<figure id="attachment_309341" aria-describedby="caption-attachment-309341" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="205fcd7b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/aa0ca01ecff8046c589b45f3ce27b77d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309341" class="wp-caption-text">キンプリ時代、岩橋は神宮寺勇太（25）とペアだった。神宮寺の退所後は合流して、ペアの再結成が期待される</figcaption></figure>
<h2>喧嘩別れor円満退社</h2>
<p>’17年の９月をもって、ジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎（49）、香取慎吾（46）、草彅剛（48）を含め、この10年で総勢17名のタレントが事務所を去った。今年もさらに『Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ』の平野紫耀ら３人が退所予定だ。</p>
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<p>大多数の〝辞めジャニ〟は、退所後も何かしらの形で芸能活動を続けている。なかでも近年の成功例として注目されるのが、’21年３月末に退所した元『Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅ』の岩橋玄樹（26）だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「彼は今、１億円以上の売り上げを出しています。７都市をまわるソロライブツアーも行っており、１万人超を動員したほか、『イヴ・サンローラン・ボーテ』のＣＭにも出演しました。３月中旬には米国の芸能事務所『Ｔｈｒｅｅ Ｓｉｘ Ｚｅｒｏ』への所属も決まっています。俳優のウィル・スミス（54）やジェイソン・ステイサム（55）の後輩となって、海外を中心に活動していくのでしょう」（芸能プロ関係者）</span></p>
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<p>キンプリとしての活動は短期間だったが、それでもジャニーズファンは彼を支援しているという。</p>
<p><span class="strongInContent">「デビューする前から、相当な人気がありました。しかし、ＣＤデビューして５ヵ月あまりで、パニック障害の治療のため活動を休止してしまった。もともと根がかなり真面目ですし、病気を抱えながらできる仕事の範囲を越えてしまったのでしょうね。<br>
辞めてからは、体調に無理のない範囲で音楽活動を続けており、彼にはこっちのほうが合っていると思いますね。退所後もキンプリのメンバーとは円満です。互いに別件で鈴鹿サーキットを訪れた際には、写真を撮り合う場面もあり、キンプリのファンも岩橋を支持しています」（芸能リポーター・城下尊之氏）</span></p>
<p>また、それ以上に活躍しているのが山下智久（38）だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「海外ドラマで主演を務め、ネットフリックス作品『今際の国のアリス』に出つつ、ＮＨＫドラマ『正直不動産』でも主演を務めました。国内作品に加え、海外からのオファーも来ています。事務所にいた頃、山下の年収は全盛期で５０００万円超だったようですが、退所後は収入が上がったと聞いています。<br>
親しい後輩である赤西仁（38）は、退所後に自主レーベルを立ち上げ、ファンクラブビジネスを行うスタイルを確立したパイオニアで、年間２億〜３億円の稼ぎがあると報じられています。山下は俳優とファンクラブの会員費だけでやっていけたらと考えているようですが、赤西が音楽活動やファンに向けて積極的にイベントなどをやったほうがいいと背中を押しているようです」（テレビ局関係者）</span></p>
<figure id="attachment_309346" aria-describedby="caption-attachment-309346" style="width: 1562px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="421de15c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/2dc77233f056e94e23579554e94ca812.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309346" class="wp-caption-text">Prime Video配信作品の撮影に挑む山下。監督は以前から山下がファンだったというイ・ジェハン（51）が務める</figcaption></figure>
<div data-friday-nextpage-lead="芸能マネジメント事務所を立ち上げた「滝沢秀明」"></div>
<p>赤西や山下、錦戸亮（38）など、同年代の〝辞めジャニ〟同士のコミュニケーションは活発で、時にはユーチューブでコラボすることもある。そんな中、唯一裏方として芸能マネジメント事務所を立ち上げたのが、滝沢秀明（41）だ。</p>
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<p><span class="strongInContent">「ジャニーズ事務所で副社長にまで登り詰めましたが、若手タレントの売り出し方や育て方で衝突し、事務所とは喧嘩別れする形で退所。今年３月16日に芸能事務所『ＴＯＢＥ(トゥービー)』を立ち上げ、タレントの募集を開始しました。<br>
</span></p>
<p><span class="strongInContent">彼は裏方になってから、カメラに撮られる場所には一切出ない。今後もそういう方針で行くのかと思ったら、視聴者が課金できるＴｉｋＴｏｋライブでは顔出しして、視聴者からの〝投げ銭〟を受け取っており、ちゃっかりしています。<br>
</span></p>
<p><span class="strongInContent">新事務所の募集要項を見ると、オーディションの過程を公開していくようです。もともとカリスマアイドルですし、Ｊ.Ｙ.Ｐａｒｋ（51）のように、プロデューサーとしてオーディション番組に登場するのでは。海外ビジネスに強い実業家らとの人脈もありますし、育てたタレントはアジアや米国にバンバン売り込んでゆくつもりなのでしょう」（制作会社関係者）</span></p>
<p>対して、事務所と円満退所を果たしたのが、元『ＳＭＡＰ』の中居正広（50）だ。グループ解散時の中居の思惑を大手芸能事務所関係者が明かす。</p>
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<p><span class="strongInContent">「『新しい地図』の稲垣、香取、草彅らが事務所を離れる決断をした時、中居も辞めたかったと思います。ただ、彼はタイミングを計った。前出の３人は俳優業が中心ですが、中居の主戦場はテレビ番組のＭＣ。退所後も馴染(なじ)みのテレビ局スタッフらと仕事ができるよう、円満な関係を築いてから退所しました。ジャニーズ時代のマネージャーも付いてきており、今も一緒に仕事をしていますね」</span></p>
<figure id="attachment_309338" aria-describedby="caption-attachment-309338" style="width: 1361px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="92b14bb4"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/e357f8b198ae1dbfc1628c9391fd6421.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309338" class="wp-caption-text">山下同様、錦戸もNHKドラマに出演。主人公の父役を務める。退所後はミュージシャンと俳優を主軸に活動中</figcaption></figure>
<figure id="attachment_309342" aria-describedby="caption-attachment-309342" style="width: 1389px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="8a476ba3"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/86e27520603ed2c7780526ee17b05a84.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309342" class="wp-caption-text">退所した滝沢が、タレント育成のため新たに設立した芸能事務所『TOBE』は日本芸能界の台風の目となるか</figcaption></figure>
<div data-friday-nextpage-lead="好きな舞台や音楽だけを・・・"></div>
<h2>好きな舞台や音楽だけを</h2>
<p>「仕事を減らしてマイペースに生きていきたい」、「アイドルの仕事をしたくない」……タレントがジャニーズを自ら退所する理由は、この二つのいずれかだ。前者の代表格として元『Ｖ６』の森田剛（44）、元『ＴＯＫＩＯ』の長瀬智也（44）がいる。</p>
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<p><span class="strongInContent">「森田は26年間続いた『Ｖ６』を辞めた後、舞台を中心に活動しています。といっても、テレビや映画に出ないと決めているわけではなくて、やりたい作品は受けて、結果的に舞台が多くなっています。<br>
’21年には妻の宮沢りえ（50）と二人で新事務所を設立。結婚当初から宮沢のほうが稼ぎは上ですし、貯(たくわ)えもある。森田が好きな仕事だけしていても家族の暮らしに何の問題もありません」（演劇関係者）</span></p>
<p>長瀬は表舞台から姿を消したが、ＳＮＳには日々バイクやバンド活動などで生き生きと過ごす様子をアップしている。</p>
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<p><span class="strongInContent">「長瀬は芸能活動を続けていこうとは思っていません。彼は、お金のためではなく、ライフワークとして『ＴＯＫＩＯ』のメンバーで音楽活動をやっていきたかったんです。しかし、山口達也（51）が脱退したことで叶わなくなってしまった。他のメンバーは音楽のことは長瀬に任せきりだったし、ジャニーズの若手でベースができる子を呼んできて『ＴＯＫＩＯ＋○○』のような感じでもかまわないと思っていたようです。だけど長瀬は、山口も加えた５人にこだわった。山口が復帰しない以上、もうグループに未練はないのだと思います。自己顕示欲が高いほうでもないので、芸能人でいる必要も感じていない。今は気心知れた仲間と音楽をやっていけたらと考えているようです」（前出・城下尊之氏）</span></p>
<figure id="attachment_309339" aria-describedby="caption-attachment-309339" style="width: 1976px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="be2dd1bf"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/211222F_028ab_r.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309339" class="wp-caption-text">著名な写真家との打ち合わせを終え、送迎車へ乗り込む森田。妻の宮沢と二人で互いの仕事を決めているという</figcaption></figure>
<figure id="attachment_309343" aria-describedby="caption-attachment-309343" style="width: 1259px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="e6c82fed"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/8a8f87348da39ec238fd18814f3dbe78.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309343" class="wp-caption-text">今年の２月に都内のライブハウスで密かにライブ復帰した長瀬。観客は約300人で、そのほとんどは知人だった</figcaption></figure>
<div data-friday-nextpage-lead="辛酸をなめる&quot;異端児&quot;"></div>
<h2>辛酸をなめる異端児も</h2>
<p>幼少期からジャニーズ事務所で活躍してきたアイドルたちは、退所後に初めて失った後ろ盾の大きさに愕然(がくぜん)とする。とくに、ジャニーズアイドルらしからぬ異端児こそ、ジャニーズ事務所にいたから重宝されていたことに気付く。</p>
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<p>元『関ジャニ∞』の渋谷(しぶたに)すばる（41）は40歳を目前に、あえてそのブランドを捨てて勝負に出た。レコード会社関係者が渋谷の現状を明かす。</p>
<p><span class="strongInContent">「ジャニーズにいる頃からソロカバーアルバムを出すなど『歌で生きていきたい』と話していました。事務所を辞めてからは音楽に専念し、プロモーションなど一切せずにいます。昔から憧れている甲本ヒロト（60）のやり方を踏襲している。<br>
ただ、語学を学んで海外に進出するわけでもなく、活動は国内止まり。また、ジャニーズ時代の話を極端に拒絶し、『関ジャニ∞』の話題をコメントするフォロワーをブロックするなど、尖(とが)った姿勢に関ジャニ時代からのファンは離れました」</span></p>
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<p>ファンクラブ会員数も当初の10分の１ほどだという。’21年に発売したアルバムは１万枚ほどしか売れず、レコード会社も渋谷との契約を打ち切った。</p>
<p><span class="strongInContent">「今はインディーズで活動しており、楽曲発表も配信のみ。グッズのラインナップが、ヘアピンや写真がプリントされた等身大バスタオルなど完全に女性ファンを意識しており、アイドル活動に回帰しています」（同前）</span></p>
<p>元『ＮＥＷＳ』の手越祐也（35）も苦境に立たされている。</p>
<p><span class="strongInContent">「170万人いたユーチューブチャンネルの登録者数も３年半で30万人以上減。サロンに名前を貸して『手越祐也がプロデュース』とうたっていた脱毛サロンも全店閉店しました。４月頭に出したアルバムも初週ですら、売上枚数は4600枚ほど。トータル１万枚にも届いていない。実は４月からテレビ埼玉に冠番組を持ったのですが、話題にすらなりませんでした」（テレビ局関係者）</span></p>
<p>下に〝辞めジャニ〟総勢17名の現状をまとめた。ジャニーズアイドルだった過去とつかず離れず、適度な距離を保つのが〝辞めジャニ〟として成功する秘訣なのかもしれない。</p>
<figure id="attachment_309345" aria-describedby="caption-attachment-309345" style="width: 1205px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ac7a1678"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/fdd725348f4fa335d25c6fd51ab0e619.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309345" class="wp-caption-text">’21年には、渋谷が元タレントの一般女性と結婚。昨年５月には第一子が誕生しており、私生活は順風満帆な様子</figcaption></figure>
<figure id="attachment_309344" aria-describedby="caption-attachment-309344" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="6dbb7719"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/0d8bf7cd0748ac653ff771b572ba544e.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-309344" class="wp-caption-text">退所後、手越は本誌取材に応じた。中高生向けのフットサル講座にゲストとして参加した後、自慢の右足を披露</figcaption></figure>
<p><a href="#" data-ident_hash="5f561e6b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/05/WF0512_P035.jpg" alt=""></a></p>
<figure></figure>
<p>『FRIDAY』2023年5月12・19日号より</p>


結束武郎　小松寛之　近藤裕介　西 圭介　西原 秀　原 一平　山田宏次郎

ジャニーズ事務所を退社し、看板を失った彼ら…はっきりと"勝ち組””負け組"に分かれているそうだ。何が独立後の命運を決めるのか！？辞めジャニ１７人の「現実と格差」そして、現在地とは…！

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