映画のヒットに大便乗!クイーンそっくりバンドが世界中で大人気

世界中に存在するクイーンのトリビュート・バンドに注目。日本にもいた!

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

興行収入100億円を記録したクイーンの自伝的映画「ボヘミアン・ラプソディ」。この映画の大ヒットの恩恵を受けているのは、映画会社やレコード会社だけではない。これまで地道に活動してきた世界各国にいるトリビュート・バンドにも光が当たっているのだ。

トリビュート・バンドとは、リスペクトしているアーティストの曲をコピーしてライブ活動をするバンドのこと。解散したりライブを見ることのできないバンドをトリビュートすることが多く、クイーンはもちろんの事、レッド・ツェッペリン、ビートルズ、アバなどのトリビュート・バンドは世界中で数多く存在している。

メンバーのブライアン・メイと、ロジャー・テイラーは、フレディの死後、ポール・ロジャースや、アメリカン・アイドル出身のアダム・ランバートをヴォーカリストとして迎えながら現在でも活動を続けている。しかし、クイーン・ファンはどうしてもヴォーカリストにはフレディの残像を求めてしまう。トリビュート・バンドはどこまでその領域に近づくことができるかが大事なのだ。

実はクイーン・メンバー公認のオフィシャル・トリビュート・バンドが存在しているのをご存知だろうか。2012年、メンバーのロジャー・テイラーがオーディションを開催して結成したのが「ザ・クイーン・エクストラヴァガンザ(The Queen Extravaganza)」だ。

ザ・クイーン・エクストラヴァガンザ(The Queen Extravaganza)

メンバーが公認しているだけあり、単なるモノマネではなく、音楽性真っ向勝負の実力派で、ヴォーカリストのマーク・マーテルのフレディへの到達度はかなり高かった。実際、マークは映画『ボヘミアン・ラプソディ』の劇中歌のレコーディングにも協力している。クイーンはアダム・ランバートより、マークと一緒にツアーをすべきで、選択を間違っているという声がファンから上がるほど評価が高い。マークは残念ながら2017年いっぱいでバンドを離れたが、本家のお墨付きということもあり、2018年後半にはイギリスで「グレイテスト・ヒッツ・ツアー」を行い、大盛況だった。

The Queen Extravaganza – Bohemian Rhapsody (Live at Montreux 2016)

Marc Martel – “Somebody to Love”

またクイーンの史上最高のトリビュート・バンドと言われているのが、1998年に結成された南米アルゼンチン出身の「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(God Save The Queen)」。1980年代のクイーンのスタイルをベースに、1986 年のイギリスのウエンブリー・スタジアムでのライブを研究、ファッションとサウンドを忠実にコピーし、エンターテインメント性が高いのが特徴だ。

これまでに世界30か国でプレイし、80万人を動員。サウンドはもちろんだが、ヴォーカルのパブロ・ペイディンのなりきり度に注目だ。2月20日から南米ツアーがスタートし、7月には全国5カ所にわたるジャパン・ツアーが決定している。

ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(God Save The Queen)

Bohemian Rhapsody- God Save The Queen

 

海外からもう一つ、1993年に結成されたイギリスを拠点とするトリビュート・バンド「キラー・クイーン(Killer Queen)」。特徴としては、ヴォーカリストのパトリック・マイヤーズの表情が、80年代のフレディにとてもよく似ているのだ。パフォーマンス力も実証済みで、2019年はイギリス・ツアーが決定、またその後は9週間に渡るアメリカのツアーも予定されている。ヨーロッパを代表するトリビュート・バンドだ。

ボーカルがフレディに似ていると人気。イギリスで活躍中のKILLER QUEEN(キラークイーン)

Queen Tribute Band – Killer Queen

また、日本にもトリビュート・バンドは存在する。ヴォーカリスト、フレディ波多江率いる「GUEEN(グイーン)」がその代表格だ。

歴史は古く、1990年4月に活動開始。TBSのオーディション番組「いかすバンド天国」にも出演、審査員特別賞を受賞している。

2013年には来日中のポール・マッカートニー夫妻の前でも演奏し、爆笑させた実績を持っている。クイーンのトリビュート・バンドの評価はコーラス・ワークによるところが大きいが、彼らはメンバー全員がコーラスを担当。曲の再現性が可能なところが魅力でもある。5月には渋谷O-EASTでライブが決定している。

日本のトリビュートバンドは、コーラスのハーモニーの完成度が高い。その名もGUEEN(グイーン)

GUEEN 2014 12 20 @O-EAST

クイーンのトリビュート・バンドは世界中を探せばまだまだたくさん存在しており、今日も世界のどこかでクイーンの曲を演奏している。現在ではテクノロジーの進歩によって、サウンドを近づけることはそんなに難しいことではない。ブライアン・メイの特徴のあるギターの音色や、ロジャー・テイラーのドラムのアクセントなどもこれまでもかなり研究されてきた。

今後は映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見て、フレディに影響を受けた新世代のトリビュート・バンドがさらに生まれるだろう。しかし、フレディ・マーキュリーの歌声だけは唯一無二のもので、そう簡単に近づくことはできない。映画のヒットによって注目を浴びる分、聴衆の耳と目はさらに厳しくなるが、トリビュート・バンドには、様々な魅力のある「クイーン」を楽しませてほしいものである。

Photo Gallary4

share icon記事をシェアする

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事