中居正広　ラジオで電撃復帰に「３月ＷＢＣ」目指して懸命リハビリも…“頑張りすぎ”を懸念する声

芸能活動休養中の中居正広の復帰時期をめぐり情報が錯綜している。

中居は昨年７月に急性虫垂炎を理由に入院。同18日に仕事を再開させたものの、10月上旬に『中居正広のキャスターな会』（テレビ朝日系）を２週連続で欠席するなど体調不良が伝えられ、11月４日に一時休養を発表した。休止前に収録していたラジオ番組では、医者から一定期間の静養を勧められたことを明かしつつ、病状については「うまくごまかされていただきたい」と明言を避けた。

当初は１ヵ月ほどの休養を予定していたものの、昨年12月に年内いっぱい活動休止を延長すると発表。同11日に放送されたフジテレビ系『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞２０２２』では事前収録された本人映像が流れたが、激ヤセした姿に心配の声が相次いだ。

「『珍プレー好プレー大賞』で流れた中居さんの姿は11月上旬ころのもの。現在はそこからさらに痩せてしまっているようです。

一部では病名をめぐり心配な報道もありますが、本人は『必ず戻るから！』と宣言。周囲もその言葉を信じ、冠番組などは変更せずに待ち続けるそうです」（テレビ局関係者）

そんな中居を支えているのが、今年３月に開幕する野球世界一決定戦『ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）』だ。中居の野球好きは有名で、かつてテレビ番組で

「（女性と）デートするより野球観戦」

と豪語するほど。読売ジャイアンツの大ファンで選手や監督との交流も厚い。

’13年の第３回ＷＢＣでは日本野球機構（ＮＰＢ）から史上初の「侍ジャパン公認サポーター」を拝命。’17年の第４回大会でも、２大会連続で公認サポーターに就任した。

「中居さんは現場にも率先して足を運び、ナマの雰囲気をリポートしてきました。ＷＢＣは中居さんのライフワークであり、仕事を超越して楽しみにしている一大イベントです」

とは前出のテレビ局関係者。今年３月に行われる第５回大会は、史上最大規模で開催される。

米メジャーリーグで活躍する大谷翔平やダルビッシュ有が侍ジャパン入りを表明したばかりか、これまでは１・５軍クラスだった米国代表もスター選手が大挙参戦予定。エンゼルス大谷の同僚でＭＬＢ史上最高の選手として名高いマイク・トラウトが主将を務めるほか、サイヤング賞を３度獲得している“現役最強左腕”クレイトン・カーショーをはじめ、各ポジションでスター選手をズラリと揃えた。

「このメンツを見て中居さんが興奮しないわけがない。昨年休養期間を延長したのも、ＷＢＣに万全を期すためと言われている。

今回も当然、中居さんを『公認サポーター』に推す声は多いし、本人もやる気満々。必ずＷＢＣまでには戻ってきますよ」（同・テレビ局関係者）

他方で、現状を考慮すると、これまでの大会のようにはいかないという指摘も上がっている。

「中居さんはプロ意識の塊。体力面やのどの調子などで、周囲に気を遣わせる状況になることは望んでいない。すでに入院先からは退院し、現在は体を“元に戻す”ためのリハビリに専念しているというが、劇的な回復まではどうか。試合前の練習時からビッシリ取材していた過去大会とは違い、今回は要所要所で出演するカタチになるのではないか」（芸能プロ関係者）

中居は７日には『Kis-My-Ft2』の藤ヶ谷太輔がパーソナリティを務めるラジオ番組『藤ヶ谷太輔　Peaceful Days』（ニッポン放送）にサプライズ登場。電撃復帰を果たした。14日放送の『中居正広のキャスターな会』（テレビ朝日系）で本格復帰する可能性が出てきたと一部スポーツ紙で報じられたが、同局は

《現時点では決まっておりません》

とコメントしている、

努めて明るく振る舞う中居だが、食欲は完全に戻り切っておらず、人前に出るには“時間がかかる”という情報もある。周囲の期待に応えようとするあまり、かえって体に負担をかけるケースもありうる。