小倉優子、安藤なつ、エド・はるみ…芸能界で空前の〝学び直しブーム〟が起こった背景 | FRIDAYデジタル

小倉優子、安藤なつ、エド・はるみ…芸能界で空前の〝学び直しブーム〟が起こった背景

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4月から白百合女子大に通う〝女子大生〟になった「ゆうこりん」こと小倉優子
4月から白百合女子大に通う〝女子大生〟になった「ゆうこりん」こと小倉優子

芸能人の間で資格取得・学び直しが流行っている。

お笑いコンビ『メイプル超合金』の安藤なつはこのほど、ブログで介護福祉士の国家試験に合格したことを報告。

「実は去年ほぼ初めての受験生しており、あれこれして一月末に介護福祉士の国家試験受けておりました。無事に合格致しました!」(原文ママ)

と発表した。安藤はボランティアも含めると20年以上にわたって介護に携わり、ホームヘルパー養成研修2級と、介護福祉士実務者研修の資格も所持している。

タレントのつるの剛士は昨年末、保育士試験に合格し晴れて「先生」となった。つるのは’22年3月に短大を卒業し、幼稚園教諭二種免許を取得。同10月には准学校心理士の資格を取得するなど、教育関連の勉強に力を入れてきた。

つるのはSNSで今後について

「地域、家庭、育児、幼児教育、保育の未来や環境づくりのチカラになれるよう精進します」

「来春からも引き続き大学編入へ向け只今準備中。自分だからできることを探索模索しながら粛々と学びます」

と抱負を語っている。

ある芸能界関係者によると、大きかったのは新型コロナだという。

「コロナの蔓延でそれまで忙しく働いていた芸能人の仕事がストップした。出口が見えなかったこともあり、そこで人生を見つめ直す人が大勢いた。

安藤さんもつるのさんも、かねて関心のあった分野を掘り下げることで、タレント活動との二刀流を実現。芸能界を離れても〝やりたい仕事がある〟というのは精神的に本当に大きいことだと思います」

お笑いタレントのエド・はるみは、この春から新たな一歩を踏み出す。筑波大学大学院の博士課程(デザイン学)へ進学。エドはブログで

《何の研究かと言いますと…『人の弱った活力を再び回復につなげる研究』です。人が何らかの原因で活力が落ちてしまったとき、それを<考え方>で解決するのではなく『体を動かすこと』、何らかの<行動、実践>で気分の変化を目指していくという研究です》

と説明している。2年前から勉強していたという。

「エドさんは吉本興業の中でもコンピュターインストラクター、マナー講師を経て、東京NSC11期生となった変わり種。吉本でも異彩を放っており、若手芸人の間では『真のモンスター』と称する人も多い。最終的に政治家になるのでは?という声も聞かれます」(お笑い関係者)

同様にこの春から大学生になるのが、タレントの小倉優子だ。

2度の離婚、3児の母として奮闘するなか、番組企画で大学受験し、白百合女子大学に合格。1日にはインスタグラムを更新し、入学式の模様を公開した。本命の早稲田大学教育学部などは不合格だったが、小倉は卒業後の大学院進学にも意欲を見せている。

「彼女の場合は一連の離婚騒動でママタレとしての株を下げてしまった。そこで新たな武器として大学進学を目指した部分はあると思う。

番組企画と連動していましたからね。その辺りの〝嗅覚〟はさすが。今後は育児と学業を両立させる新種のママタレとして、メディア露出を増やしていくのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

ほかにも、不倫騒動で集中砲火を浴びた映画コメンテーター・有村昆は日本サウナ熱波アウフグース協会が実施している『JSNA熱波師検定B』に合格。サウナ好きが高じてのことのようだが

「もっか大ブームのサウナにビジネスチャンスを見出したようです。本業が伸び悩むなか、新たな生活の基盤にしたい思惑もあるそうです」(芸能プロ関係者)

という。

ひと足早く3月に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を卒業したのは、お笑いコンビ『ホンジャマカ』恵俊彰。

「情報番組におけるスポーツの役割というのを研究した」

というから、こちらは番組MCとしての能力向上を狙ったものだろう。

タレントや俳優業1本で生涯食べていけるのはごくわずか。今後もこうした資格取得・学び直しをする芸能人が増えていくことは、間違いなさそうだ――。

  • PHOTO原 一平

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