小室哲哉「活動再開宣言」非難の声を煙に巻く驚きのテクニック | FRIDAYデジタル

小室哲哉「活動再開宣言」非難の声を煙に巻く驚きのテクニック

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引退会見で涙をみせていた小室哲哉。活動再開には賛否の声が上がっているが……(’18年)

めでたく結婚を発表された小室圭さんと秋篠宮眞子さま。いまや“小室”といえば「小室圭」。小室さん関連のニュースがない日がなかったと言っても決して過言ではない。そんな中で、芸能界の本家“小室”こと小室哲哉氏が動き出した。

先日、芸能活動再開を発表したのだが、小室氏といえばʼ18年1月、「週刊文春」の“不倫報道”を受けて記者会見を行ったのは記憶に新しい。そこで音楽活動からの引退を表明したのだが、交際していると報じられた女性看護師との不倫関係については否定。妻・KEIKOさんの介護をする中で、精神的にも疲労したうえ、C型肝炎や突発性難聴の病気も患い、さらに創作能力の限界を感じていることを明かした。これ以上創作活動の継続が難しくなったことで、引退を決意したというのだ。

しかも引退は不倫騒動に対する自分なりの“けじめ”でもあると明かしていた。これには会場に詰めかけた記者たちも驚きを隠せなかった。中には“小室さん、辞めないで”と涙声で訴える女性記者もいたほど、混乱した会見だった。

この会見のせいで、“稀代の天才”を引退に追い込んだとして「週刊文春」はちょっとした悪者になってしまったのだ。論点を見事にすり替えた小室氏の秘策が功を奏したのか、氏を非難する声は少なかった。

それから4年が経とうとしている。

小室氏の活動再開、芸能界復帰に関しては様々な意見が飛び交っているが、そもそも小室氏は本気で引退するつもりだったのだろうか。マスコミを含め芸能関係者のなかで、彼が本当に引退すると思っていた人は少ない。

「会見した翌年には、ピアノとシンセサイザーを駆使して制作した音楽を、建築・芸術関係の企業に向けて提供する仕事を、自身の名前を出さずに始めました。ʼ20年には乃木坂46に楽曲を提供しています。さらに父母ヶ浜での野外コンサート、TM NETWORKとしてのラジオ出演や3人でのステージなど活動を再開しています」(音楽雑誌ライター)

今年5月には『Lynx Eyes』の新曲『#ALL FRIENDS』が小室氏の提供であることが発表された。KEIKOさんに関することや引退会見で話した内容にはいくつかの“嘘”があったことがその後明らかになったため、引退についても「やはり嘘だったのか」と顔をしかめる人がいるのは当然だろう。

だから活動再開を発表されても、「今さらなんで」と思うのだが実は、引退会見以降これまでの“活動”と今回再開すると発表された“活動”には大きな違いがあるという。

「引退会見のとき、小室さんは“自発的な音楽活動は本日をもって終了となります”と語っているんです。これまでの活動はすべて依頼された形です。ですから小室さんの言葉に“嘘”はなかったわけです。今回は『TM NETWORK』のメンバーとしての活動を再開するわけで、これはまさに自発的な音楽活動です。これには反発する人もいるでしょうね」(前出・音楽雑誌ライター)

小室氏もそのあたりは抜かりがなく、非難の声があることを踏まえて活動再開に際し次のようなコメントを出している。

《改めて、お騒がせし、ご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

今しばらく音楽をやらせてください。働かせてください。
体力は以前より後退しましたが、なにより音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化していると感じています。

TMはTMなりの活動をしたい。僕は僕なりの創作をしたい。
いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。
待っていてくれるファンがいる。

これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら。

と、このコロナ禍に沢山の事を考え奮起致しました。

毎日感謝でいっぱいです。

この気持ちを忘れることなく、これからまた創作に励みます。

小室哲哉》

何となく切実さが伝わってくるコメントで、非難の声は少なくなるのではないだろうか。また、1人で活動再開するのではなく、グループとしての活動再開がハードルを下げたのではないか、というのは芸能プロ関係者。

「小室さんは自分が表に出ていないと満足できない人なんでしょうね。楽曲を作るだけでなく、自分で演奏したいわけです。しかし『globe』での活動は無理ですから、『TM NETWORK』で……となったんでしょう。『TM』は6年間活動してなかったのでファンは活動再開を強く望んでいました。小室さんは欠かせないメンバーですし、再開は大歓迎されるでしょう。ある意味『TM』を隠れ蓑にしての活動再開で、うまい手を考えたと思いました」

引退会見といい、常に心情を訴えて世間を煙に巻く小室氏の“テクニック”には脱帽だが、「芸能人の引退は本当の引退ではない」とは昔から言われていること。これまで引退を表明して復帰していない芸能人は数えるほどだ。であれば小室氏の活動再開もそれほど目くじらを立てるほどのことでもないだろう。

「アイデアとエネルギーは確実に進化している」と言っている以上、全盛期を超えるヒット曲を世に送り出してもらいたいものだ。ファンもそれをいちばん望んでいる。

  • 取材・文佐々木博之

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • 撮影濱崎慎司

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