<figure id="attachment_281639" aria-describedby="caption-attachment-281639" style="width: 819px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b0e8eddd"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/12/KW4_7689.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-281639" class="wp-caption-text">ソチ五輪と平昌五輪を連覇した羽生。22年の北京五輪を最後にプロスケーターに転向した</figcaption></figure>
メディアや芸能の世界でNGと呼ばれているものには、いくつか種類がある。広く知られているところでは「共演NG」。他に主だったところでは「演出NG」と「媒体NG」がある。
お昼の長寿番組『ひるおび』（TBS系）には、局アナがパネルでプレゼンするコーナーがある。プレゼン担当者の話術にスポットライトが当たるため、『ひるおび』をやりたいと志願するアナウンサーが多いのだが、実は、せっかく出演の機会を得たのに、MCの恵俊彰（57）から「共演NG」を出されてしまうケースが多いという。キー局制作プロデューサーが語る。
「恵さんは朝、全ての局のニュースや新聞をチェックしてから、局に入ります。番組構成も『こっちの方がいいんじゃない？』などと積極的に意見を出して、自ら組み立てていく。MCでありながら、最も熱い制作者でもある。だから、アナウンサーがニュースをきちんと理解していなかったり、台本以外の質問に答えられなかったりすると、すぐNGを出されてしまう。現在、TBSラジオで活躍している外山恵理アナ（47）は“秒殺”でNGが出されたそうです。美人すぎるADとして一世を風靡し、後に局アナに転身した笹川友里アナ（32・現在はフリー）も“長いコーナーはNG”になっていたとか」
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
一方、今ではTBSのエースに成長した江藤愛アナ（37）や日比麻音子アナ（29）についてはノーNG。昔から重宝していたというから、恵には「先見の明がある」（同前）という声もある。
<figure id="attachment_281642" aria-describedby="caption-attachment-281642" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a82bf2d2"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/12/AID9912-1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-281642" class="wp-caption-text">笹川友里アナは『王様のブランチ』のAD時代に「可愛すぎる！」と話題になり、局アナに転身した異例のキャリアの持ち主。隣は夫の太田雄貴氏</figcaption></figure>
続いて意外な「演出NG」を教えてくれたのは、テレビ局のキャスティングプロデューサーだ。このプロデューサーが挙げたのは、腰をかがめて胸をよせ、上目遣いの「雛ポーズ」で一世を風靡した雛形あきこ（44）だった。グラビアアイドルから一流女優への転身に成功した後、女優イメージを守るためか、「お風呂のシーン」にNGを出すことが増えたという。
「雛形さんの魅力はやはりあの抜群のスタイル。温泉ロケなどでは、どうしてもセクシーさを期待してしまいます。足から腰、胸、そして顔へとカメラをゆっくり動かして撮影したいところですが、エロく見えてしまうので『その撮り方はやめてほしい』と事務所からNGが出ました。また、湯船に足からつかるシーンも同じ理由でNG。湯船につかっている場面だけがOKでした。制作的には『首から上しか映らないんだったら、別に雛形さんじゃなくて良かったんじゃね？』となりますよね」（前出・キャスティングプロデューサー）
イベントを打つ際、必ずタレント側へお伺いを立てないといけないのが「媒体NG」だ。スポーツ紙や週刊誌、女性誌などはタレントのスキャンダルを報じることが多く、恨み骨髄のタレントが「ここは弾いてくれ」と媒体NGを出すことはよくある。PR会社も心得ているので、NG媒体には最初からイベントのお知らせ自体を送らないようにしている。
そんななか、PR会社をあっと言わせる男が現れた。メディアからもクライアントからも最高クラスの注目度の持ち主として認知されているフィギュアスケーターの羽生結弦（28）である。広告代理店のスタッフはこう証言した。
「アスリートはかなり神経質。スポーツ専門誌しか取材を受け付けないという人も多いなか、羽生はなんと『媒体NG無し』なのです。さんざん記事を書かれて、写真も撮られているのにフライデーも東スポも女性セブンも全部ウェルカムという稀有な人物。実際、秋に都内のホールを貸し切って行われたイベントに羽生さんが出たとき、文春の記者が来ていて現場がザワつきました（笑）」
NGが多いほど「使いづらい」タレント認定をされてしまうものだが、ユヅくんのこの豪胆さは何なのか。今後も、メディアおよびPR業界で金メダル級の活躍が見られるのは間違いなさそうだ。

テレビとラジオの世界を15年以上、漂流している放送作家

愛田プリン

メディアや芸能界にはつきものの「ＮＧ」。共演ＮＧや演出ＮＧ、媒体ＮＧと色々あるが、今回、本誌は羽生結弦の意外過ぎるＮＧ情報を入手した

ＭＣや女優が「ＮＧ」を連発するなか…メディア＆ＰＲ会社がどよめいた羽生結弦の「ＮＧ無し！」宣言

あなたへのオススメ