<figure id="attachment_260484" aria-describedby="caption-attachment-260484" style="width: 2000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="788cffcc"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/08/2196.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-260484" class="wp-caption-text">熊谷実帆（くまがい・みほ）／1997年1月31日生まれ、秋田県育ち。2019年4月よりニッポン放送アナウンサーとして活動。現在は月～木曜朝8時から生放送の『垣花正 あなたとハッピー！』の火・木曜アシスタントなどを担当する。（撮影：花村克彦）</figcaption></figure>
<p>『radiko』に『Podcast』、独自のサブスクコンテンツなど、インターネットとの融合を見事果たし、令和の時代に入ってなお、強い存在感を放つラジオメディア。</p>
<p>その中心で活躍するニッポン放送所属のアナウンサー4名に、FRIDAYが撮り下ろし＆インタビューを実施した。</p>
<p>前回の新行市佳アナに続き、第2弾として登場するのは入社4年目・現在25歳の熊谷実帆アナだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「実は私、ラジオ初出演が保育園の時なんです」</span></p>
<p>驚きのエピソードを披露する”Z世代”の熊谷アナが歩んできた、ラジオのある生活とは。</p>
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<p><a href="https://friday.gold/article/127298" target="_blank" rel="noopener noreferrer">『FRIDAYサブスクリプション』(有料サイト)では熊谷実帆アナウンサーが「ラジオ愛」を語る特別インタビュー＆スペシャル撮り下ろしを公開中！</a></p>
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<h2>初めて出たラジオにあの”レジェンド”が</h2>
<p><span class="strongInContent">「ラジオ初出演が保育園の時、といってももちろん、アナウンサーとしてではありません（笑）。TBSラジオさんの『全国こども電話相談室』に出ることができて。夏休みに子どもたちから俳句を募集するという企画があったので、試しに応募したらなんと採用されて、生放送中に電話がかかってきたんです！　しかもその日の先生（注：こどもの相談に答える回答者のこと）が永六輔さんで。正直、当時の私は永六輔さんのスゴさを理解できてはいなかったのですが、とにかくラジオ好きの父が喜んでいたことを覚えています」</span></p>
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<p>家族の影響で、自宅のCDコンポや学校への送り迎えの車中でラジオに親しみ続けてきた。</p>
<p>おままごとで遊ぶ要領で、家ではパーソナリティになりきって”ラジオ番組ごっこ”をしていた記憶もあるという。そんな熊谷アナが職業としてラジオアナウンサーを目指すようになったのは、ごく自然なことだった。</p>
<figure id="attachment_260488" aria-describedby="caption-attachment-260488" style="width: 2000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="269be070"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/08/2132.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-260488" class="wp-caption-text">幼少期から常に生活の中にラジオがあった（撮影：花村克彦）</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">「大学では放送研究会のアナウンス部に入りましたし、それと並行して、大学1年生の1年間はアナウンススクールの『テレビ朝日アスク』に通っていました。それだけでもまだまだ足りない気がして、2年生から4年生までは、また別の個人経営のアナウンススクールへ行きましたね。アナウンサーになるための準備やレッスンはけっこうしていたほうだと思います」</span></p>
<p>大学時代から多くの時間を割き、アナウンス技術の向上につとめていた。そして勝負の就職活動がやってくる。</p>
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<p><span class="strongInContent">「アナウンサーになるために必死だったので、もちろんテレビ局も受験しました。ただやっぱりなりたかったのはラジオアナウンサー。顔出しがしたい、という思いはそれほどありませんでした。今日みたいにお写真を撮っていただくのは嬉しいんですけどね。</span></p>
<p><span class="strongInContent">局はそれこそ北海道から沖縄までたくさんエントリーしました。ただ、テレビ局を受けるにしても、その局がラジオ放送もやっているかどうか、ということを重視していましたね」</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="念願のアナウンサーになるも……"></div>
<h2>リスナーさんの顔を思い浮かべて</h2>
<p>そんな彼女の強い思いが叶い、念願のニッポン放送へ。だが、いくら学生時代に訓練していたとはいえ、本物のラジオの現場にはじめは戸惑うこともあった。</p>
<p><span class="strongInContent">「人前で話す練習はたくさんしてきたのですが、ラジオアナウンサーの場合、目の前にリスナーさんが座っているなんてことはありません。だから最初の頃は自分の世界だけで喋っているような感じになってしまって……。絶対それだとよくないですよね。先輩からも『聴いてくださってる人の顔をちゃんと思い浮かべてやるように』とアドバイスを受けて。</span></p>
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<p><span class="strongInContent">なので、いただくおハガキやメールにある年齢や職業を注意するようになりました。”50代・男性・トラック運転手”と書いてあったら、ハンドルを握っているその人の様子を勝手に想像して（笑）。それで少しでも、私とダイレクトにコミュニケーションを取っているような気持ちを味わっていただけたらいいなと思っています。</span></p>
<figure id="attachment_260487" aria-describedby="caption-attachment-260487" style="width: 1331px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="4018f780"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/08/2484.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-260487" class="wp-caption-text">先輩アナウンサーからのアドバイスに学ぶ毎日だという（撮影：花村克彦）</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">他にも最初はイヤホンに入ってくるディレクターからの指示に毎回ビクッ！としてしまっていました。耳からディレクターの指示が逐一飛んでくるのですが、はじめはいちいちディレクターさんの方を見てしまったり。”こっち見なくていいから！”とよく言われていました。いまはもう普通に指示を聴きながら話せますし、時には指示が耳に入った時にあえて”あ～いま、ディレクターさんがこんなこと言ってますけど…”なんてやりとりをしてしまうくらいには慣れてきました（笑）」</span></p>
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<h2>&#8220;余白&#8221;があるからラジオは面白い</h2>
<p>そんな熊谷アナのラジオ愛は入社4年目となったいまも増す一方だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「ラジオって本当に少人数でつくっているんです。ディレクター、作家、AD、ミキサー、そこにパーソナリティやアナウンサーが加わっても5名とかそのくらい。人数が少ない分、ひとりひとりの役割が大きいですし、チームワークが重要です。</span></p>
<p><span class="strongInContent">信頼関係を築くため、コミュニケーションをとってもらう意味でも、普段から私はスタッフさんへたくさん質問をするようにしています。番組の内容についてもそうですし、ラジオの技術的な部分についてもそう。なにより、スタッフさんの多くが私よりも年上の先輩方で、多くのラジオリスナーさんと近い世代にいらっしゃいます。会話のなかから先輩たちが興味を持っていることを知ることが、ラジオリスナーさんの興味・関心を知ることにもつながるんじゃないかなって」</span></p>
<figure id="attachment_260489" aria-describedby="caption-attachment-260489" style="width: 2000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="df1da1ef"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/08/2167.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-260489" class="wp-caption-text">熊谷実帆アナウンサー（撮影：花村克彦）</figcaption></figure>
<p>最後に、自身が思うラジオならではの魅力について聞いた。</p>
<p><span class="strongInContent">「いいところはたくさんありますが……、”余白”が一番の魅力ですかね。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ラジオは視覚情報がないからこそ、リスナーさんの想像にお任せする”隙”がいっぱいある。番組の台本なんかも割とざっくりしていたり（笑）。でもその” 隙”のようなところに、リスナーさんのメールでツッコミやイジりがはいったり。どう転ぶか分からない、そんないい意味でのユルさが、ラジオの面白さだと思います。そういうスキマがあるからこそ、リスナーの方もメールやおハガキで参加しやすいし、一緒に番組をつくっているという感覚になってもらいやすいんじゃないかな。</span></p>
<p><span class="strongInContent">いまはちょうど夏休みなので、小学生や中学生の子たちからのメールがたくさん届きます。メールを送ってくれている子たちはもちろん、この夏休みで初めてラジオを聴くような子たちにも、ラジオの魅力が伝わってほしいので、積極的にそういった子たちのお便りを読むようにしていますね。</span></p>
<p><span class="strongInContent">”ラジオでメールが読まれると、こんなに嬉しいんだよ、あなたの1通からこんなに話題が広がるんだよ”という楽しさが伝わったらいいなと思って。</span><br>
<span class="strongInContent">それを受け取ってくれた子たちが10年、20年先のリスナーになってくれたら、これ以上の喜びはありません」</span></p>
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<p>profile<br>
熊谷実帆（くまがい・みほ）<br>
1997年1月31日生まれ。秋田県出身。<br>
早稲田大学文化構想学部卒業後、2019年4月よりニッポン放送アナウンサーとして活動。<br>
現在の担当番組は『垣花正 あなたとハッピー！』（毎週月～木曜朝8:00～生放送）の火・木曜、『うどうのらじお』（毎週金曜日15:30～）。<br>
フルートが得意で、絶対音感を持つ。フルート演奏は番組でも度々披露している。<br>
公式ブログ<a href="https://www.1242.com/kumagai/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">『熊谷実帆　カラフルダイアリー』</a><br>
公式ツイッター <a href="https://twitter.com/kumagaimiho131?s=11&amp;t=CqvRmTZp14UuS8SzEPczug" target="_blank" rel="noopener noreferrer">@kumagaimiho131</a></p>
<p><a href="https://friday.gold/article/127298" target="_blank" rel="noopener noreferrer">『FRIDAYサブスクリプション』(有料サイト)では熊谷実帆アナウンサーが「ラジオ愛」を語る特別インタビュー＆スペシャル撮り下ろしを公開中！</a></p>
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花村克彦

松島茜

加藤志穂

ニッポン放送とFRIDAYのスペシャルコラボ企画。熊谷実帆アナウンサーがラジオへの愛を語るインタビュー＆撮り下ろし。

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