日本一ヤクルトの連覇を阻止する「来季の意外な優勝候補」 | FRIDAYデジタル

日本一ヤクルトの連覇を阻止する「来季の意外な優勝候補」

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オリックスを破り20年ぶりの日本一を決め胴上げされるヤクルトの高津監督(画像:共同通信社)

「本当に栄誉なこと。チームの中心を打たせてもらっているので、勢いを持ってくる打撃を意識していました。日本一になることができ、最高のシーズンになりました」

12月15日にセ・リーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞したヤクルトの主砲・村上宗隆(21)は、こう報道陣に胸を張った。

今季のヤクルトは本塁打王(39本)となった村上をはじめ、塩見泰隆、山田哲人、青木宣親、オスナ、サンタナなど各打者が好調で、打線が効率的につながった。投手陣は石川雅規、小川泰弘など実績のあるピッチャーの活躍だけでなく、奥川恭伸や高橋奎二ら若手が急成長し、チーム防御率は、20年の4.61から今年は3.48と劇的に改善。阪神を抜いてセ・リーグを制すると、パ・リーグの覇者オリックスを4勝2敗で破り、20年ぶりの日本一に輝いた。

「前年、最下位からの日本一は見事です。なにより、高津臣吾監督の采配が素晴らしかった。投手陣は5回をメドに全力で投げさせ、休養を最優先に登板間隔をあける。そのためヤクルトには、2ケタ勝利も規定投球回数に達した投手もいないんです。

打線で固定したのは、3番の山田と4番の村上だけ。選手の調子や相手との相性などを考え、オーダーを組み替えていました。主力にケガ人が出なければ、連覇の可能性は十分あると思います」(スポーツ紙担当記者)

本命・巨人の不安材料

気が早いようだが、来季、ヤクルトの対抗馬になるのがどこだろう。

「まず浮かぶのは、この10年で5回優勝している巨人でしょう。ただ巨人はエース菅野智之に衰えがみえ、先発投手陣が安定していません。打線では実績のある坂本勇人、岡本和真は相手チームにとって脅威ですが、打線のつながりはイマイチ。坂本、岡本の前後を打つ、丸佳浩、中田翔らが不調から脱しないと、年間とおしては機能しないでしょう。

優勝を逃した年の巨人は、大補強をするのが通例でした。しかし今オフは、目立った補強をしていない。原辰徳監督としては、現有勢力の奮起をうながしたいところです」(同前)

巨人の調子が上がらなければ、ヤクルトの勢いを止められるのはどの球団だろうか。別のスポーツ紙記者は、意外なチームをあげる。

「今季、最下位だったDeNAです。まず17年の首位打者・宮﨑敏郎や抑えの山崎康晃など、FA権を取得した選手の引き留めに成功。戦力流出を防げました。補強も効率的です。三浦大輔監督がメスを入れたのがコーチ陣。広島や巨人で選手に慕われた石井琢朗や斎藤隆、鈴木尚典など、指導力に定評のある球団OBを招聘しました。もともと潜在能力の高い選手が多いので、新しいコーチ陣によって戦力の大幅な底上げが期待できます。

大きいのは、日本ハムを自由契約になった大田泰示の獲得でしょう。大田は、日ハムで4年連続2ケタ本塁打を記録した大砲です。DeNAの外野陣はオースティン、佐野恵太、桑原将志で固定されていますが、控え選手との実力差が課題でした。大田の加入で選手層に厚みが出ただけでなく、古巣・巨人戦へ意欲をみせているようなので、ジャイアンツキラーになるはずです。ヤクルトが前年の最下位から一気に優勝したように、来年はDeNAの逆襲が期待できるでしょう」

下馬評があてにならないのは、今年のヤクルト日本一で証明された。来季も驚きの番狂わせがあるかもしれない。

  • 写真共同通信社

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