<figure id="attachment_315771" aria-describedby="caption-attachment-315771" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d4fdb4de"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/b5ab06148ed8b8624992467185626b59.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315771" class="wp-caption-text">松也がテレビで引っ張りだこになるのは必至（写真は’18年９月14 日号）</figcaption></figure>
<p>テレビドラマの〝顔芸〟といえば、誰もがTBS系の人気ドラマシリーズ『半沢直樹』の香川照之（57）を思い浮かべることだろう。そこに新たに市川猿之助（47）が加わり、香川同様に〝顔芸〟がウケて、歌舞伎以外の芸能活動も順調そのものだった。しかし、２人ともスキャンダルが報じられ、テレビから完全に姿を消してしまった。この状況に頭を抱えているのが歌舞伎界と勧進元の松竹だ。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p><span class="strongInContent">「テレビは歌舞伎ファンを増やす大切な受け皿になっていました。〝顔芸〟はあくまで歌舞伎の芸で、『あの姿を舞台で見たい』と視聴者に思っていただき、劇場まで足を運んでもらうことが目的です。その点で二人の功績は本当に大きかった。現に香川が舞台復帰したことで、香川目当ての観客は確実に増えています。しかし、これからのことを考えると、新たな〝歌舞伎界のスター〟の誕生が急務なのです」（松竹関係者）</span></p>
<p>そこで、最も期待されているのが二代目尾上松也（38）なのだという。松也は昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で後鳥羽上皇に扮し、見事な悪役ぶりを披露して話題を呼んだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「昨年出演した二つのフジテレビ系ドラマ『ミステリと言う勿れ』と『やんごとなき一族』では、コミカルな演技を存分に披露していました。香川や猿之助ほどアクが強くありませんが、コメディから悪役まで幅広い演技ができることを改めて証明しました。ファン層も２人より幅広い。松竹がテレビに猛プッシュすることは間違いありません」（スポーツ紙記者）</span></p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>松也のテレビ出演には障害も少なく、テレビ業界も大いに歓迎しているという。その理由について、梨園の女将の一人は次のように語ってくれた。</p>
<p><span class="strongInContent">「松也くんの父親は六代目尾上松助さん、母親は元新派女優の河合盛恵さん（66）。屋号は音羽屋ですが、いわゆる門弟筋。音羽屋宗家とは違い、比較的自由に動きやすいのです」</span></p>
<p>松也は５歳で初舞台を踏むが、それは当時の松竹の会長から勧められたからで、両親は松也を歌舞伎俳優にしたいと思っていなかった。舞台に上がるようになっても、その度に両親は松也本人の意思を確認していたという。松也自身も十代の数年間、歌舞伎の世界から離れていた。しかし、松也が20歳の時に父・松助が59歳で早逝。その日から松也が家族と一門を背負うことになったのだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「そこからの彼の頑張りには目を見張るものがありました。芸に打ち込む姿勢はもちろん、映画やテレビドラマのオーディションを受けまくって芸事に必死に食らいついているようでしたね」（前出・女将）</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="30歳までに芽が出なかったら辞める"></div>
<p>松也自身も、かつてインタビューでこのように語っている。</p>
<p><span class="strongInContent">〈うちは代々歌舞伎俳優を輩出してきたような、いわゆる“良い家柄”ではありません。当時の自分は大きなお役を任せていただける立場ではなかったですし、歌舞伎の世界以外ではほとんど知られていない存在でした。このままでは歌舞伎界で身を立てることすらままならない。そう自覚していたので焦りましたね。とにかく30歳までは全力でがんばろう、それまでに芽が出なかったら、すべて辞めてしまう覚悟でした〉（明治安田生命/ライフフィールドマガジン’21年２月公開）</span></p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>芸を磨くという意味では、香川も猿之助も人並みならぬ精進を重ねたに違いないが、今後、テレビ出演を続けていくために最も肝心なのは、過去に同様の問題を起こしていないか。今後その懸念はないのか、ということだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「ちょうど売れ始めた28歳の頃に元AKB48の前田敦子さんとの熱愛報道が出た時、『売れることの怖さを思い知った』と周囲に漏らしていました。そこで改めてしっかり身を引き締め直したのだと思います。恋人くらいはいると思いますが、二人（香川と猿之助）のようなことを起こす可能性は低いでしょう。しっかり自制できているのだと思いますよ。30歳までは自分が売れるために頑張る。売れてからは『歌舞伎界のために頑張る』というのが彼の口癖です。大丈夫だと思います」（松也の知人）</span></p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>６月５日、松也は自身が演出に初挑戦する新作歌舞伎「刀剣乱舞　月刀剣縁桐（とうけんらんぶ　つきのつるぎえにしのきりのは）」（新橋演舞場）制作発表会見に出席。人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」の初めての歌舞伎化で、松也は、</p>
<p><span class="strongInContent">「今回『刀剣乱舞』で演出をさせていただけるのは念願で、思いがかなった」</span></p>
<p><span class="strongInContent">「ありそうで見たことがなかった古典歌舞伎」</span></p>
<p>と言葉に力を込めた。「これも歌舞伎ファン開拓のために松也が考え出したこと」だと関係者は評価する。松也にかかる期待は、我々の想像以上に大きいようだ。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="一般人女性や女優とのデートの様子"></div>
<figure id="attachment_315772" aria-describedby="caption-attachment-315772" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b9d6dab5"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/44f6870d6c4ed70e3dce95ac2754a78b.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315772" class="wp-caption-text">当時交際していた一般人女性とのツーショット（’18年９月14 日号）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_316032" aria-describedby="caption-attachment-316032" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="baa40d65"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/e1da86f078005e2ad847f9b60c2c8573.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-316032" class="wp-caption-text">当時交際していた一般人女性とのツーショット（’18年９月14 日号）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_316033" aria-describedby="caption-attachment-316033" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="136e794c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/3459407861a50c7d7a772141357ab813.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-316033" class="wp-caption-text">当時交際していた一般人女性とのツーショット（’18年９月14 日号）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_316034" aria-describedby="caption-attachment-316034" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="cdf090f2"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/8e2794189b657cf51ded0bf04a67d613.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-316034" class="wp-caption-text">本誌直撃に答える尾上松也（’18年９月14 日号）</figcaption></figure>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<figure id="attachment_315773" aria-describedby="caption-attachment-315773" style="width: 688px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="2ef045bb"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/e28451a3411ddc7802acd9770f670016.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315773" class="wp-caption-text">瀧本美織と食事デート（&#8217;16年９月２日号）</figcaption></figure>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>


島颯太（１〜５枚目）山田宏次郎

松也がテレビで引っ張りだこになるのは必至（写真は’18年９月14 日号） テレビドラマの〝顔芸〟といえば、誰もがTBS系の人気ドラマシリーズ『半沢直樹』の香川照之（57）を思い浮かべることだろう。そこ

市川猿之助＆香川照之の不祥事で…〝歌舞伎役者のテレビ枠〟は「尾上松也の独占状態になる」確たる理由

あなたへのオススメ