「人生変えたくて」と猛練習も…巨人オコエ「成績のムラと大物ルーキー登場で役割狭まる」崖っぷち未来 | FRIDAYデジタル

「人生変えたくて」と猛練習も…巨人オコエ「成績のムラと大物ルーキー登場で役割狭まる」崖っぷち未来

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なかなか好調が続かないオコエ(PHOTO:共同通信社)
なかなか好調が続かないオコエ(PHOTO:共同通信社)

ギリギリの戦いが続いている。

現役ドラフトで今季から巨人に加入したオコエ瑠偉(25)だ。5月8日に2軍落ちし6月8日に再昇格するも、起用の大半は代打。イマひとつ原辰徳監督の信頼を得られず、レギュラーを掴み切れていないのだ。

「一番の要因は成績にムラがあることです。開幕当初の4月は打率.269とそれなりの成績を残しましたが、翌5月は無安打で0割。走者ナシの状況では高打率も、得点圏では.190とチャンスをものにできていません(成績は6月21日現在、以下同)。

原監督はコンスタントに活躍する選手を好みます。ましてや実績のないオコエは、調子が上がらなければ我慢して起用する必要はないでしょう」(スポーツ紙担当記者)

「考えが甘い」と監督が苦言

楽天時代のオコエは、奔放な言動により首脳陣からたびたび苦言を呈された。石井一久監督は、’20年末に「考えが甘い。そろそろ出てこないと、彼自身の野球人生が苦しくなる」と手厳しい言葉を投げている。自己評価が高く、コーチから注意されるとフテ腐れることがあったのだ。

「現役ドラフトで巨人へ来て、後がないことは本人もわかっているのでしょう。巨人では人が変わったようです。初のヒーローインタビューを受けた4月11日の阪神戦では、『人生を変えたくてがんばっていたので』と殊勝な発言。2軍に落ちても二岡智弘監督の指導に耳を傾け、『バッティングを修正してもらっています』とひたむきに練習していました」(球団関係者)

だが、気持ちを入れかえただけで1軍のレギュラーになれるほどプロの世界は甘くない。オコエの役割は、どんどん狭まっているのが現実だ。

「オコエが守る外野は、丸佳浩、ウォーカー、秋広優人、ブリンソンと選手が飽和状態です。いくらオコエにヤル気があっても、スグに割って入れるほどの状況にはない。同じ右の外野手では、今季ドラフト2位で入団した萩尾匡也という期待のルーキーもいます。

萩尾は5月に打率.473の高打率をあげ、2軍の月間MVPを獲得した逸材です。慶応大出身で華やかさのある、将来のスター候補です。1軍に昇格すれば、オコエの出番はさらに減るでしょう。何か抜きんでた技術を身につけないと、戦力として認められなくなる可能性もあります」(前出・記者)

コンスタントに成績を残してこそのプロ――。オコエの正念場が続く。

  • PHOTO共同通信社

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