファンはπの大きさが他事務所の比にならないだけに、事務所を辞めた後もファンの心が離れない限り「辞めジャニJr.」たちの躍進は今後ますます広がっていきそうだ。

  • 田幸和歌子

    1973年生まれ。出版社、広告制作会社勤務を経てフリーランスのライターに。週刊誌・月刊誌等で俳優などのインタビューを手掛けるほか、ドラマコラムを様々な媒体で執筆中。主な著書に、『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』(太田出版)、『KinKiKids おわりなき道』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』(ともにアールズ出版)など。

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