意外な移籍先浮上でも…楽天オコエ「言動がポジティブな理由」 | FRIDAYデジタル

意外な移籍先浮上でも…楽天オコエ「言動がポジティブな理由」

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奇抜なヘアスタイルも話題となったオコエ(画像:時事通信社)

「甲子園のヒーロー」は、今何をしているのだろうか。

関東一高(東京都)から16年にドラフト1位で楽天に入団した、オコエ瑠偉(24)だ。遠投120mの強肩に2.0以上の視力、50m走5秒96、スイングスピード157km……。身体能力の高さは誰もが認めるところだが、プロ入り後満足な結果を残せたシーズンはない。今季も、これまで1軍での出場はゼロだ。

「昨季は2年ぶりに1軍へ昇格したものの、10月のソフトバンク戦で緩慢なプレーから満塁の走者をすべて生還させてしまった。石井一久GM兼監督の逆鱗に触れ、再び2軍降格となったんです。低迷の原因は精神面にあります。毎年のように『順調すぎるぐらい成長している』と自己肯定する一方、コーチや監督から注意を受けるとフテ腐れてしまう。気持ちにムラがあるんです。

16年オフに台湾で行われた『アジア・ウィンター・リーグ』では、『親知らずが痛い』という理由で途中帰国。翌年のメキシコ『ウィンターリーグ』でも、出場初戦で3打席連続三振を喫し途中交代させられると『何もかも(想定と)違っていた』と予定より早く日本に帰ってしまいました。首脳陣は、もう少し我慢強く野球に集中してほしいと頭を抱えています」(球団関係者)

石井監督は、20年末オコエが契約更改した直後に、こう苦言を呈している。

「考えが甘い。そろそろ出てこないと、彼自身の野球人生が苦しくなる。ここが正念場。自己評価が少し高い感じがする。もう一皮むけないと。チャンスを与えて『ハイどうぞ』という訳にはいかない」

「脚」を評価する監督の名前

高校時代のオコエ。俊足と好守で甲子園を沸かせた(画像:アフロ)

オコエが本職とする楽天外野陣は、島内宏明や辰巳涼介、さらには日本ハムから移籍した西川遥輝もおり、彼らからオコエが定位置を奪うのは容易ではない。それでもオコエからは、危機感がうかがえないという。

「ミスをした直後は反省するんですが、どこか甘えがある。決められた練習時間中にはキッチリとトレーニングしても、居残りなどほとんどせず引き上げてしまうんです。考えがドライなんですかね。そこまで余裕のある状況ではないと思うのですが……」(同前)

今季で入団6年目。低迷が続くオコエには、意外な球団への移籍の噂も出ている。

「三浦大輔監督が率いるDeNAです。三浦監督が掲げるテーマの一つに『走る野球』があります。昨季、DeNAのチーム盗塁数は31。12球団ワーストです。現在のDeNAは外野陣は楽天以上に充実していますが、走れる選手は少ない。三浦監督にとって、ズバ抜けた脚力のあるオコエは魅力的な選手でしょう。『脚のスペシャリスト』として獲得に動いてもおかしくありません」(同前)

一方で「少なくとも今季中のトレードはない。しばらくは安泰です」という声もある。

「オコエは、三木谷浩史オーナーのお気に入りなんです。三木谷さんは、オコエのように型にハマらない選手を好みます。甲子園の活躍で知名度は高いため、楽天のスターにしたいと考えているのでしょう。

オコエを将来の中心選手に育てるべく、なんとかしたいと思っているのは石井監督も同じです。苦言を呈することも多いですが、決して嫌っているワケではない。厳しい言葉を投げかけるのは愛のムチで、期待の表れだと思います」(スポーツ紙担当記者)

今季2軍では3割後半の高打率を残しているオコエ。本格的な夏を前に1軍に戻ってくる可能性が高い。今度こそ首脳陣の期待に応えられるか、真価が問われる。

  • 写真時事通信社

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