すべて年末年始も営業中!初詣の帰りでも立ち寄れる「珠玉のラーメン店5」
正月と言えばおせち料理が定番だが、何日も食べていると飽きが来る。 温かくてコッテリしたものが食べたい……とくれば、やはりラーメンだ。 幸い、初詣で賑わう寺社の近くには年末年始も営業している店舗が多い。 「年越しラーメン」や初詣帰り、店主こだわりの一杯を啜って福を祈ろう。
浅草名代らーめん 与ろゐ屋【浅草】
縁たまらーめん ◎1000円
浅草寺近くに店を構え30年
どこか懐かしいスープと麺が沁みる
年末年始の営業:通常営業
![動物系と魚介系が調和し、薬味の柚子の香り漂うあっさりとしたスープにオリジナルレシピの中細麺がよく絡む](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/1c67d888aece7a1f23280b67c219e5fa.jpg)
日本料理としての″らーめん″を追求して30年。スープの素材も麺も薬味までも、使用する食材は全て店主が産地に足を運んで確かめた一級品だ。それらが一体となった絶妙なバランスに唸るはず。その希少性から縁起物とされる二黄卵の味玉が正月のめでたい気分を盛り上げてくれる
住所:東京都台東区浅草1-36-7
tel:03-3845-4618
営業時間:11:00〜21:00(20:30L.O.)
休:無休
交通:地下鉄銀座線ほか浅草駅1番出口から徒歩5分
![和風ぎょうざ400円。パリッと焼かれた皮は香ばしく、鶏肉やニラ、春雨入りの餡はジューシー。山椒塩で食すのも◎](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/508c4bb3c492558255bcf62b207304c1.jpg)
![仲見世商店街からすぐの伝法院通りにある。地元客や観光客でいつも賑わう](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/52a059be9f263b1b695385b400f52e1e.jpg)
中華蕎麦 つけ麺 一(はじめ)【明治神宮前】
特製つけ麺 ◎1100円 中華そば(醤油)◎800円
明治神宮も徒歩圏内
濃厚魚介つけ麺か、あっさり醤油かどちらも完成度高し!
年末年始の営業:通常営業(祝日扱い)
![しっかり水で締めた麺はモチモチの食感。300gの大盛りまで無料。「特製」には焼き豚2枚に味玉が付く](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/98eaa78194d50d4f7f7b8a6c006d6e59.jpg)
東郷神社のすぐ近くで明治神宮からも徒歩圏内。人気なのがつけ麺で、啜り心地抜群の太麺に、動物系スープと煮干しや鯖節などの魚粉を合わせた濃厚つけ汁がしっかり絡む。鶏オンリーの清湯スープで作る「中華そば」もおすすめだ。三が日は特に混み合うためスープ切れ次第閉店
住所:東京都渋谷区神宮前3-23-1ノデラビルB1F
tel:03-5772-5800
営業時間:11:00〜21:30L.O.(日祝〜19:00L.O.) 三が日は19時L.O.
休:無休
交通:地下鉄千代田線ほか明治神宮前駅5番出口から徒歩4分
![鶏の旨味やコク、香りがこの一杯に凝縮。シンプルながらも奥深い味わいを堪能できる](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/ed1909749ad333d013c943ec17f7a36b.jpg)
鶴一家【横浜】
地獄ラーメン◎880円 豚骨スペシャル◎1100円
野毛山不動尊の帰りに◎
ガッツリの最右翼「家系」の旨味を24hいつでも堪能!
年末年始の営業:24時間営業
![ちょい辛から激辛まで5段階で対応。国産の豚骨100%の濃度のあるスープにキレのある辛さが抜群の相性だ](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/4cc09e7263422c0c09614bdbf7e576f7.jpg)
国産豚骨のみをじっくり炊いたスープはとろりとクリーミー。このスープに合うよう、家系にしてはやや細めのストレート麺を使用する。辛みが得意ならぜひ「地獄ラーメン」に挑んで欲しい。唐辛子のシャープな刺激が舌を突き抜け、食べ終わる頃には汗をかくほど身体もポカポカだ
住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-7-34
tel:045-324-5568
営業時間:24時間
休:無休
交通:JR京浜東北線ほか横浜駅きた西口から徒歩4分
![海苔はタレント・出川哲朗の実家「蔦金商店」製。スープに浸してオンザライスがベター](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/cbc9577b8099ce127ad3b8a5672006d6.jpg)
![24時間営業が何よりありがたい。元日深夜に参拝しても「〆ラー」可能](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/57493da25ae10cdb78c90cf8bc7c16c7.jpg)
麺や 福一【成田】
特製鶏白湯ラーメン◎1200円 名物半チャーハン◎400円
三が日は成田山参拝客で大繁盛
「ちょうどよい」クリーミーさが口いっぱいに駆け巡る
年末年始の営業:1〜3日昼営業
![炭火焼の豚肩ロース、低温調理の豚モモ肉など、それぞれのチャーシューの旨さも光る。満足感の高い一杯だ](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/946f89fc3bc79fff3e66ddf4bb3a0f15.jpg)
ラーメン通を唸らせ専門誌で殿堂入りも果たしたのがこの1杯。地鶏をメインで炊いたスープはサラリとしながらもリッチな旨味が押し寄せる。調理法の異なる4種のチャーシューがこれまた抜群。中華料理店で修行した2代目が鍋を振るう、ふわパラのチャーハンと合わせて堪能したい
住所:千葉県成田市花崎町846-15
tel:0476-22-1978
営業時間:11:30〜14:00(13:50L.O.)、18:00〜21:00(20:30L.O.)
休:日夜、月、元旦から9日まで11:00〜15:30までの営業(6日は休み)
交通:JR成田線成田駅東口から徒歩2分
![ラードで炒めたガツンとくる香ばしさが食欲をそそる。王道ながらも完成度はピカイチ](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/731902819eea440a5f341476a01f8aa9.jpg)
麺屋 龍【西新井】
臥龍◎900円
西新井大師近くの新星
洗練された味わいに元日から仰け反る!
年末年始の営業:31〜3日朝昼営業
![写真は細ストレート麺で啜り心地も抜群。最初に鶏の旨味が広がり続いて魚介の風味が鼻に抜ける](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/c0af9e8d4e9cd930691aef6d6f2b6d06.jpg)
西新井の住宅街にニューカマーが登場。いちばん人気が醤油味の「臥龍」で、4種類の醤油を使ったかえしが、丸鶏に魚介ダシを合わせたスープを引き立てる。さらに麺も自家製で全粒粉入りの細ストレートと手揉みの縮れ麺の2種類からチョイス可能。塩味の「蒼龍」もおすすめだ
住所:東京都足立区西新井4-27-14 英マンション103
tel:070-2792-9255
営業時間:11:00〜15:00(土日祝9:00〜)、31日は9:00〜15:00、18:00〜22:00、1〜3日は9:00〜15:00(4日は臨時休業)
休:不定休
交通:日暮里・舎人ライナー谷在家駅東口から徒歩7分
![店主の梨本龍二さんは元イタリアンのシェフ。’20年末に独立を果たした](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/39a41f3b5e45f1db490df6e56eb6af18.jpg)
![駅から少々離れているが足を運ぶべき一軒だ。浦安の清瀧神社近くに支店もあり](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/12/4081b79cd5910ea227624b85cb80aec8.jpg)
『FRIDAY』2023年1月6・13日号より
- 取材・文:菜々山いく子
- 写真:西﨑進也