『SixTONES』森本慎太郎、中丸雄一…逆風のなか「ジャニーズタレントが評価される」特殊事情 | FRIDAYデジタル
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『SixTONES』森本慎太郎、中丸雄一…逆風のなか「ジャニーズタレントが評価される」特殊事情

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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『嵐』ら同期がデビューするのを横目に生田は着実に演技を磨き、ドラマ『俺の話は長い』で「東京ドラマアウォード2020」の主演男優賞を受賞
『嵐』ら同期がデビューするのを横目に生田は着実に演技を磨き、ドラマ『俺の話は長い』で「東京ドラマアウォード2020」の主演男優賞を受賞

今年3月、イギリスの公共放送局BBCが放送した故・ジャニー喜多川氏の性加害に関するドキュメンタリーが、各方面で波紋を呼んでいる。

元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(27)は日本外国特派員協会で会見を開き、立憲民主党が2度にわたって行ったヒアリングでは、オカモト氏と橋田康氏(37)、二本樹顕理(にほんぎあきまさ)氏(39)が実名証言。6月12日には前検事総長で弁護士の林眞琴氏(65)らによる「外部専門家による再発防止特別チーム」が記者会見を開いた。

テレビマンが着目しているのが、逆風の吹きつけるなか、視聴者に評価されているジャニーズタレントたちの存在だ。

「日本テレビ系で放送中のドラマ『だが、情熱はある』で山里亮太(46)役を演じている『SixTONES』森本慎太郎(25)の再現度が凄いと、SNS上で絶賛されています。ジャニーズ俳優は”演技が下手”など、何かと叩かれがちですが、この作品に関しては芸人やお笑いファンから特に高い支持を得ているのが特徴ですね」(テレビ誌編集者)

『KAT-TUN』中丸雄一(39)は『月刊アフタヌーン』(講談社)で漫画家デビューすることを発表。こちらも、ネット上には温かいコメントが並んでいる。

「中丸は『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のリポーターを務めたり、『シューイチ』(日本テレビ系)の企画で挑戦したフルーツカットを極めて今ではプロ顔負けの腕前になったりと、地道な努力を積み重ねて仕事を増やしてきた。『KAT-TUN』はメンバーが不祥事などでどんどん抜けてしまいましたが、中丸は残った。

その姿勢もジャニーズファンの間で同情票を集めています。DVDで歌手デビューを飾り、レギュラー番組がすべて地方局という『A.B.C-Z』もファンの評価は”苦労人”。唯一、河合郁人(35)だけは、木村拓哉(50)など、先輩ジャニーズの誇張したモノマネをするため、叩かれていますけどね……」(放送作家)

男臭さを感じさせるジャニーズタレントも、バッシングの対象外となっている。

「『TOKIO』は『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で見せる泥臭い姿に共感するファンが多い。引退しましたけど、長瀬智也(44)のバイクやギターなど趣味へハマる姿に憧れる男性ファンも少なくなかった。

生田斗真(38)は歌手デビューできなかったものの、演技力が評価されて俳優として成功しました。憧れの人物が元プロレスラーの武藤敬司(60)という男ウケする趣味もあって、彼を嫌う声はほとんど聞かない。7月クールのドラマでも、男臭さ溢れる刑事役で主演します。ジャニーズタレントと認識していない視聴者も多いですよ」(広告代理店関係者)

女性ファンが大多数を占めるジャニーズタレントだけに、スキャンダルはマイナス要因となる。

「例えば『Kis-My-Ft2』の横尾渉(37)。グループで唯一の既婚者でありながら、歌もダンスも不得手とあって、”私生活を充実させる前にレッスンしろ”と厳しい声がネット上で飛び交っています」(同前)

スキャンダルとは無縁で真摯なジャニーズタレントの漢気が事務所を救うか!?

『FRIDAY』2023年7月7日号より

  • PHOTO足立百合

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