春の麗らかな朝光が降り注ぐ、朝のお台場。４月上旬のある早朝、ここに現れたのはフジテレビ入社３年目の竹俣紅アナ(24)だ。『Live News イット！』の中継のため、４時という早朝出社にもかかわらず、にこやかに番組スタッフの女性と談笑し、番組SNSで使うための写真をパシャリ。その和やかな流れでカメラの前に立ったが、すぐに凛とした真剣な表情になった。
<figure id="attachment_307225" aria-describedby="caption-attachment-307225" style="width: 1867px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ca9fe9d6"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/967A1019-e1681803511314.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307225" class="wp-caption-text">女性スタッフと『Live News イット！』の撮影場所へ向かう竹俣アナ。番組SNSに公開される竹俣アナのオフショットは毎回300以上の「いいね」がつく人気コンテンツとなっている</figcaption></figure>
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竹俣アナは昨年、『めざまし８』の情報キャスターに就任したが、今年３月30日をもって番組を卒業。この４月からは、毎週日曜の午後３時から放送中の競馬中継番組『みんなのKEIBA』のMCに就任した。初回からレースの予想を的中させるなど大活躍しているのだが、フジ社内ではこの人事について評価が割れているという。
「竹俣アナがわずか１年で帯番組の『めざまし８』を降板となり、週に１回しか放送されない競馬番組のMCとなったことで、一部では“上層部の不興を買って更迭されたのでは？”という疑問の声があがっていました。というのも、この４月から、永島優美アナ(31)の後任として、竹俣アナの同期の小室瑛莉子アナ(24)が『めざまし８』の新MCに就任しているんです。竹俣アナの今後を心配する局員もいますね」(フジテレビ関係者)
<figure id="attachment_307226" aria-describedby="caption-attachment-307226" style="width: 2900px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="91ce9985"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/967A1166-rotated-e1681803083231.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307226" class="wp-caption-text">昨年７月から『Live News イット！』のお天気コーナーを担当。声が聞き取りやすく、コーナーの最後にお辞儀をする姿が視聴者やスタッフらにも評判だ</figcaption></figure>
１年で朝の看板番組を出された竹俣アナは競馬番組のMCを務めることに「プレッシャーを感じていた」（前出・フジ関係者）という。
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「前任の堤礼実アナ(29)が視聴者に好評だったんですよ。実際、MCが竹俣アナに代わると発表された際には、堤アナの降板を惜しむ声がフジ本社やネット記事のコメント欄に寄せられました。竹俣アナは競馬の素人、しかもMCは初めて。不安になるなという方が難しいですよね」(同前)
完全アウェーな舞台で再スタートを切った竹俣アナだが、番組関係者は「決して出世街道を外れたわけではない」と言う。
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「私は期待されていると思います。競馬番組を担当したアナウンサーは、上手くやれば競馬ファンからアイドル的人気を得ることができますしね。まったく門外漢の竹俣アナが生放送でどこまで頑張れるのかを、局の上層部は見ているはずです。期待に応えて、竹俣アナは初回からしっかり研究、分析をして４月２日の『大阪杯』でジャックドールを本命予想して的中させています。４月９日の『桜花賞』も的中。早くもファンがついているそうです」(番組関係者)
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<figure id="attachment_307227" aria-describedby="caption-attachment-307227" style="width: 3648px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c77c0e47"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/967A1632-rotated-e1681803305335.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307227" class="wp-caption-text">朝５時台のお天気コーナー後、共演したガチャピンと談笑</figcaption></figure>
 『みんなのKEIBA』を務めあげた堤アナは、今年から夜のニュース番組『FNN Live News α』のメインキャスターに抜擢され、“フジテレビの夜の顔”となっている。
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「フジ上層部は竹俣アナに看板アナウンサーになってもらいたいと考えているのではないでしょうか。競馬の生放送番組は情報量が多く、入念な下準備が必要でかつ、臨機応変な対応力が求められる。報道キャスターになるための修行にうってつけなのです。竹俣アナを報道番組の顔に育てたいという“親心”を感じますね」(同前)
<figure id="attachment_307232" aria-describedby="caption-attachment-307232" style="width: 3570px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="bbfd5c4b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/967A1450-e1681803435615.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307232" class="wp-caption-text">『みんなのKEIBA』MC就任を機に初めて馬券を購入したと報告。「MCがまったくの素人で大丈夫か」という声もあったが、今では「一生懸命勉強する初々しさがよい」と評判だ</figcaption></figure>
女流棋士時代に培った頭の回転の速さと勤勉さで、竹俣アナは競争が激しい女子アナ界を生き抜いていくことだろう。

仲川圭太朗

春の麗らかな朝光が降り注ぐ、朝のお台場。４月上旬のある早朝、ここに現れたのはフジテレビ入社３年目の竹俣紅アナ(24)だ。『Live News イット！』の中継のため、４時という早朝出社にもかかわらず、

フジテレビ・竹俣紅アナの『めざまし８』卒業＆競馬番組新MC就任は「左遷か抜擢か」

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