「信長」だけじゃない!本誌が見てきた木村拓哉の「ド迫力オーラ」
11月6日、木村拓哉(50)が騎馬武者行列に登場した『岐阜信長まつり』は62万人という1953年から続く同イベント史上最大の賑わいとなった。当日の観覧席の抽選には1万5000人の定員に96万人が応募、抽選にはずれた人たちがあまりに当日押し寄せたために急遽立ち入り禁止にしていたスペースを開放するという事態にも。祭りの経済効果は39億円ともいわれている。
「ジャニーズ事務所では1日に滝沢秀明氏の退所、4日には『King&Prince』から3人のメンバー脱退が発表されるなど激動の1週間だっただけに、この『信長まつり』のニュースは唯一の明るい話題となりました。あらためて木村さんの存在感を示すとともに、騎馬武者に扮して行列するだけでこれだけの人を集めることができる彼のスーパースターぶりを印象付けました」(スポーツ紙記者)
もはや高倉健、石原裕次郎のような域に達しつつあるキムタク。だが、その“オフの顔”も今日のスターぶりを予感させるものだった。
「いわゆる“熱愛”を撮られたことがないんです。キムタクが00年に工藤静香と結婚する以前に元モデルの女性と9年間交際していたのは有名な話。当然、当時はマスコミ各社が2人のツーショットを撮ろうと追いかけました。また、トップアイドルですからそれ以外にも虚実ない交ぜの噂は山ほどありましたが、誰一人尻尾を掴んだ者はいません。普通、事務所の送迎車は運転手がいますが、彼は自らハンドルを握るそうです。追跡するカメラマンたちは逆に自分たちが一挙手一投足を見られているようなオーラを感じて手も足も出なかったそうです」(芸能記者)
キムタクが決して撮られることのなかった理由について、芸能リポーターの城下尊之氏は次のように語る。
「80年代から常に人気があった人なので本人はいつも誰かに見張られていると思っていたのでしょう。狙われているのがわかっているから決して変なことはしないし、仕事を終えてその後は家に帰るだけのときでも周囲をチェックする習慣が身についていた。たぶん彼は恋愛する相手は1人だけいればいい人で浮気とかそういうことにはそもそも興味がないのだと思います。もともとは自身がファンだったことから結婚した静香さんも相手につくすタイプの人なので、ますます外で遊ぶ理由はないのではないでしょうか」
来春にはフジテレビで『教場』シリーズが連続ドラマ『風間公親-教場0-』として放送されることが発表された。キムタクは実に11回目の「月9」主演。キムタクの“伝説”はまだまだ続きそうだ。





写真:山田宏次郎、岡内正敏、小松博孝之、西圭介、結束武郎、等々力純生