ピース又吉直樹 都心をゆっくり歩いて次回作を構想中!?
ニュースの現場 FRIDAY 目撃! ハリコミ24 〈恵比寿 15時05分〉
|芸能
9月下旬の午後3時過ぎ、恵比寿(渋谷区)の大通りで、パイナップルのような頭をした男に遭遇した。『ピース』の又吉直樹(41)だ。
オーバーサイズのTシャツに、ワイドパンツ&サンダルという〝部屋着スタイル〟で、代官山方面へ抜ける通りを歩いていく。トレードマークの長いクルクルヘアを結んでいるからなのか、そこに芥川賞作家がいることに気づく人は誰もいない。
「’19年に出版した3作目の小説『人間』は、ファンの間でも又吉の最高傑作との呼び声が高い。主人公の青年が若者たちの共同住居〝ハウス〟に住むところから物語が幕を開けますが、ここには、又吉自身の若き日の経験が色濃く反映されているそうです」(お笑い関係者)
時折、スマホに目をやりながら歩く又吉。次回作の構想でも練(ね)っているのか、考え事をするかのようにのんびりと歩みを進める姿は、まるで温泉地や避暑地を歩く文豪のよう。4作目の小説をファンは楽しみに待っている。

『FRIDAY』2021年10月15日号より
撮影:齋藤雅昭