ジャニー喜多川氏「性加害問題」藤島ジュリー社長に会見求める声強まるも〝再発防止チーム〟が隠れ蓑に | FRIDAYデジタル

ジャニー喜多川氏「性加害問題」藤島ジュリー社長に会見求める声強まるも〝再発防止チーム〟が隠れ蓑に

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謝罪動画は公開したものの、いまだ会見に応じる気配のない藤島ジュリー景子ジャニーズ事務所社長(オフィシャルHPより)
謝罪動画は公開したものの、いまだ会見に応じる気配のない藤島ジュリー景子ジャニーズ事務所社長(オフィシャルHPより)

「喜多川氏のやったことは完全に犯罪だと思う……」

ジャニー喜多川氏による少年への性加害疑惑が次々と露呈している。もはや収拾がつかない状態と言えるだろう。

元ジャニーズJr.の中村一也さんは6月20日、国会内で開かれた立憲民主党のヒアリングに出席。過去に受けたジャニー喜多川氏からの性被害を証言した。

中村さんは‘01年、中学1年でジャニーズ事務所に入所した翌年に喜多川氏の家に泊まったところ性被害に遭ったという。ジュニアとしては『タッキー&翼』の東京ドームでのデビューコンサートに出演した。

その行為が怖くて事務所やレッスンに行けなくなったという。

「これだけ声を上げて、うやむやにされているような。納得いかない。正直、自分も個人情報までさらけ出されて本当にメリットは全くないので、真摯な対応といいますか、向き合った対応をお願いしたい」

「喜多川氏のやったことは完全に犯罪だと思う」

中村さんは悔しさを滲ませ、ジャニーズ事務所には会見をするように求めた。

さらに21日、週刊文春は『男闘呼組・元メンバー土田一徳氏「35年目の告白」』として、同じく性被害の告白を報じた。喜多川氏が襲ってきたところを拒否すると、メンバーから外されたという。

土田氏はこの告白がきっかけにツイッターのアカウントを開設。

《元ジャニーズのタレントとして、問題が解決するまで、今の心情や考え、出来事を掲載して行きます。 開始日令和5年6月19日》

文春は土田氏の記事の件でジャニーズ事務所に問い合わせると

《現在、再発防止特別チームによって検証頂いている内容であるため、回答を差し控えさせて頂きます》

と返答が来たという。

ジャニーズ事務所は5月26日「再発防止特別チーム」を設置。元検事総長や精神科医などのメンバーが対応にあたっている。

「正式な第三者委員会とは程遠いでしょう。ジャニーズ事務所とどういう内容の契約をしているのかも不透明ですし、プライバシーに配慮して網羅的な調査はしないと言っています。もし都合の悪い結果が出てきてもジャニーズ事務所に相談せずに世間に公表できるのか、自浄作用があるのかもわかりません。

そんな再発防止チームに〝検証をお願いしている〟ということで、藤島ジュリー景子社長は会見をしたり、メディアからの回答を避けたりしている。これは都合の良い〝隠れ蓑〟と言える。記者の質疑応答にも応じる会見を開き自らの口で誠意を見せるべきでしょう。元所属タレントやファンの署名でも〝会見を求める声〟は非常に強まっているんですから」(スポーツ紙記者)

再発防止も大事だとは思うが、当の本人である喜多川氏はもうこの世にいない。ジャニーズ事務所に本当に求められるのは逃げ回ることではなく、被害者や世間の声に向き合うことではないだろうか――。

 

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