「ゲスすぎる不倫男」に騙されながら交際していた「女子大卒OLの恋愛観」が壊れていた悲しすぎるワケ | FRIDAYデジタル

「ゲスすぎる不倫男」に騙されながら交際していた「女子大卒OLの恋愛観」が壊れていた悲しすぎるワケ

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

<毎日多くの不倫相談が寄せられる恋愛相談所「ANSWERS」。前編では一回りも年上の既婚男性に押し切られて交際している恋愛経験がない女性の相談を紹介した。そんなかたちで始まった不倫関係はどのような結末を迎えるのか>

不倫沼に溺れてしまい…
不倫沼に溺れてしまい…

一般的に、不倫や浮気などの恋愛を身近な人に相談しても「やめておいた方が良い」と言われることがほとんどでしょう。親しければ親しい程、応援してもらえない恋愛の形です。

ですが人にやめておけと言われてやめられるならば、もうとっくにお別れしているわけで、それでも好きだから悩んでいるという状態の方ばかりです。

自分の恋愛が正しいかどうかを判断してほしいというご相談はほとんどありません。私たちも電話相談の中で不倫の善悪ではなく、好きな人とどうしていきたいかにフォーカスするようにしています。

しかし、まゆみさんのケースは彼が既婚者だからという以前に、まゆみさんがまともに扱われていないこと、今の彼がまゆみさんに行なっている接し方は「一般的ではない」とまゆみさんご自身が判断できていないことが問題です。

それに気づいてもらうことが何より必要で、その上でこの関係を続けていくのか、断ち切るかをまゆみさんには決めてほしいと考えました。

まずは彼の言葉や行動をさまざまなシチュエーションで洗い出しました。

彼の発言
「まゆみだけを愛している」
「他の女性はまゆみには及ばない」
「ドキドキするのはまゆみだけ」
「まゆみが嫉妬に、愛情の深さを感じて嬉しい」

彼の行動
「彼がまゆみさんに会いに来ることはなく、いつも呼びつけられる」
「デート費用はほぼまゆみさん持ち」
「デートの途中でまゆみさんを置いていなくなる」
「普段電話やLINEはほぼしない」

まゆみさんには

「本心と違うことを言うことは簡単なので、言葉ではなく行動に注目してください。行動は嘘をつけません。もしまゆみさんを大事に思っていれば、労力・時間・お金など、彼自身が面倒なことや損するようなことでも喜んでするはずです。そういう行動があるかないかを観察していきましょう」

とお伝えしました。

彼の言動につじつまが合わないことや「愛されている場合」と「都合よく扱われている場合」の違いなどを認識してもらうことに正直、かなり時間がかかりました。

分かりやすく、イメージしやすいようにと、家族や両親から向けられる愛情に例えたのですが、まゆみさんの父親は別の場所で愛人と何年も同棲中で、もうずっと会っておらず、物心がついた時から経済的な支援の関わりのみとのこと。

そもそもまゆみさんは「愛される」ということがどういうことか学ぶ場面があまりにも少なかったのかもしれません。

愛情を学ぶ環境がなく、よく理解ができないまま恋愛をして身体だけを消費してしまうようなケースも増えているように思います。

最終的に「優しくされたい」「思いやりを持って接してほしい」「愛されたい」「もっと大事にされていいんだ」ということに気付き、「ゲス不倫」は終わらせることを決めたまゆみさん。

これからはきちんと愛されて満たされる感情を体感させてくれる人と出会うことを願います。

  • 水沢翔子

    現役恋愛工作員・不倫診断士・不倫相談士・マッチングアプリストとして電話相談ANSWERSにてカウンセラーとして活動中。恋愛工作の現場で得た恋愛のノウハウやテクニックをドリル化したカリキュラムシリーズも大好評。

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事