「関心度高いのに…」福原愛〝長男引き渡し〟騒動も「ワイドショーの扱いが減っているワケ」 | FRIDAYデジタル

「関心度高いのに…」福原愛〝長男引き渡し〟騒動も「ワイドショーの扱いが減っているワケ」

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〝長男引き渡し〟問題が法廷闘争までもつれ込んでいる元卓球日本代表の福原愛
〝長男引き渡し〟問題が法廷闘争までもつれ込んでいる元卓球日本代表の福原愛

福原愛と元夫の江宏傑氏の間で起きている長男をめぐって争っている問題は、福原に対し裁判所から引き渡し命令が出たにもかかわらず、応じる様子はなく長期化の様相を呈している。

そしてこの手の騒動にありがちなのだが、週刊誌が福原派と江派に分かれそれぞれの情報を発信する〝代理戦争〟が始まっているが、どちらの主張していることが正しいのかはっきりしない。ただ裁判所の決定に従おうとしない福原に対する非難の声の方が多く、またここにきて、8月2日に東京家庭裁判所が強制執行を認める決定を下したと、『週刊文春』が報じており、いよいよもって福原が追い詰められた感がある。

しかし母子はシンガポールの高級ホテルに滞在し夏休みを満喫しるようだ。そこには余裕さえ感じられるが、彼女は一体どうするつもりなのか。

そのセレブ感漂うバカンスに、〝こんな時に何をやっているんだ〟という非難の声も多数上がっているのだが、日本を離れているのは強制執行を逃れるためではないのかという見方もあり、このまま福原が海外に滞在したままで、江氏が刑事告訴した場合、国際指名手配となる可能性があるとの報道も出ている。

両サイドの応戦が続き、騒動は大きく動いているようなのだが、週刊誌報道に比べて,ワイドショーでは当初に比べて扱う頻度が少なくなっているように感じるのだが……。

「日本外国特派員協会で行われたということもあってか、江氏の記者会見はテレビで一斉に取り上げられました。それもニュース番組です。もちろんワイドショーなどでも扱っていましたが、それほど時間が割かれてはいませんでした。

福原さんはスポーツ選手ですがメディアの露出も多く、視聴者から見たら芸能人と一緒です。ですからこの騒動は一見、芸能人のゴシップのように取られがちです。しかし内容を見ると、非常に社会性を帯びた事案なんですね」(テレビ局社会部記者)

そのために、芸能人の〝愛憎スキャンダル〟のようにはいかず、扱いが慎重になっているというのだ。

スポーツ紙や週刊誌の報道を取り上げて、コメンテーターが分析、解説し、自身の意見を述べるというというのがワイドショーのエンタメコーナーでよく見られる光景。だが、この件についてはそう簡単にはいかないというのは、テレビ局の情報制作局スタッフだ。

「福原さんはほとんどの国民が知っていると言ってもいいほど知名度があります。またこの騒動は、一般的にも離婚した夫婦の間では起こりうることですし、実際にそのような経験がある人たちもいるでしょうから割と注目される話題です。ですから:ワイドショーで扱うのに向いています。

しかし気をつけなくてはいけないのが、双方の代理人は弁護士ですし、しかもすでに裁判所が介入していて、実際に裁判所から決定が出されています。どちらが正しいか事実関係がハッキリしていない週刊誌報道を取り上げるのは危険。あとでトラブルになりますからね……」

しかも、夫婦間のもめ事とはいえ、それぞれのお国柄の違いから、国民感情も考慮しなくてはならない。また台湾の法律も関係してくるので、台湾の法律に詳しい解説者を探さなくてはならないなど、扱いが難しいのも悩ましいという。

強制執行が認められたことで、ネットでは福原に対する非難の声が再び大きくなっている。騒動に対する注目度もさらに高くなっているようだが、果たしてどういう結末が待っているのだろうかーー。

  • 取材・文佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO西村尚己/アフロスポーツ

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