最長ブランクV達成!”キンクミ”の「美しすぎる秘蔵写真」
「本当に諦めずに、ここまで頑張ってきてよかったなと思います。そうですね……お父さんに感謝です。あと、支えてくれたマネジャーさん、ギャラリーの皆様、チームのみんな、本当にありがとうございました」
優勝の喜びをこのように語ったのは「キンクミ」ことプロフゴルファーの金田久美子(33)だ。10月28日〜30日にかけて行われた『樋口久子・三菱電機レディース』で、金田は2位と3打差のトップで最終日をスタートすると、一度も1位の座を譲ことなく、自身2度目となる国内ツアー優勝を決めた。
「始めて優勝したのが2011年4月の『フジサンケイレディスクラシック』。それから今回の快挙まで11年189日のブランクがあり、これは現行ツアー制度が施行されて以降、最長記録となりました。
金田は8歳のとき、『世界ジュニアゴルフ選手権(10歳以下の部)』で優勝。12歳9ヵ月で国内ツアーの予選を通過し“天才少女”と呼ばれた時期もありました。現役高校生ゴルファーとして注目を集め、ミニスカにへそピアスという斬新な格好から、ギャルとゴルファーを組み合わせた『ギャルファー』なんて言葉も生まれた。初優勝した22歳から、紆余曲折を経て、“ベテラン”と呼ばれる33歳になって掴んだ2勝目。ウイニングパットを沈めた瞬間、18番のグリーン上では大粒の涙を流しました」(ゴルフ専門誌記者)

今月9日には、長年キャディーを務めてきた橋本道七三さん(57)が亡くなった。アマチュア時代から長年ともに戦った存在だけに、今回の優勝へ掛ける思いは強かった。
優勝後の会見では「3勝目を目指します」と堂々と宣言したキンクミ。快挙達成を祝して、今までの軌跡を秘蔵写真とともに振り返る。



写真:共同通信社(1、2枚目)、金澤智康(3枚目)、香川貴宏(4枚目)、中場敏博(5枚目)