日米野球で大爆発 侍ジャパンの大砲・柳田悠岐が焼き肉を喰らう
メジャーリーガーが驚く活躍! 四ツ谷の名店で甲斐、上林らとパワー補給
「グレートだ。もともと能力が高いことは知っていたが想像以上だ」
と、ミューレンス・コーチが絶賛したかと思えば、マッティングリー監督も、
「驚いたよ。間違いなくメジャーで通用する。スイングスピードが速く、球種を見極める能力も高い」
と脱帽。侍ジャパンの大砲・柳田悠岐(30・ソフトバンク)は「日米野球2018」の序盤戦3試合で打率.545、サヨナラ弾を含む2ホーマーと大爆発。文字通り、世界を驚かせた。
「メジャーのベンチは『あの22番(柳田の背番号)はいつFAになるんだ?』『メジャーのスカウトがロックオンしただろうね』と、柳田の話題で持ちきりでした。侍の中ではダントツのインパクトですね」(スポーツ紙MLB担当記者)
柳田祭りと言っていい東京ドームでの3連戦を終えた11月11日夜、侍ジャパンの大砲は宿舎のホテルからタクシーで出撃。四ツ谷(新宿区)にある、有名人御用達の焼き肉屋『R』へ向かった。
お供は侍ジャパンメンバーでホークスの同僚二人。日本シリーズで全盗塁を刺して”甲斐キャノン”と恐れられた正捕手・甲斐拓也(26)と”ソフトバンクのイチロー”こと、リードオフマンの上林誠知(23)である。お侍さんたち三人は外から丸見えのテーブル席に陣取り、人目を気にすることなく、焼き肉を食べ始めた。
「ソフトバンクで焼き肉好きといえば内川聖一が有名ですね。交流戦で東京に来た際は、お気に入りの焼き肉屋『M』に日参します。3連戦3焼き肉なんてこともあった。柳田や上林も連れて行かれていましたね。ちなみに、甲斐は下戸のはず。ちょっとアルコールを口にしただけで、顔が真っ赤になります」(球団関係者)
甲斐に合わせたわけじゃないだろうが、紙エプロンをした柳田軍団はこの日、ノンアルコールだったようだ。酔って大ハシャギすることなく、淡々と肉を焼き、入店から1時間後には食事を終え、ホテルへ。身体への気遣いを怠らないあたり、さすがトップアスリートである。
「大のカープファンである柳田は『FA権を取得したら故郷の広島に戻る』と公言していましたが、実際はバリバリのメジャー志向の持ち主。4年前に初めて日米野球に出場したときから『自分だと、どのくらい稼げますかね?』と興味津々でした。MLBと取引していたマネジメント会社に、自分の価値を試算してもらったこともあるんだとか。昨オフ、ソフトバンクと3年契約を結んでいるのですぐに移籍することはないでしょうが……」(前出記者)
今回の活躍でニッポン最強打者のメジャー移籍が早まる――かも!?


撮影:香川貴宏