「こんな場所あるんだ」映画『キングダム』イベントにサプライズ登場の杏に飛んだ”ツッコミ”の中身

７月中旬、７月28日公開予定の映画『キングダム　運命の炎』の公開直前イベントが猛暑の中、西武新宿ペペ前広場（新宿区）で開かれ、MCの南海キャンディーズ・山里亮太（46）の紹介で、山﨑賢人（28）、岡山天音（29）に続き杏（37）が登場。広場に集まった約1500人のファンは事前に山﨑、岡山の登壇は知らされていたが、杏は完全にサプライズゲストだったため、途中、杏が姿を現すと一段と大きな声援が上がった。

「シリーズ３作目となる今作では、超大国・趙（ちょう）の侵略を迎え撃つべく信（山﨑賢人）と王騎（大沢たかお）が初めて同じ戦場に立つ『馬陽の戦い』が描かれており、岡山はシーズン２に引き続き、信の同郷で、お調子者ながら仲間思いの尾平を。杏は、キーパーソンとなる闇商人の紫夏（しか）を演じています。劇中では杏と山﨑の共演はなく、今回が初対面だったようです」（スポーツ紙記者）

’22年から日本とフランスで２拠点生活をしている杏は、今回がフランス移住後初めての国内での映画宣伝イベント登場とのことで、

「（イベントは）あちらに行ってから初めてかも。新宿にこういう場所があるんだ。ここからの眺めは初めてなので、きょうは（記憶に）刻んで帰りたい」

と笑顔を浮かべた。会場からは、

「顔が小さい」「キレイ〜！」

などと声援が飛んだが、同時に、

「いやいや、ぺぺ広場を知らないって…やっぱりセレブなんかい！」

と、’84年に西武新宿駅が完成して以来、ぺぺ広場は歌舞伎町に直結する場所として広く知られているだけにファンからはツッコむ声も。

最後は、一足早く本作を鑑賞したという山﨑が、

「本当にすばらしいので観てください。泣けます、僕は泣きました。号泣した。きょう初めて会ったけど、紫夏の優しさ、懐のでかさ、包み込む感じは杏さんの人柄が出ていると思う」

と、しっかり杏をフォローしてイベントを終えた。２人の共演がないのは少し残念だが、猛暑の今年は、劇場という涼しい場所で『キングダム』を鑑賞して熱くなるのもいいかもしれない。