埼玉県さいたま市出身。明治大学経営学部卒。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオなどにも出演中

荒木田 範文

<figure id="attachment_317285" aria-describedby="caption-attachment-317285" style="width: 1417px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a94d02de"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/e6de4b15bceb797fa50f421d5ef52d57-1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-317285" class="wp-caption-text">夫のキャンドル・ジュンが先に会見をしてしまったが……。広末涼子はどうする？</figcaption></figure>
広末涼子さんの不倫騒動はまだまだ収まりそうにありません――。
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６月18日には、夫であるキャンドル・ジュンさんが会見を行いました。そこでは広末さんの不倫相手であるミシュラン１つ星フレンチレストラン『sio』オーナーシェフ・鳥羽周作さんに対し、
「彼の謝罪文を見た時に怒りしか浮かんでこなかったです。大人げないかもしれませんが」
と怒りを露わにしました。
15日発売の週刊文春では、スクープ第二弾として、二人が書き綴っていた〝ラブレター〟とも言える『交換日記』が写真付きで報じられています。さすがに、これが出てしまっては、不倫関係を認めざるを得なかったのでしょう。
「文春が報じた〝ラブレター〟には、《こんな風に本気でぶつかり合って求め合って、ひとを好きになったのは初めてなのかもしれません》《周作、あなたのことが大好きです》などと、鳥羽シェフへのゾッコンぶりが露わになってしまった。中には性的なことを思わせるような記述もあったりと、かなり生々しい内容でしたね」（ワイドショー関係者）
ホテルでの〝お泊り〟という事実だけでなく、二人しか知らないラブレターまで世に出てしまった今回の騒動。それで思い出したのが、’17年に報じられた斉藤由貴さんのケースです。
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不倫報道だけでなく、その後、交際相手の医師が斉藤さんのものと思われる下着を被っている写真が流出するなど、広末さん同様、かなり恥ずかしい〝二人だけの世界〟がこの時も暴露されてしまいました。
<div data-friday-nextpage-lead="下着姿まで流出した斉藤由貴は…"></div>
<figure id="attachment_317286" aria-describedby="caption-attachment-317286" style="width: 2220px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="efdd5b0d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/783b0ac4ce4003ad9861c97e1095d0c2-3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-317286" class="wp-caption-text">不倫騒動の波紋はまだまだ収まりそうにないが……</figcaption></figure>
斉藤さんといえば、’91年に既婚者で〝若者のカリスマ〟と呼ばれた、ミュージシャン・尾崎豊さんとの不倫が発覚。’93年には、これまた奥さんのいる川崎麻世さんとの熱愛が報じられ、この時は妻であるカイヤさんが同席した川崎さんの謝罪会見が話題となりました。
一方の広末さんも若い頃からスキャンダルで世間を騒がせたことが度々ありました。
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「’07年には東京西麻布から千葉県白浜町まで、タクシーに無賃乗車するなどの〝奇行〟がフライデーされました。また、結婚前の熱愛報道だけでなく、’14年には俳優・佐藤健さんとの不倫疑惑が女性誌に報じられましたね」（スポーツ紙記者）
また結婚、出産したあとも、女優として大いに活躍しているところも似ています。とくに斉藤さんは子育てのため一時期は仕事をセーブしていましたが、本格的に芸能活動を再開後は〝50歳にして再ブレイク〟と言われるほどでした。
そんな時に不倫スキャンダルが斉藤さんを襲います。
家族ぐるみで付き合いがあった医師との５年間に及ぶW不倫が発覚。それが原因で、男性は離婚したと女性週刊誌などで報道されました。つまり、斉藤さんが相手の家庭を壊した形になってしまったのです。
報道を受け、斉藤さんは謝罪会見をすることになりました。私もこの会見に行きましたが、質問に対して流暢に話すワケでもなく、要領を得ない答えも多かったのですが、自分の気持ちを彼女なりの言葉で話そうとしていたのは見て取れました。そしてレポーターから
「異性として好意をもっていたのか？」
と聞かれると、
「好意はあるから、手をつなぐ的なことはあるんだと思います」
と、独特の間で考えながらも、〝完落ち〟してしまったのです。
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「事務所としては、あくまで騒動の釈明はしても、肝心の不倫関係は認めずにはぐらかすつもりでした。ですが、本人が〝好意があった〟と認めてしまったことと、相手男性が交際を暴露したことで、後日あらためて事務所からFAXで不倫を認め謝罪する文章が送られました。
斉藤さんは約半年という自粛期間を経て、スペシャルドラマで女優復帰。〝短いのでは〟という世間の声もありましたが、事務所としては大河ドラマやCMを降板したことで、禊をしたということだったのでしょう。いったん外された『捜査一課長シリーズ』も’20年に放送されたシーズン４からはシレっと復帰していますしね」（スポーツ紙記者）
斉藤さんの復帰に関しては、所属事務所の力もあるでしょう。ですが、事務所が推しただけで、復帰がスムーズに行くわけではありません。１回、２回はドラマなどに出演したとしても、世間の嫌悪感が大きければスポンサーも敬遠し、長続きしません。
それ以上に驚かされたのが、’21年１月に『第32回日本ジュエリーベストドレッサー賞・50代部門』に輝いたこと。ジュエリーといえば当然、女性がメインターゲットです。
数々の不倫報道を見てみても、一般的には男性よりも女性の方が嫌悪感を抱く人が多いように思います。それなのに、ジュエリーの業界団体が斉藤さんを選んだということは、彼女の不倫問題が世間的にクリアになったということの証でしょう。
「やはり謝罪会見の印象が良かったんだと思います。決して饒舌ではなかったが、彼女なりに自分の気持ちを真摯に話そうという姿が世間に受け入れられたということ。人というのは、本心から真剣に話している人に対し、そんなに厳しい言葉は投げつけられないものですよ。
逆にアンジャッシュ渡部建さんのように、ポンポン答えても気持ちを表に出さなければ、何の説得力も得られない。今後、スキャンダル芸能人は、彼女に見習う部分もあるんじゃないでしょうか」（芸能レポーター）
斉藤さんは謝罪会見→謹慎→半年後に活動再開というステップを踏み、見事に完全復活を遂げました。広末さんもまずは会見することが、復帰への第一歩だと思います。
しかも、夫のキャンドルさんも会見を行った以上、広末さんも逃げることなく一生懸命説明されるならば、斉藤さんの時のように〝許してあげてもいいんじゃない〟という世間の空気感を作りだせる可能性は十分にあると思います。自分の思いをウソなく話されることが、一番の〝禊〟になるのではないでしょうか――。

‘75年生まれ、埼玉県出身。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオにも出演中

荒木田 範文（FRIDAYデジタル芸能デスク）

島颯太（１枚目）、中村和彦（２枚目）

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