タブレット純 50代と偽り音楽評論家と文通していた中学時代…負オーラが幸運を引き寄せた壮絶人生
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取材・文:井出千昌
フリーライター。タブレット純氏と知り合ったのは今から10年ちょい前。黒沢進さんの追悼イベントで、歌いながら失神する姿に度肝を抜かれた。その後、お笑いへの道を模索している頃にアシッド・フォーク系のバンド、ラブ&レボリューションのステージで突如フリップ芸を披露したのが忘れられない。ベルトが壊れてパンツがずり落ちそうになりながらも芸を続け、自らが落としたフリップに埋もれて身動きが取れなくなる様子を見て、「この人は持っている。お笑いの道に進むべき」と密かに思ったのであった。
撮影:安部まゆみ