フジ『RIZIN』大晦日見送りに反社報道より重い吉羽市議の逮捕 | FRIDAYデジタル

フジ『RIZIN』大晦日見送りに反社報道より重い吉羽市議の逮捕

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格闘家としても活躍するボビーオロゴンと写真をとる吉羽美華被告(オフィシャルインスタグラムより)
格闘家としても活躍するボビーオロゴンと写真をとる吉羽美華被告(オフィシャルインスタグラムより)

フジテレビは今年の大みそかに人気バラエティー『逃走中』を放送するとホームページ上で発表した。同番組が大みそかに放送されるのは初めてだ。

『逃走中』とは、出演者が決められたエリアの中で、ハンターと呼ばれる黒服の男から逃げ続け、賞金を獲得できるという番組だ。

「フジテレビといえば’15年から昨年までは大みそかに総合格闘技『RIZIN』を放送していました。先日、フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦った朝倉未来や弟の朝倉海などの人気選手から、ユーチューバーのシバターが参戦。対戦者と事前に打ち合わせをした“八百長騒動”を起こすなど、いい意味でも悪い意味でも、話題に事欠かない注目のイベントでしたね」(スポーツ紙記者)

しかし今年はスキャンダルにまみれた。

代表の榊原信行氏に関する問題を、『ポストセブン』が報じた。RIZINの関係者として、暴力団関係者が関わっていることを榊原氏が把握していることが分かる会話の内容が明かされたのだった。

「榊原氏は反社との交際を否定していますが、’06年にも総合格闘技“PRIDE” と暴力団との関係が報じられフジテレビが放送から撤退した経緯があります」(テレビ局関係者)

そして追い打ちをかけたのが、詐欺で逮捕された寝屋川市議の吉羽美華被告の存在だ。一時期は“美人市議”とマスコミなどにもてはやされた彼女は、RIZINへ4億円出資していたことが報じられたのだ。

「吉羽被告は新型コロナの公的融資制度を巡り、医療機関などから“私を通せば返済しなくていい”などと言って十数億円をだまし取り、そのうち4億円をRIZINに出資していました。彼女は寝屋川市議をしながら、堂々とRIZINに出資する会社のCEOとしてSNSなどで“顔出しPR”をしていた。SNSには人気格闘家・皇治選手や有名人らと写真を投稿していましたね」(ワイドショー関係者)

計量の写真には数十人の選手が写り、中央には代表の榊原信行氏、そしてその真横に吉羽被告が写っている。新型コロナの公的融資を悪用して金銭をだまし取った行為は、税金が絡む話だけに余計に罪は重い。いち寝屋川市議がなぜ4億円も出資できるのかと榊原氏は不思議ではなかったのだろうか…。

「コロナ禍で医療機関は大変な思いをしている中、ウソを言って大金をだまし取り、その金を背景にしてRIZINの試合が開催されていたのであれば、許されることではないでしょう。そんな団体が開催する試合を地上波で放送できるはずがない。今は試合によってPPVで『Abema』がネット配信していますが、“ネットならいいのか?”というコンプライアンス的な疑問も残ります。

本来、榊原氏が責任を取るべきだと思いますが、メイウェザーを呼んできたり、那須川天心と武尊の試合など、超ビッグマッチは彼しか実現できないという存在感があるわけで…」(スポーツ紙記者)

『RIZIN』というキラーコンテンツとの決別したフジテレビ。果たして『逃走中』は大みそか、どこまで健闘するのだろうか…。

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