【ビッグモーター保険金不正請求問題】損保ジャパン 白川儀一社長に「共犯疑惑」を直撃! | FRIDAYデジタル

【ビッグモーター保険金不正請求問題】損保ジャパン 白川儀一社長に「共犯疑惑」を直撃!

本当に知らなかったのか?

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
直撃に答える白川氏。物腰柔らかに対応したが、質問には具体的に回答することなく立ち去った
直撃に答える白川氏。物腰柔らかに対応したが、質問には具体的に回答することなく立ち去った

大手コンサル・デロイトトーマツと経営再建を進めるビッグモーター。しかし課題は多く、険しい道のりが予想される。

対応に追われているのは損害保険会社も同じだ。7月31日、金融庁はビッグモーターの取引先の損保7社に対して報告徴求命令を通達。その提出締め切りが8月末に迫っている。なかでも、最も苦慮しているのが損保ジャパンだ。

「かつてビッグモーターの兼重宏一前副社長(35)が在籍し、’11年から現在まで37人が出向するなど両社は蜜月関係でした。不正を黙認していた可能性もあり、金融庁は重点調査対象に指定しています。

社長の白川儀一氏(53)は立命館大学出身。’19年に48歳の若さで執行役員に選出されたエリートです。年次が上の役員が37人もいる中、’22年に社長に大抜擢されました。かなりのヤリ手ですが、もし不正を見逃していたとなれば、辞任は避けられないでしょう」(全国紙社会部記者)

実際にFRIDAYはビッグモーターの元幹部から、車の損害を過大に見せるための写真の撮影方法を、損保ジャパンの社員から直接指示されたという証言を得ている。

不正の実態を把握しながらも見過ごしていたのだとすれば、けっして許されることではない。8月下旬、都内の高級マンションから出勤する白川氏を直撃した。

――報告書提出後に辞任されるという噂を聞いておりますが、事実でしょうか?

「すみません。守秘義務がありますので」

――今までは「知りようがなかった」という主張をされていましたが、現在もそれは変わらないのでしょうか?

「…………」

白川氏は無言で送迎用のレクサスに乗り込み、走り去った。

後日、損保ジャパンの広報部からも回答があり、白川氏の辞任の可能性については「回答を控えさせていただきます」と返答があった。また不正黙認の実態については、事案が特定できれば「事実関係を確認させていただきたい」と答えた。

本当のエリート経営者なら、説明責任を果たさなければ、会社は信用を失うことを重々承知のはずだが……。

『FRIDAY』2023年9月8日号より

  • PHOTO結束武郎

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事