有働由美子、武田真一に桑子真帆の名前も…NHKアナが続々と日テレ移籍「背景にある特殊な関係」
日本テレビ局内では、こんな噂で持ち切りだという。NHKの2人の大物アナが、日テレに移籍するかもしれないというのだ。エース格の桑子真帆アナ(35)と、先ごろテレビ東京の相内優香アナ(37)との極秘入籍が明らかになった青井実アナ(42)である。
実際にNHKの顔だったアナウンサーが、日テレの看板番組で活躍する例はある。その代表は、『news zero』でお馴染みの有働由美子アナ(53)だろう。武田真一アナ(55)も、4月にスタートする新番組『DayDay.』のMCに抜擢された。背景には、同じ年(1953年)に開局した両放送局の歴史がある。
「有働アナは2013年、開局60周年時に日テレと共同制作された『NHK×日テレ60番勝負』に、NHKの選抜アナとして武内陶子アナとともに出演しています。
さらに2018年、開局65周年時に共同制作された『テレビ放送65年 NHK×日テレ コラボデー』で、NHKから選ばれたのが武田アナです。有働アナも武田アナも、記念の年の特番などで日テレとパイプができていたんですよ」(NHK職員)
70周年記念の特番に抜擢

桑子アナや青井アナも、有働アナや武田アナと同じ流れに乗っているという。
「実は桑子アナも、2018年の65周年記念特番にNHKの代表アナに選ばれていました。ただ当時は、最初の夫と離婚したばかり。移籍しようにも間が悪かったようです。現在は俳優の小澤征悦と再婚し障害はありません。
さらに今年度、NHKと日テレは開局70周年を迎え、3度目の記念年特番『テレビ放送70年 NHK×日テレ コラボウイーク』を共同制作する予定です。NHKからは桑子アナと青井アナが選抜されています」(同前)
特番をキッカケに、桑子と青井の両アナは日テレへ移籍するのだろうか。
「可能性は十分あります。しかし、実現したとしてもスグではないでしょう。有働アナも武田アナも、記念年特番から5年後に日テレへ移っています。桑子アナや青井アナに移籍する意思があったとしても、交渉などに時間がかかる。有働アナや武田アナと同様、5年後の28年ごろではないでしょか」(日テレ社員)
そもそも、NHKと日本テレビの両局が以前から近い関係にあるのは業界では有名な話だという。人的交流も盛んで両局を代表するトップクリエイターがお互いの番組に出演したり、日テレの子会社である「AXON」がNHKのバラエティー番組やドラマなどの制作を請け負ってきたのだ。
「両局は良好な関係にあります。NHKとしては民放の情報がほしい。一方の日テレはNHKの技術力から学ぶべき部分が多いんです。お互いにウィンウィンな間柄なんですよ」(同前)
今後、日テレとNHKは配信などの分野で共同で作業にあたるという話もある。両局のアナウンサーの動きによって、テレビ界の勢力地図が変わるかもしれない。





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撮影:西 圭介 川上孝夫