誰にも気づかれず…全米No.１ラッパーのトラヴィス・スコットを「秋葉原のマクドナルド」で発見！

３月末の秋葉原（千代田区）駅前、お昼時のハンバーガーチェーン「マクドナルド」のカウンター前には多くの人が並んでいた。その中に４〜５名の外国人の一行がいた。一見、観光客のように見えるが、ドレッドヘアーを編み上げた独特のスタイルの男性が放つオーラは明らかに違っていた。その男性の名はトラヴィス・スコット（31）。人気、実力ともに全米No.１と言われる人気ラッパーである。

「トラヴィスは’21年11月５日に米テキサス州ヒューストンのNRGパークで自身が主催したアストロワールド・フェスティバルで10人が亡くなる悲劇が起きて以降、事実上活動を休止していました。昨年から活動を再開し、今回の来日目的は３月25日に東京・渋谷にオープンした日本初のジョーダンストア『World of Flight Tokyo Shibuya』のオープニングイベント出演のためです。その２日前に両国国技館で開催された『ジョーダンセンターコート』での女性ラッパー・Awich（エイウィッチ・36）のスペシャルライブに飛び入り参加しています。しかし、彼は一曲も歌わず『トーキョー!』と叫んだだけで降板。Twitterは彼を非難する言葉でかなり荒れました」（音楽雑誌編集者）

アメリカでは音楽だけでなくファッションアイコンとしての地位も確立。様々な有名ブランドとのコラボアイテムは爆発的人気となり、総資産は95億円を超えるという。実業家で世界的ファッションモデルのカイリー・ジェンナー（25）と長年、交際していることもで知られている。彼がアメリカの街中を歩けば一瞬で人集りができてしまうほどのヒップホップ界のスーパースター。にもかかわらず、日本ではマクドナルド前に並んでいても誰にも気づかれてはいないようだ。

「トラヴィスは来日中に、渋谷のスクランブル交差点でゲリラ的に登場する撮影を行いました。フードを被りポーズを決め、人々が行き交うタイミングでフードを取るのですが誰も気づかず、仁王立ちする彼を人々は避けて通るだけ。この状況にトラヴィスは苦笑いを浮かべて立ち去るしかなかったようです」（前出・音楽雑誌編集者）

この動画はTwitterに投稿され、４月７日時点で380万回も再生された。それは秋葉原でも同じだった。マックに並んだ一行はテイクアウトの準備ができるまで店頭でしばらく待機。自動販売機を背に立つトラヴィスの姿はしっかりキマッているのだが、やはり誰も気づかないようで…。この状況に安堵したのか、それともガッカリしたのかは彼のみぞ知る…ということだろう。