寒さに耐えながら…「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔 早朝の丸の内に「かっちりスーツ姿」で現れた

平日だが、まだ通勤客もまばらな早朝の東京駅前（千代田区）。１月中旬、厳しい寒さのなか、青いベンチコートを着込んで現場入りしたのは、『Kis-My-Ft2』の藤ヶ谷太輔（35）だった。

この日撮影していたのは、放送中のドラマ『ハマる男に蹴りたい女』（テレビ朝日系）。カメラが回る直前にベンチコートを脱ぎ、衣装のスーツ＆ビジネスコート姿になった藤ヶ谷は、通行人役のエキストラが行き交うなかを東京駅を背にしてまっすぐ歩く。しばらくして立ち止まり、何か考えるかのように地面をじっと見つめるシーンを撮影していた。

カットの声がかかるとすぐに、スタッフが駆け寄り、藤ヶ谷にベンチコートを手渡す。相当寒かったのだろう、藤ヶ谷は、コートのポケットからカイロを取り出し、かじかんだ手と、首や耳に当てて温めていた。

本作で藤ヶ谷が演じる主人公は、エリート街道を歩んでいたにもかかわらず上司の反感を買って事実上のリストラに遭い、退職。妻にも捨てられ、絶望していたところに、友人から紹介されてとある下宿の管理人を務めることになり、そこで関水渚（24）演じるズボラ女子の住人と出会い、恋が芽生えて……というラブコメだ。

「この前日の朝には、日比谷公園でロケが行われ、藤ヶ谷と、主人公の元同期役のお笑いコンビ『インディアンス』の田渕章裕（37）が登場。二人とも、撮影の合間に番宣用のコメント撮りを行い、スタッフと談笑するなど終始、和やかなムードでした」（テレビ局関係者）

だが、ここのところ藤ヶ谷を取り巻く世間の空気は、けっして穏やかなものばかりではなかった。

「ファンの間ではジャニーズの″退所ドミノ″に関連して、次に退所するのはキスマイではないかという噂がまことしやかに囁(ささや)かれているんです。玉森裕太（32）がいまだに飯島三智氏と連絡を取っているという噂もあります。

しかし、１月に放送されたバラエティ番組の中で、藤ヶ谷は視聴者からの『退所は考えたことがあるか』という質問に対し、『過去にはあるけれど、いま現在ではやめようと思っていない』と断言。グループ内でもっとも長い24年のジャニーズ在籍歴を誇る藤ヶ谷が、自ら退所説を一気に打ち消した形になりました」（芸能プロ関係者）

ドラマだけでなく、主演映画『そして僕は途方に暮れる』も公開されるなど大活躍中の藤ヶ谷。キスマイはメンバーの横尾渉（36）が一般女性との結婚を発表したばかり。藤ヶ谷や他のメンバーが横尾に続き、退所ドミノではなく、結婚ドミノとなることはあるのだろうか……。

『FRIDAY』2023年２月17日号より