<figure id="attachment_322359" aria-describedby="caption-attachment-322359" style="width: 600px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="4a63fcd6"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/07/b8208fff0e02582ee0843582d6bcb65b.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-322359" class="wp-caption-text">KinKi Kidsのデビュー曲『硝子の少年』は179.3万枚の大ヒットに</figcaption></figure>
<p>シンガー・ソングライターの山下達郎（70）が今月9日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM系のラジオ番組『山下達郎サンデー・ソングブック』にて、ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題について約7分間にわたり言及した。</p>
<p>事の発端は、自身が所属する音楽プロダクション『スマイルカンパニー（以下・SC）』に所属していた音楽プロデューサーの松尾潔氏（55）が、性加害問題についての発言を理由に契約を打ち切られた旨を、自身のツイッターで明かし話題になったことだった。</p>
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<p>山下は松尾氏との契約打ち切りについて、<span class="strongInContent">「臆測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因。理由は決してそれだけではありません」</span>と含みを持たせた説明をしたうえで、ここ数年は松尾氏とは疎遠であることを明かした。</p>
<p>さらに、ジャニー氏の性加害については<span class="strongInContent">「知らなかった」</span>と主張。その上で<span class="strongInContent">「性加害が本当にあったとすればそれは本当に許し難いこと」</span>としたものの、<span class="strongInContent">「ジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません」</span>と自身の立場を表明しジャニー氏の功績をたたえたため、ネット上で批判を浴びた。ファンから失望の声もあがったのだった。</p>
<p>しかし、これまで、山下が関わったジャニーズ作品の売り上げを見れば、ジャニーズに関して決してネガティブな発言ができないのも納得させられる。</p>
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<p><span class="strongInContent">「1975年にデビューした山下さんの最大のヒット曲といえば、&#8217;83年にリリースされた『クリスマス・イブ』。’87年度から続いている同作の『オリコン週間シングルTOP100入り連続年数』記録は、昨年末で前人未到の37年連続に更新され、売り上げは190万枚（オリコン調べ、以下同）を突破して不朽の名作となりました。</span><span class="strongInContent"> </span></p>
<p><span class="strongInContent">ほかにも、『ヘロン』『さよなら夏の日』『高気圧ガール』など、さわやかなイメージの曲を中心にの多くの人に知られている曲は多数あり、大ヒットと呼べるような曲はないものの、古くからの根強いファンを抱えています。ところが、そんな状況はジャニーズとのビジネスで大きく変わってしまったのです」（音楽業界関係者）</span><span class="strongInContent"> </span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="ジャニーズの大ヒット曲をいくつも手掛けて…"></div>
<p>山下が最初にジャニーズの所属タレントの楽曲に関わったのは、SCの前社長でジャニーズの関連会社社長も務めた小杉理宇造氏（75）のツテによる。’21年4月末でジャニーズを退所した近藤真彦（59）の主演映画のタイトルにもなった『ハイティーン・ブギ』（’82年）の作曲・編曲を手掛けたのが始まりだ。</p>
<p>60.6万枚を売り上げ、当時すでに人気歌手になっていた近藤にとっての〝追い風〟になったが、その後、驚くべきヒット作を世に送り出すことになった。</p>
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<p><span class="strongInContent">「作曲・編曲を手掛けた’97年のKinKi Kids（キンキ）のデビュー曲『硝子の少年』は179.3万枚の大ヒット作になりました。そして、作曲を手掛けたキンキの3枚目のシングル『ジェットコースター・ロマンス』も94.5万枚のヒット作に。ほかに、少年隊、NEWSらの楽曲も手掛けています。自身の楽曲の印税も年間で相当な金額でしょうが、ジャニーズ関連の楽曲も負けず劣らずの金額でしょう」（同）</span><span class="strongInContent"> </span></p>
<p>楽曲提供のみならず、ジャニーズタレントの出演作にもその楽曲がタイアップされている。『RIDE ON TIME』（’80年）は木村拓哉（50）主演のドラマ『GOOD LUCK!!』（’03年、TBS系）に、『ずっと一緒さ』（’08年）は香取慎吾（46）主演のドラマ『薔薇のない花屋』（&#8217;08年、フジテレビ系）の主題歌に起用された。</p>
<p>また、新曲『Sync Of Summer』（7月26日発売）は､Snow Manの目黒蓮（26）が出演する放送中の『キリンビバレッジ・午後の紅茶』のCMソングに起用され話題になっている。</p>
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<p>山下の妻でシンガー・ソングライターの竹内まりや（68）も山下と同じSCに所属しているが、ヒットした嵐の楽曲『復活LOVE』（’16年）は竹内が作詞、山下が作曲・編曲した夫婦での合作。山下同様、竹内の楽曲もジャニーズタレントのドラマの主題歌に起用されるなど、ジャニーズはSCに巨額の利益をもたらしてくれる取引先なのだ。</p>
<p>今やSCはいわばジャニーズの“ファミリー企業”とあって、山下は毅然と自身の見解を表明せざるを得なかったようだ。</p>
<figure id="attachment_322363" aria-describedby="caption-attachment-322363" style="width: 2040px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="9d85d79c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/07/c270eb7dd0e8b6b2e46e7b8efb3a1362.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-322363" class="wp-caption-text">ミュージシャンとしてのポリシーから、テレビ出演や顔出しでのインタビューには応じないことでも知られる。</figcaption></figure>
<figure id="attachment_322364" aria-describedby="caption-attachment-322364" style="width: 1694px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c82e8e93"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/07/fa1d14a75212bad68cda2992ac42b27c.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-322364" class="wp-caption-text">1973年に大貫妙子らと『シュガー・ベイブ』を結成。アルバム『SONGS』（1975年）でデビュー</figcaption></figure>


結束武郎（KinKi kids)

故ジャーニー喜多川氏の性加害問題に関するコメントがジャニーズに忖度していると批判された山下達郎。これまでに山下が関わったジャニーズ作品の売り上げを見ると"忖度"せざるをえない理由が見えてくる。

ジャニーズ性加害問題が飛び火した山下達郎、ジャニーズとの蜜月を語るこれまでの楽曲の売り上げは？

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