EXIT兼近大樹「女子の腕折り」発言が炎上 “悪事探し”に見る「小山田圭吾いじめ自慢」との共通点 | FRIDAYデジタル

EXIT兼近大樹「女子の腕折り」発言が炎上 “悪事探し”に見る「小山田圭吾いじめ自慢」との共通点

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強盗犯の指示役との関係が注目されたEXIT兼近。過去の発言なども注目されて…
強盗犯の指示役との関係が注目されたEXIT兼近。過去の発言なども注目されて…

お笑いコンビ『EXIT』兼近大樹の過去をめぐる騒動が、横道に逸れ始めている。

兼近は10年以上前に札幌市で起きた窃盗事件に関与。一緒に逮捕されたメンバーの中に広域強盗事件の指示役「ルフィ」とみられる渡辺優樹容疑者がいたことから、大騒ぎとなった。

この事件で兼近は釈放となっているが、同容疑者の凶悪性などもあり、説明責任が求められた。

兼近はSNSやユーチューブ生配信で、同容疑者と過去に接点があったことを認め謝罪。一方で事件以降は一切連絡を絶っていると強調した。

「視聴者としては、10年以上前の出来事とはいえ、渡辺容疑者と昔“つるんでいた”という事実はショックであるように思います。最近の兼近さんは好感度も高く、クリーンなイメージも付いていただけに、視聴者の“見方”が変わるのは痛手かもしれません」(テレビ局関係者)

芸能界では10年以上前の事件、それも釈放された案件をこのタイミングで持ち出して、批判するのは「おかしい」という声が日に日に高まっている。

一方で、ネットの一部では今回の騒動をきっかけに、過去の兼近の言動を“リサーチ”する者もいる。直近で話題になったのは、‘13年8月17日の

《まだ卵じゃい!!←あれ よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ》

というツイート。“よく女の子の腕の骨へし折ってた“というくだり、確かにギョッとする内容ではある。

このツイートを“発掘”された兼近は4日、SNSで釈明。

《おいマジか。こんなん繋げるの勘弁してくれ、、、思い出したよ。芸人なりたてでお笑い芸人みたいなことしたくて、ヤンキー弄りみたいなのされてて、ヤバいヤンキー大喜利返しみたいな返しで過激なこといえばおもしろいと思ってたんですね、、、 滑りすぎ弁明できない 無限に出てくるけど不快ですまん》

と返した。あくまでこれはヤンキー大喜利の「返し」で、面白い面白くないは別として約10年前の“ノリ”で出た言葉だったという。それでも、一部ネット民は

《男が女の腕へし折る事が笑い?》
《それが笑いと思ってたなら芸人向いてないわ》

などと追及。すると兼近は

《今は恥ずかしくて目も当てられません》
《本当に申し訳ない。いまはふざけてもこんな事言いません。ふざけてでもこの言葉を仲間内でやり取りした事、申し訳なく思っています。気持ち悪い感性ですみません》

と謝罪したが、炎上が収まる雰囲気はない。

当初、騒動の中心は「ルフィ」との接点だったはずだ。それが今や、兼近の過去ツイートやインタビューまでくまなく調べられ、怪しいモノは晒すという〝アラ探し〟のような状態になっている。

似たようなケースで思い起こされるのは、‘21年に“いじめ問題”で大炎上したロックバンド『コーネリアス』小山田圭吾だ。

‘94年出版の『ROCKIN‘ON JAPAN』や’95年の『Quick Japan』の中で語った“いじめ自慢”の内容が問題視され、小山田は東京五輪の式典作曲者を辞任した。

「小山田さんは学生時代のいじめ自体は認めています。ただ、本に書いた内容の一部は他人のエピソードを拝借したり、話を“盛った”部分もあると釈明していました。しかし、小山田さんの主張はほとんど加味されず、SNSではバッシングが収まりませんでした」(スポーツ紙記者)

小山田の時も著作物や過去の発言をくまなく調べられ、次から次へと“燃料”を投下された。こうなると本人の力ではなかなか止められるものではない。本人がいくら否定しても「本当かよ?」という先入観は残る。

兼近もまたネットの激流のさなかにいる。「ルフィ」の事件に区切りがつかない限り、しばらくは耳目を集めそうだ…。

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