<figure id="attachment_265082" aria-describedby="caption-attachment-265082" style="width: 2806px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="dc1fcce7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/2022081510381.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265082" class="wp-caption-text">全米女子アマ選手権を制した馬場。日本人の優勝は1985年の服部道子さん以来、37年ぶりの快挙だった</figcaption></figure>
<p>今年の女子ゴルフも終盤戦に突入した。</p>
<p>熾烈なタイトル争いの一方で、今季もさまざまなドラマが誕生した。中でも目を引くのが20歳以下の若手の活躍だ。37年ぶりに全米女子アマチュアゴルフ選手権を優勝した馬場咲希（17）や４大メジャーの一つ、日本女子プロゴルフ選手権を大会史上最年少で制した川﨑春花（19）など、数多くのニューヒロインが誕生した。</p>
<p>今回は躍進著しい20歳以下の「Z世代」から、注目の５人を紹介する。トップツアーで存在感を増す、彼女たちの活躍にもぜひ注目してほしい。</p>
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<h3><span class="strongInContent">有名女優に似ていると話題！　尾関彩美悠（19）</span></h3>
<figure id="attachment_265084" aria-describedby="caption-attachment-265084" style="width: 2043px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b827bd8f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/2022091607159.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265084" class="wp-caption-text">昨年行われたアマチュア日本一を決める日本女子アマチュアゴルフ選手権で優勝。プロテストもトップ合格した期待のルーキーが、嬉しい初タイトルとなった</figcaption></figure>
<p>９月16〜18日に行われた住友生命レディース東海クラシックで１部ツアー初優勝を決めたのは、ルーキーの尾関彩美悠（あみゆ・19）だ。今季、トップ10入りを３回も記録する新鋭の武器はアイアンの精度。スポーツライターの金明昱（キム・ミョンウ）氏が解説する。</p>
<p><span class="strongInContent">「住友生命レディース東海クラシックでは、パーオン率が全選手中１位。２打目をしっかりとグリーンに置くアイアンショットの精度が高いです。バンカーからの立て直しもうまく、サンドセーブも100％。下部ツアーでもサンドセーブ率が１位です」</span></p>
<p>渋野日向子（23）と同じ作陽高校（岡山県）出身。８位タイに食い込んだ今年の宮里藍サントリーレディースオープンでは、その笑顔でも観客を魅了した。</p>
<p><span class="strongInContent">「女優の小芝風花さん（25）に似ていると話題になっています。本人に聞くと、恥ずかしがりながらも『最近よく言われます』と答えていました。そのビジュアルでも、注目の選手ですね」（金氏）</span></p>
<h3><span class="strongInContent">記録ずくめのメジャータイトル獲得　川﨑春花（19）</span></h3>
<figure id="attachment_265085" aria-describedby="caption-attachment-265085" style="width: 2806px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a39b6775"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/2022091212374.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265085" class="wp-caption-text">小柄ながら力強いドライバーを武器に、メジャー大会を制した川﨑。地元開催ということもあり、家族や恩師が見守る中での優勝となった</figcaption></figure>
<p>９月２週目に行われた日本女子プロゴルフ選手権で記録ずくめの優勝を果たした選手がいる。日本女子の４大メジャーの一つである同大会を史上最年少となる19歳133日で制した川﨑春花だ。プロ転向11戦目での優勝も同大会初。さらに日本のメジャートーナメント全体を見ても、史上３番目となる若さでのタイトルとなった。スポーツ紙デスクが語る。</p>
<p><span class="strongInContent">「158cmとそこまで大きくありませんが、日本女子プロゴルフ選手権での平均飛距離は247.62ヤードで全出場選手中７位。非力そうに見えてドライバーが飛ぶ。さらにコース全体を見たマネジメント力、勝負どころでしっかりバーディを取れる物怖じしないメンタルが強みですね」</span></p>
<p>前出の金氏は、快挙達成の後日談を明かしてくれた。</p>
<p><span class="strongInContent">「試合後には幼稚園の時から通う近所の『来来亭』で、家族で祝勝会をしたそうです。川﨑選手は特にチャーハンが好きだといいます。祝福のメッセージは約300通きたそうで、さらに京都の自宅にはリビングが歩けないほどの花束が届いたと聞きました」</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="最強の双子、全米を制した現役高校生…"></div>
<h3><span class="strongInContent">“岩井ツインズ”の妹が大記録達成　岩井千怜（20）</span></h3>
<figure id="attachment_265086" aria-describedby="caption-attachment-265086" style="width: 2806px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1dd51562"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/2022082109782.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265086" class="wp-caption-text">岩井千怜はトップツアー本格参戦１年目ながら２大会連続優勝の快挙を達成。双子の姉・明愛とともに腕を磨いている</figcaption></figure>
<p>８月中旬に、1988年のツアー制施行後、史上３人目となる初優勝からの２週連続優勝を達成した岩井千怜（20）。双子の姉、明愛とともに昨年プロテストに合格し、二人で切磋琢磨して大記録を成し遂げた。快進撃の要因は意外なところにあったという。</p>
<p><span class="strongInContent">「勝負カラーは赤で、タイトル争いに絡んでる時は赤いパンツをはくようにしているそうです。この験担ぎを始めたのはジュニア時代からで、長い間変えていないこだわりだとか。あとは集中力を切らさないようにするため、ドラマ『ドラゴン桜』のテーマ曲など、好きな曲を鼻歌で歌うことも多いそうですよ」（前出・金氏）</span></p>
<p>プレー面ではパターの安定感が光る。</p>
<p><span class="strongInContent">「パッティングが絶品で、今季の平均パット数1.77は全選手中12位。そのおかげでパー３のホールでもスコアを伸ばせるのがすごい。ツアープロはパー５でスコアを伸ばして、パー３は耐えるのが一般的。岩井はパー３でも比較的スコアを伸ばせるのが強みですね」（ゴルフ専門誌担当記者）</span></p>
<h3><span class="strongInContent">天性の運動神経で目指すは初優勝！　佐藤心結（19）</span></h3>
<figure id="attachment_265087" aria-describedby="caption-attachment-265087" style="width: 2806px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ab16c063"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/2022061709793.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265087" class="wp-caption-text">優勝こそないものの、安定感抜群のプレーを継続している。ルーキー世代の中ではトップクラスの、メルセデスランキング26位に食い込む</figcaption></figure>
<p>タイトルホルダーたちに追いつけ、追い越せと息巻く選手もいる。川﨑と同期の佐藤心結（みゆ・19）は、トップ10入り２回と実力は十分だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「ドライバーが一番の武器で、今季の平均飛距離248.57ヤードは全選手中９位。高弾道のアイアンも魅力で、躍動感があるスイングが特徴です。中学では砲丸投げで地区大会優勝。サッカーもやっていたという抜群の運動神経でタイトルを狙います」（ゴルフ専門誌担当記者）</span></p>
<h3><span class="strongInContent">37</span><span class="strongInContent">年ぶりの全米女子アマ制覇　馬場咲希（17）</span></h3>
<figure id="attachment_265083" aria-describedby="caption-attachment-265083" style="width: 3368px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d07d76aa"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/2022091709625.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265083" class="wp-caption-text">アマチュアながらすでにプロツアーにも３試合出場。来年にはプロテストを受けることを明かしており、今後のさらなる活躍が期待されている</figcaption></figure>
<p>最後に挙げるのは８月に日本勢37年ぶりとなる全米女子アマチュアゴルフ選手権優勝を成し遂げた新星・馬場咲希（17）だ。父親の影響で５歳からゴルフを始めるとすぐに頭角を現し、全国大会でもトップ争いの常連だった馬場。175cmという日本人離れした体格から打ち出すドライバーが最大の武器だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「日本人離れした恵まれた体格から繰り出すダイナミックなスイングで飛距離も出る。さらに全米女子アマでは、あらゆるショットの精度や完成度が高いと評価されました。来年は多くの海外メジャー大会に出場でき、オーガスタ女子アマからの招待状も届く予定。どんな戦いを見せてくれるのか、楽しみですね」（前出・金氏）</span></p>
<p>今回取り上げた５人以外にも、若く実力のある選手はたくさんいる。残り約２ヵ月となったツアーの中で、次はどんなニューヒロインが現れるのか。Z世代の活躍に期待したい。</p>


共同通信社

全米女子アマ選手権を制した馬場。日本人の優勝は1985年の服部道子さん以来、37年ぶりの快挙だった 今年の女子ゴルフも終盤戦に突入した。 熾烈なタイトル争いの一方で、今季もさまざまなドラマが誕生した。

プレーでもビジュアルでも！女子ゴルフを彩る「Z世代」の存在感

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