『おっさんずラブ』田中圭の所属事務所が大躍進する理由

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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第35回

ブレイク前に出していた写真集がバカ売れするなど、『おっさんずラブ』バブルに沸く田中圭。今クールは『健康で文化的な最低限度の生活』に出演中!

テレビ誌が主催する『ザテレビジョン ドラマアカデミー賞』の春ドラマ部門の最優秀作品賞に『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が選ばれ、同ドラマでブレイクした田中圭(34)が主演男優賞に輝いた。芸歴約19年と遅咲きの田中は、雑誌のインタビューで「26歳のころ、本気で(役者を)辞めようと思って事務所に相談した」と打ち明けている。

「田中は麻雀などのギャンブル好きを公言していますが、26歳のころ、競馬で負けが込んで、借金で首が回らなくなったことがあったそうです。当時、田中はブレイク前。仕事もあまりなかったので、借金返済のために安定した仕事に就(つ)くことを決意。事務所にその旨を告げたところ、『お前には才能があるんだから、気持ちを入れ替えて本気で働け!』と叱咤(しった)され、借金を肩代わりしてもらえたそうです。その恩があるからか、事務所が取ってきた仕事を田中が断ることはほとんどないですね」(舞台関係者)

田中が所属する芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』は’93年に設立。中堅事務所ながら、小栗旬(35)、綾野剛(36)、木村文乃(30)ら主演クラスの俳優、miwa(28)ら人気アーティストを擁するテレビ業界注目の事務所だ。キー局社員は「トライストーンの躍進のウラにはタレント・ファーストの社風がある」と語る。

「『遊びも演技の肥やし』というスタンスで、恋愛などプライベートは本人任せ。実際、小栗は矢口真里、綾野は戸田恵梨香との熱愛で名前を売って、仕事が増えました。一方、田中のように金銭的に援助するケースもある。とにかく、タレント思いの事務所なんですよ」

あまりの自由さに、共演者の事務所スタッフからは「トライストーンのタレントには要注意」と警戒されることも少なくないという。


「綾野や間宮祥太朗は夜な夜な飲み歩いているから週刊誌のターゲットにされやすい。なのに、彼らは気軽に誘ってくるんです(笑)。女性タレントの担当者は、現場で連絡先を交換させないよう、目を光らせていますよ」(中堅マネージャー)

トライストーンは製作にもタッチしている。『太陽を盗んだ男』などで知られる映画プロデューサー山本又一朗が代表取締役を務めている関係で、同社は映画製作も行っているのだ。公開中の小栗旬主演作『銀魂2』など、所属俳優が出演する映画の大半に出資。製作委員会に名を連ねている。

「映画製作はギャンブルの側面がある。大コケしたら一発で倒産に追い込まれるケースもありますからね。それがわかっているからこそ、トライストーンの俳優たちは撮影中から良いものを作ろうという意識がほかの事務所の俳優より高い。プロモーション活動も熱心にやってくれるので、スタッフ受けは抜群にいい」(映画プロモーター)

綾野が”番宣王”と呼ばれていることは、すでに本コラムで紹介した。スタッフから愛されるトライストーン俳優が、映画&ドラマ業界を牽引する!?

 

Photo Gallary1

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